春巻きの皮と餃子の皮の違いとは?代用することはできる?

パリパリとした食感と中華餡との相性が堪らなく美味しい春巻き。揚げることで食感が大きく変わることが特徴的ですよね。一方で、餃子の皮も春巻きの皮ととても良く似ています。どちらも役割としては似ていますが、両者の違いはどのような部分なのでしょうか。

今回は、春巻きの皮と餃子の皮の違いについて解説していきます。材料の違いはあるのか、両者は代用品としても機能するのか、詳しく見ていきましょう。今回紹介していくテーマは、

  • 春巻きの皮と餃子の皮の定義と特徴ついて
  • 春巻きの皮と餃子の皮の違いとは?
  • 春巻きの皮と餃子の皮を代用することは出来る?

これらのテーマで紹介していきます。是非最後までチェックしてくださいね。

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春巻きの皮と餃子の皮の定義と特徴ついて

春巻きの皮と餃子の皮、この2つはそれぞれどのような定義を持ってこの名前が付けられているのでしょうか?春巻きの皮とはなにか、餃子の皮とはなにか、詳しく見ていきましょう。

春巻きの皮の定義と特徴

春巻きの皮の具体的な定義は決まっているのかというと、実は決まっていません。中国や台湾、フィリピン、ベトナムなど、国や民族によって色々な材料で作られた春巻きの皮が食べられています。

一般的な春巻きの皮というと、大きな正方形をしており、小麦粉や水、塩や油脂などを原料として作られた皮が多いでしょう。しかし、生春巻きと呼ばれる春巻きもあり、その場合は米を原料としたライスペーパーなどを使用します。

餃子の皮の定義と特徴

餃子の皮は丸い円形をしており、原料は強力粉や薄力粉に塩を混ぜて作られることがほとんどです。使用する用途によっては、モチモチ感を出すために強力粉のみを使用して作る場合などもあるようです。

皮の厚さや大きさなどは作るメーカーや人によって違うため、特に決められた定義などはありません。本場中国では「餃子は主食」という感覚で食べるようなので、餃子の皮は厚みのあるものを使用するようです。

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春巻きの皮と餃子の皮の違いとは?

続いて春巻きの皮と餃子の皮の違いについて紹介していきます。材料や加工方法の違いなどに注目して紹介していきます。

水分量の違い

春巻きの皮と餃子の皮の違いとして「水分量の違い」が挙げられます。春巻きの皮は粉に対して同量、もしくはそれよりも多くの水で捏ねていきます。対して餃子の皮は、粉に対して約半分程度のお水で捏ねていきます。

水分量でみると「春巻きの皮>餃子の皮」ということになります。

加熱の有無

もう一つの違いは「加熱の有無」です。春巻きの皮はお水の量が多いため、生地の材料を混ぜた時点ではまだ液体です。そのため、固める為に生地の液をクレープ生地のように焼き上げます

一方の餃子の皮は、材料を混ぜ合わせて捏ね、寝かせてから薄くして型取りしていきます。イメージ的にはうどんやパンを作る方法に似ています。そのため、餃子の皮は未加熱のため加熱せずに食べてしまうと消化不良などを引き起こす可能性があります

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春巻きの皮と餃子の皮を代用することは出来る?

春巻きを作る際に餃子の皮を使用し、餃子を作る際に春巻きの皮を使用することは可能なのでしょうか?それぞれの皮は代用可能なのか詳しく見ていきましょう。

代用は不可

春巻きと餃子、それぞれの料理を作る際にお互いの皮を代用品として使用できるのかと言いますと、代用はできません。春巻きの皮を使用して餃子を作ると、中身に火が通る前に皮が焦げる可能性が高いです。春巻きの皮は既に加熱済みですからね。

一方の餃子の皮で春巻きを作る場合ですが、理論上不可能ではないですが、そもそも形や大きさが全く違うためおススメできません。というよりも餃子の皮で餡を包んだ場合、それは恐らく春巻きではなく餃子になります。

ですので、春巻きを作るときは春巻きの皮を使用し、餃子を作るときは餃子の皮を使用するようにしましょう。もしない場合は手作りもできますから、頑張って作りましょう!

手作りすることが出来る

餃子の皮と春巻きの皮はご家庭で手作りすることも可能です。餃子の皮は寝かせる時間があるため少し時間はかかりますが、春巻きの皮は意外とすぐに作れます。皮から手作りした餃子や春巻きは、苦労している分美味しくなること間違いなしです♪

基本的な材料は粉と塩、油やお水だけですから、大抵のご家庭でも材料は揃っていると思います。後は時間をかけるだけですから、お休みの時などの心の余裕があるときは記事から作ってみても良いかもしれませんね。

まとめ

今回は、春巻きの皮と餃子の皮の違いや、それぞれの皮の特徴について紹介していきました。

この記事をまとめると

  • 春巻きの皮は粉に対してお水を同量使用、もしくはそれ以上のお水を使用するため水分含有量が高い。
  • 春巻きの皮はできた生地の液体を一度焼き上げるため、クレープ生地の作り方と似ている。
  • 餃子の皮は、粉の割合に対して水分量50%程度で捏ねあげて作るため、イメージとしてはパンやうどんに近い。

いかがでしたか?餃子の皮や春巻きの皮について、少しでも知識が深まったのであれば幸いです。最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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