ルバーブジャムの保存方法と保存期間を解説!ジャム以外のルバーブの使い道は?

健康を気にする意識の高い方にじわじわと人気がでている、ルバーブを知っていますか?ルバーブはジャムで食べることが多いので、果物と思われがちですが、シベリア原産の野菜です。ヨーロッパでは昔からよく食べられていて、薬としても使われていました。

美容に嬉しい効果が多く含まれ、人気の出てきたルバーブ。この記事では、ルバーブジャムの保存方法やジャム以外の使い道について書いていきます。ぜひ、最後までお読みください。

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ルバーブとはどんな野菜?

学名 Rheum rhabarbarum
分類 タデ科カラダイオウ属
原産地 シベリア南部
和名 食用大黄、丸葉大黄
英語名 rhubarb
フランス語名 rhubarbe
おいしい時期 5月〜9月

ルバーブはフキのような見た目をしたタデ科の野菜で、加熱すると短時間で溶けてしまうのでジャムやお菓子作りに使われます。北海道や長野のような涼しい地域で栽培されている他、オランダなどからも輸入されています。

生で食べられる?

ルバーブに含まれているシュウ酸は、体に良くありません。生で食べることで体に害を与えることが分かってからは、生食で食べることはできないとされています。ルバーブの中で一番シュウ酸が含まれているとされているのは葉の部分であり、葉の部分は特にシュウ酸が多いので食べてはいけません。

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ルバーブジャムの保存方法

ルバーブには、食物繊維、ビタミンC、カリウム、葉酸が多く含まれています。カリウムと食物繊維は、体にある余分なものを外に出す働きをします。デットックス効果が期待できるでしょう。

ビタミンC、葉酸は肌ツヤに欠かせない栄養素です。アンチエイジングが気になる方には、積極的に取り入れたい野菜ですね。気になる味の方は酸味が強く、砂糖との相性がいい野菜です。その酸味の強さから、一般的にジャムにするのが知られていますね。それでは、ルバーブジャムの保存方法をみていきましょう。

保存期間

ルバーブジャムの作り方は後ほど書くので、参考にしてください。ジャムを保存する時は、清潔な密閉できる容器に入れて冷蔵庫で保存しましょう。ルバーブジャムを手作りした場合の保存期間は、冷蔵庫保管で1〜2週間です。

腐ったらどうなる

ジャムは作ってすぐと、1週間ほどたってからでは味わいが変わります。味が変わるのは発酵され、味が熟成されるからです。けれど、腐ったジャムは食べられません。

保存していたルバーブジャムを食べる前には、カビが生えていないか異臭がしないか確認しましょう。

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ジャム以外のルバーブの使い道は?

ルバーブは、ジャムとして食べるのが一般的です。けれど、ルバーブは生でも食べられる野菜です。しかしルバーブを生食で食べる時には、注意が必要です。

実は、ルバーブの葉には​​シュウ酸やアントラキノンという毒性がある成分が含まれています。葉を食べると、下痢や嘔吐胃痛の症状が出るようです。ヨーロッパでは、子どもの死亡例が報告されています。

ルバーブの葉は、絶対に食べてはいけません。また、子宮収縮作用があるので、妊娠中には注意が必要です。

ルバーブの葉を食べない!妊娠中は食べない!に注意して、サラダとドレッシングで美味しく食べる方法をお伝えします。

ドレッシング

ルバーブの特徴は酸味の強さです。梅干しやレモンのかわりにドレッシングに使うといつものサラダが、ランクアップするのは間違いなしです。ドレッシングの、おすすめの組み合わせをご紹介します。

おすすめの組み合わせ

  • オリーブオイル・ブラックペッパー・きび砂糖・塩に細かく刻んだルバーブを混ぜる。

ルバーブの赤がサラダの緑に映えて、いつものサラダがカフェ風のサラダになりますよ。

サラダ

サラダにルバーブを入れるのもおすすめです。ルバーブは食物繊維を多く含みます。例えるなら、セロリの食感とにているでしょう。

ルバーブの特徴である、繊維質の食感が気になる方は、薄くスライスするか細かく刻んでサラダにトッピングしてみましょう。ルバーブの酸味と赤色が、サラダのアクセントになり食欲がない朝にもおすすめです。

ポイント

  • サラダに入れるときは、薄くスライスするか細かく刻むのがオススメです。

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ルバーブジャムの作り方

ルバーブは、火を加えるとトロトロに溶けて砂糖との相性もいいです。ジャムにすると色鮮やかな赤色になり、みた目にも楽しませてくれるでしょう。

酸味が強いので、たくさん作ってヨーグルトやチーズケーキに混ぜても美味しいです。お子さん向けには、表示より砂糖を多めに入れるといいでしょう。それでは、ルバーブジャムの作り方をお伝えします。

材料

ルバーブ400g、きび砂糖150g、レモン汁好みの量

作り方

  1. ルバーブはよく洗い、2cmほどのザク切りにする。
  2. 鍋にルバーブとルバーブがかぶるくらいの水、砂糖を入れる。
  3. 弱火で煮込みアクをすくう。
  4. 好みでレモン汁を入れる。
  5. 十分に冷めてから、清潔な密閉容器に入れる

ポイント

  • ジャムを作る時は、レモン汁を入れると変色が防げます。

皮は使う?

ルバーブの皮は食べられます。茎の下の方は繊維質で固くなっているので、気になる方は根っこの方の硬い部分をそいで使うと口当たりがなめらかになるでしょう。また、茶色く変色している部分も、取り除くと見た目にもきれいになります。

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まとめ

ここまで、ルバーブジャムの保管方法やジャムの作り方について書いてきました。

この記事をまとめると

  • ルバーブの葉には、毒性があるので絶対に食べない。
  • 子宮収縮作用があるので、妊娠中は注意が必要である。
  • ルバーブに含まれる栄養素は、食物繊維、ビタミンC、カリウム、葉酸など美肌やデトックスに作用するものが多く含まれる。
  • ルバーブジャムを保存する時は、清潔な密閉容器に入れる。
  • ルバーブは生で食べられるので、サラダやドレッシングに入れると彩がよくなる。

ルバーブは、鮮やかな赤色で食卓に取り入れると彩が豊になります。いつものご飯が、カフェのようなお洒落なイメージに変わるでしょう。美肌やデトックス効果など、健康を気にする方に嬉しい栄養素を多く含むのでぜひ食卓に取り入れてみてください。毎日の食卓が彩りゆたかになり、この記事がお役に立てたら嬉しいです。

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