シャインマスカットは1日に何粒くらい食べていいの?栄養や効能は?

スポンサードリンク

シャインマスカットは好きですか?昔は、デラウェアや巨峰が定番でしたが、近年では、品種改良されて色々な種類のぶどうが出てきています。シャインマスカットもその代表格です。大粒で甘く、皮ごと食べられることから、人気のフルーツとなっています。今回は、シャインマスカットについてまとめてみました。

  • シャインマスカットのカロリーはどれくらい?
  • シャインマスカットの栄養と効能について
  • シャインマスカットを食べ過ぎたらどうなる?
  • シャインマスカットは1日に何粒くらい食べていいの?
というテーマでお送りします。

スポンサードリンク

シャインマスカットのカロリーはどれくらい?

大きさは巨峰並み

シャインマスカットは、1粒の大きさが巨峰並みだと言われています。カロリーや糖質は、以下、表の通りです。

  カロリー 糖質
1房(600g) 384kcal 96g
1粒あたり 9.6kcal 2.4g
100gあたり 64kcal 16g

カロリーは意外と低い?

以下、シャインマスカット、巨峰、デラウェア、ピオーネのカロリーを比較した結果です。グラム数はそれぞれ違うので、一見分かりづらいかもしれませんが、シャインマスカットのカロリーは、とびぬけて高いわけではありません

  1粒あたり

シャインマスカット

600gあたり384kcal

15gあたり9.6kcal

巨峰

250gあたり148kcal

12gあたり7kcal

デラウェア

120gあたり71kcal

2gあたり1kcal

ピオーネ

650gあたり384kcal

13gあたり8kcal

カロリーはそこまで高くないのですが、甘いということは糖質が高いということです。特に、ダイエット中の方は、食べ過ぎには気を付けましょう。

スポンサードリンク

シャインマスカットの栄養と効能について

シャインマスカットの栄養成分

シャインマスカットには、食物繊維各種ビタミン、ミネラルが含まれています。健康維持するために積極的に摂っておきたい栄養成分です。

  • ポリフェノール:強い抗酸化物質で、老化予防・アンチエイジングなどにGOOD
  • ビタミンC:皮膚や粘膜を健康に保つ、免疫力アップ
  • カリウム:ナトリウムの排出を促し、血圧を正常に保つ
  • 食物繊維:便秘予防、整腸作用
  • ビタミンB1:糖質がエネルギーに変換されるのを促す。疲労回復にGOOD
  • ビタミンB6:タンパク質と脂質からエネルギーを作る際のサポート役。皮膚や粘膜を正常に保つ。神経機能を正常に保つ。イライラやうつの改善にも!
  • レスベラトロール:ポリフェノールの一種。強い抗酸化作用がある。細胞の酸化を防ぎ、肌の状態を整える。アンチエイジングにおすすめ!

シャインマスカットの効果

皮ごと食べられるシャインマスカットは、栄養を丸ごと摂取できるので理にかなった食べ方と言えます。人間が健康に生きていく上で、欠かせないビタミン・ミネラル・食物繊維を含んでいることから、抗酸化作用による美容効果だけではなく、ガンや動脈硬化の予防についても注目されています。

スポンサードリンク

シャインマスカットを食べ過ぎたらどうなる?

腹痛や下痢が

シャインマスカットを食べ過ぎると、腹痛下痢になることがあります。その原因は、ぶどうの甘味成分である糖分、特に果糖の摂り過ぎによるものです。

ぶどうの主成分は、ブドウ糖や果糖です。果糖は小腸で吸収しにくく、過剰になると一部が大腸に流れ込みます。糖の濃度を薄めるために腸管内に水を放出し、下痢を起こすのです。

アレルギー症状が?

ぶどうは食物アレルギーの一種である口腔アレルギーを起こすことがあります。口や舌、喉などにかゆみやイガイガ感が出たり、腫れたりという症状が表れます。他にも、体質によっては、目や肌にもかゆみ、くしゃみや鼻水、頭痛、蕁麻疹などの症状が出ることがあります。

スポンサードリンク

シャインマスカットは1日に何粒くらい食べていいの?

朝に食べるのがお勧め!

昔から「朝の果物は金」と言われます。果物は朝食べる方が良いという意味です果物の糖分がエネルギーに変わりやすいため、活動する機会の多い朝に食べるとすぐにエネルギー補給ができて効率が良くなります。

一方、夜間、寝る前に果物を食べると、エネルギーとして使われない糖分が脂肪に合成され、太りやすくなってしまいます。

健康な方の場合

厚生労働省による健康指針「健康日本21」では、近年、果物の摂取量が不足していることが指摘されています。摂取目標として、健康のために果物を1日200g以上摂ることが勧められています。

健康な人の場合、1日の目安量は、シャインマスカットなどの大粒品種で1日10~13粒程度となります

糖尿病の方の場合

糖尿病の方の場合、1日の果物の摂取量は80kcalを目安量とすることが多いようです。シャインマスカットなどの大粒品種で1日10粒程度になります。心配な方は、かかりつけ医にご相談ください。

妊婦さんの場合

「妊産婦のための食事バランスガイド」によると、果物は妊娠中期からは1単位増やして1日に3SV(サービング:食事の提供量の単位)を摂ることがすすめられています。果物の1SVは100gなので、妊娠初期は200g中期から授乳期までは1.5倍の300gが目標摂取量です。ぶどう(大粒)だけで換算した場合は、初期は1日10~13粒中期なら15~20粒が目安となります。

子どもの場合

子供は6歳以上の学童期になると、果物は成人と同じ200gを目標量となります。ただし、5歳以下の乳幼児は、年齢や体格によって調節してください。

5歳以下の乳幼児の、「1日の果物摂取量とぶどうの目安量」は以下の通りです。

 

1日の果物摂取量

生後12~18か月

野菜+果物40~50g

(ぶどう1~2粒程度)

生後18か月~2歳

100g

(ぶどう6粒程度)

3~5歳

150g

(ぶどう10粒程度)

スポンサードリンク

シャインマスカットの美味しい食べ方!

そのまま洗って一口

シャインマスカットは、丸ごと美味しく頂けます。皮ごと食べることで、栄養素を無駄なく取り入れることができます。デザートのトッピングとして使う場合も、ぜひ、皮ごと使いましょう。

シャーベットに

シャインマスカットを冷凍してシャーベットにするのもおすすめです。シャインマスカットのみならず、ぶどうはとてもデリケートなフルーツで、常温でも冷蔵でも傷みやすいものです。房から粒をハサミで外し冷凍容器に小分けにして冷凍します。房を外すことで、傷みなくかさばらずに保存できます。冷凍保存の目安は3~5週間ほど。保存袋には日付を書いておくと便利です。

スムージーに

シャインマスカットの甘味を生かしたスムージーもイチオシです。シャインマスカット・小松菜・りんご・バナナ・豆乳をミキサーにかけます。砂糖を入れなくても十分甘く、栄養価も高いので、朝、目覚めの一杯としておすすめです。

スポンサードリンク

まとめ

今回は、シャインマスカットについてまとめてみましたが、いかがでしたか?

この記事をまとめると

  • シャインマスカットは、ビタミン類、ミネラル、食物繊維などの栄養を含む
  • 食べ過ぎると、下痢を起こしたり、体質によっては口腔アレルギーを起こす
  • 1日の目安量は健康な大人で10~13粒
  • 食べるタイミングは朝食がベスト

シャインマスカットは、甘くておいしいのでつい食べ過ぎてしまいがちですが、糖質が高いので、食べ過ぎには注意してくださいね。

スポンサードリンク