春の訪れを感じる“春野菜”は、瑞々しい彩りの良い食材が多くお料理していても楽しいですよね。
そんな春に旬を迎える野菜の中でも「さやえんどう」は緑黄食野菜な&可愛いお豆もあり栄養価は抜群なため、ソテーなどで頂く方も多いのではないでしょうか。
- さやえんどうとは、どんな野菜?スナップエンドウ・えんどう豆との違いとは??
- さやえんどうは冷凍保存が良い?!冷凍方法・解凍方法など徹底解説!
- さやえんどうを美味しく頂きたい・・・!基本の下処理方法やレシピもご紹介!
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目次
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さやえんどうとは
さやえんどうとはマメ科エンドウ属の
- 豆を食べる「実えんどう」
- 豆が大きくなる前に莢(さや)ごと食べる「さやえんどう」
の2種に大きく分けられ、収穫時期によって食べ方の違う「エンドウ豆」のことを区別して名付けられているものが多いです。
さやえんどうとは
さやえんどうとは
旬 | 主な生産地 | 大きさ |
春~初夏 | 鹿児島県、愛知県、福島県など | 長さ5cm程度、全体的に薄い、豆が膨らんでいない |
スナップエンドウやえんどう豆とは何が違う?
「スナップエンドウ」・「えんどう豆」と「さやえんどう」は同じ、マメ科エンドウ属の野菜ですが
スナップエンドウ | えんどう豆 | さやえんどう |
莢ごと食べる | 豆の部分のみを食べる | 莢ごと食べる |
甘味があり、パリッとした食感 | 優しい豆の風味 | 歯ざわりの良い食感 |
アメリカ生まれの品種改良種 | グリーンピースのこと | 在来種の品種改良種 |
など少しずつ異なる点があります。そのため調理方法や食べられ方も違い
- スナップエンドウ・・・炒めもの、和え物など
- えんどう豆・・・豆ご飯、豆の卵とじなど
- さやえんどう・・・炒めもの、煮物の彩りなど
と食感や味わいに合わせて、使い分ける方が多いです。
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さやえんどうは冷凍保存すべき?
さやえんどうは
- さやの先端のヒゲ部分が白くピンと張りがある
- 豆がデコボコと張り出していない
- 鮮やかな緑色の莢をしており、全体的に艶っぽい
ものを選ぶようにしましょう。
あまり日持ちしないため、冷凍保存がおすすめ
さやえんどうは乾燥に非常に弱いため
そのため直ぐに食べない場合は
下茹でしてから冷凍すべし
さやえんどうを冷凍保存する際は
- ヘタ・筋を取り除き、さやえんどうを塩水で約1分程度軽く茹でる
- ザルに上げて水気をよく切り、1回分ずつに小分けしてラップに包む
- ラップで包んだ2を、保存袋にまとめて入れて冷凍庫で保存
保存期間や解凍方法
冷凍のさやえんどうは
- 加熱調理の場合は、冷凍のまま使用する
- 和え物などの場合は、電子レンジ・熱湯をかけるなどを行う
と簡単に調理できますよ。
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さやえんどうを食べる
ここからは「さやえんどう」を美味しく頂ける基本の下処理方法やおススメレシピを詳しくご紹介していきます。
豆類では異例、スナック菓子になるほどの人気
さやえんどうは
カルビーから販売されている「さやえんどう」スナック菓子にも
- 着色料は不使用と自然由来の緑色で、えんどう豆を丸ごと使用している
- 油で揚げておらず、焼き上げた後に少量の油を吹き掛けておりのどごしを良くしている
- 豊富なたんぱく質、豆約111粒分の食物繊維が含まれているなど栄養も豊富
などの特徴があります。
基本の下処理
鮮やかな緑色の彩り良く、食感も損なわない「さやえんどう」の基本の下処理をご紹介します。
- さやえんどうの筋を取り除きます。ヘタの部分を持ち、直線側の方向にゆっくりと引っ張って先端まで筋を取ります。
- 反対側も1と同様にして、筋を取り除きます。ゆっくりと下に引っ張り、先端まで筋を取ります。
- 茹でて使用する場合は、塩水にさやえんどうを入れて15秒程度茹でてから水にさらして、水気を取ります。
茹でない方法には、電子レンジで加熱・水にさらすなどの方法もあります。
おすすめレシピ
下処理を行った「さやえんどう」は色々なお料理に使用することができます。
- 茹でたさやえんどうを、“サラダ”にトッピングして
- 出汁・醤油・みりんなどを煮たた中に、下茹でしたさやえんどう・溶き卵を入れた“卵とじ”に
- いつもの“にくじゃが”や“筑前煮”などの煮物の彩りに、下茹でしたさやえんどうを添えて
など調理方法が豊富ですので、是非お好みの調理方法で美味しいさやえんどうを味わってみてくださいね。
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まとめ
この記事をまとめると
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さやえんどうとはマメ科エンドウ属の緑黄色野菜の1つで、マメ科エンドウ属には①豆を食べる「実えんどう」②豆が大きくなる前に莢(さや)ごと食べる「さやえんどう」の2種に大きく分けられており、さやえんどうは②の品種の1つ
- さやえんどうは乾燥に弱いため、常温保存は基本NG。直ぐに食べない場合は、下処理・下茹で後に冷凍保存しておくと約1ヶ月程度の日持ちをするのでおススメ
- 基本的にさやえんどうは、両側の筋を取り除いてから下茹でを行い調理に使用する
- さやえんどうは、サラダ・炒めもの・スープ・煮物などの彩り・和え物など調理方法が豊富
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