食物繊維が豊富なため腹持ちが良く、尚且つ低カロリー低糖質と、ダイエッターにはとってこんにゃくは必需品とも言えます。炭水化物を控えて、こんにゃくでお腹を満たす方もいますよね。
そんなこんにゃくですが、食べ過ぎると思わぬ危険が生じることをご存じですか?今回は、こんにゃくを食べ過ぎてしまうとどうなるのかについて詳しく紹介していきます。今回のテーマは、
- こんにゃくで腹痛や下痢になる原因
- こんにゃくは適切な量食べれば効果的
- こんにゃくは一日どれくらい食べても良いの?
これらのテーマで紹介していきます。ぜひ最後までチェックして見てくださいね。
スポンサードリンク
目次
|
|
こんにゃくで腹痛や下痢になる原因
こんにゃくには豊富な不溶性食物繊維が含まれています。便の量を増やし、腸内を刺激する効果があります。適量であれば便秘の解消や、腸内環境の改善が見込めます。
しかし食べ過ぎてしまうと、食物繊維の過剰摂取となり、思わぬデメリットが生じることもあります。
こんにゃくの食物繊維が原因
こんにゃくの食物繊維は不溶性食物繊維とよばれ、便の量を増やし、腸内を刺激する効果があります。適量であれば便秘の解消や、腸内環境の改善が見込めます。
しかし食べ過ぎてしまうと、便秘が逆に悪化してしまったり、腸閉塞を起こしてしまう可能性があります。
消化ができない
不溶性食物繊維はヒトの腸内では消化吸収されません。そのため水分を吸収し、便の容積を増やしてくれます。適量であれば便秘の解消や、腸内環境の改善が見込めますが、摂りすぎてしまった場合は腹痛や胃痛の原因となります。
一度にたくさん食べると危険
不溶性食物繊維は消化吸収されず、腸内をゆっくりと動いていきます。そのため、体外へ便として排出される前にどんどん食物繊維を摂り続けると、お腹の張りや吐き気などを感じる可能性もあります。
こんにゃくは1日300ℊ程度を目安に、こまめに長く食べ続けるようにしましょう。
スポンサードリンク
こんにゃくは適切な量食べれば効果的
ここまでデメリットばかり紹介していきましたが、適量であれば体にとってはほとんどメリットしかありません。こんにゃくを食べるメリットについて詳しく紹介していきます。
ダイエット効果
こんにゃくと言えば高いダイエット効果が期待できることで有名です。こんにゃくの成分でもある「グルコマンナン」は、水を吸収して膨らむ性質を持っています。そのため、食べた際に満足感を感じ、過食を防止してくれます。
カロリーや糖質もとても低いですから、こんにゃくはまさにダイエットのための食品と言えるでしょう。
便秘改善効果
こんにゃくの食物繊維は不溶性食物繊維とよばれ、便の量を増やし、腸内を刺激する効果があります。適量であれば便秘の解消や、腸内環境の改善が見込めます。
便がいつも柔らかすぎるといった悩みも解消してくれます。腸内環境が改善されれば、大腸がんのリスクが下がったりと、様々なメリットが期待できます。
血圧や血糖値を下げる
こんにゃくには血圧降下物質が含まれていることがわかっています。また、糖質とこんにゃくを一緒に摂取すると、食後30分の血糖値やインスリン値の上昇を抑制してくれる効果もわかっています。
食べる量やタイミングなどを正しく知っておけば、こんにゃくの効果を最大限に活かすことができますよ。
スポンサードリンク
こんにゃくは一日どれくらい食べても良いの?
適量であれば様々なメリットがあるこんにゃくですが、適量とは1日どの程度なのでしょうか?詳しく紹介していきます。
一日の摂取量
こんにゃくは1日300ℊ程度を目安に食べるようにしましょう。板こんにゃく1枚程度です。こんにゃく100ℊあたり約2ℊ程度の食物繊維が含まれています。
300ℊ食べても約6ℊですが、食物繊維は他のお野菜などにも多く含まれていますから、食べ過ぎには注意が必要です。成人の食物繊維摂取目安量は1日18~21ℊ程度ということを頭に置いておきましょう。
置き換えダイエットもほどほどに
炭水化物抜きダイエットと称し、糖質を極限まで減らし、体重を減らすといった方法がとても流行っています。ご飯の代わりにこんにゃくを食べ続ける方もいますよね。
しかしどんなに体に良いと言われている成分も、摂りすぎてしまえば毒となります。糖質やカロリーは体を動かす原動力ですから、本来必要な栄養素です。
それを全く摂らずに生活し続けるわけですから、長い目で見た時の健康寿命は短くなりそうです。何事もバランスが一番大切、ということを念頭に食生活に向き合いましょう。
スポンサードリンク
まとめ
今回は、こんにゃくの食べ過ぎによるデメリットや、効能について詳しく紹介していきました。
この記事をまとめると
- こんにゃくの食べ過ぎは下痢や腹痛の原因となることも
- こんにゃくは1日300ℊ程度を目安に食べる
- 適量を食べ続ければ様々なメリットを受けられる
いかがでしたか?お腹の調子がなんとなく悪く、便秘・下痢気味という方は、こんにゃくを1日300ℊ程度食生活に取り込んでみるのも良いかもしれませんね。
価格もとても安く、スーパーやデパート、コンビニなどどこでも取り扱っているため買いやすいです。ぜひ試してみてくださいね。
スポンサードリンク