ルイベ漬けの解凍後の賞味期限・日持ち|食べ方・解凍方法・時間は?

北海道の郷土料理に『ルイベ』というものがありますが、どんな食べ物か知っていますか?鮭やマスなどの魚を使った料理で、日持ちするので長期保存が可能です。冷凍状態で食べるという珍しい特徴のルイベですが、一度解凍したものはどれくらい日持ちするのでしょうか?今回は、

  • ルイベ漬けとはどんな料理?
  • 冷凍保存期間 / 解凍後の日持ち

こちらのテーマについて紹介いたします。

スポンサードリンク

ルイベ漬けとは?

ルイベ漬けとは、鮭やマスなどの魚を冷凍させてから、解凍せずにお刺身にして食べる料理のことです。凍ったまま食べるので、口に入れた時のしゃりしゃり感や冷たさ、そして口の中で溶けていく味わいが特徴です。

元々ルイベはアイヌ民族発祥の料理と言われていますが、現在では北海道の郷土料理として扱われています。北海道では鮭の収穫量が多いため、貴重なタンパク源として食べられていました。

冷凍することで保存性が高く、鮭を雪に埋めて食べていたことがルイベの起源となっています。ルイベは鮭やマスを使用するのが一般的ですが、他にもタラや帆立貝といった魚介類でも食べられています。

どこで売ってる?

ルイベ漬けは北海道をメインに食べられているものなので、他の地域ではあまり見かけることがないかもしれません。ルイベ漬けが購入できる場所としては、北海道の物産展やネット通販・ふるさと納税などがあります。

値段は店舗によっても異なりますが、200g2,000〜3,000円弱が相場となっています。

スポンサードリンク

ルイベ漬けの食べ方は?

ルイベ漬けの食べ方として一番シンプルなのは、そのまま食べる方法です。通常のお刺身と同じようにわさび醤油をかけたり、ポン酢やレモン汁などのさっぱりした調味料をかけても美味しいです。

また、温かいご飯の上にのせれば凍ったルイベがほどよく溶けて、なめらかな口どけになります。冷たいままシャリシャリ食感を楽しんでも良し、とかしてとろける食感を楽しんでも良しの一品です。

ルイベ漬けの賞味期限はどれくらい?

ルイベ漬けは冷凍保存が基本ですが、冷凍時と解凍後の日持ちをそれぞれ確認してみましょう。

冷凍保存期間

冷凍状態のルイベ漬けの賞味期限は、約2ヶ月となっています。

解凍後の賞味期限

一度解凍したルイベ漬けの賞味期限は1〜2日で、保存は冷蔵庫になります。一度解凍したものの再冷凍は傷みやすいのでNGです。

賞味期限切れはいつまで食べられる?

冷凍状態で2ヶ月日持ちするルイベ漬けですが、冷凍庫の中では菌が繁殖しないので1ヶ月近くの期限切れでも食べられることがほとんどです。

しかし、あまりに長期間期限が切れている場合は冷凍焼けを起こしてスカスカになってしまうこともあるので、期限内に食べ切るのが無難でしょう。

腐るとどうなる?

解凍後のルイベ漬けは、腐るとどうなるのでしょうか?腐ったルイベの特徴について確認してみましょう。

腐ると…
  • ぬるぬるしてヌメリがある
  • ねっとりしている
  • 生臭いにおいがする
  • 黒く変色している
  • 溶けている

ルイベが腐るとこのような状態になります。ぬるぬるねっとりしたものには注意が必要です!ヌメリは臭いの原因にもなりますので、臭いでもよく見極めましょう。

どろどろして身が溶けているものは、だいぶ腐敗が進んでいます。味も変わっている可能性があり、食中毒の原因となりますので廃棄しましょう。

スポンサードリンク

まとめ

この記事をまとめると

  • ルイベ漬けとは北海道の郷土料理で、鮭やマスを凍ったまま刺身として食べるもの
  • 元々はアイヌ民族発祥の食べ物で、保存性やたんぱく質の高さが好まれていた
  • 冷凍状態であれば2ヶ月は保存可能◎ 多少の期限切れでも食べられることが多い
  • 解凍後の日持ちは1〜2日!お刺身と同じで腐りやすいので注意

ルイベ漬けはあまり馴染みがない方も多いかと思いますが、ふるさと納税の返礼品として扱われていたり、ネット通販でも購入可能なので、気になる方は是非チェックしてみてください。

スポンサードリンク