ルバーブジャム作りは皮を剥かないで大丈夫!ジャムの保存方法は?

ルバーブは酸味が特徴の野菜ですが、栄養価も高く、美容効果も期待できるので最近は家庭などでも料理に使う人が増えています。その中で作りやすいのは「ルバーブジャム」であり、簡単に作ることができます。

この記事ではルバーブとルバーブジャムについて紹介します。

  • ルバーブジャムとはどのようなもの
  • ルバーブジャムの作り方
  • 正しい保存方法について

健康にもよいルバーブジャムの作り方や保存方法を覚えて、自宅でルバーブジャムを作ってみましょう。

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ルバーブジャムとは

野菜であるルバーブを使ったジャムといわれると、イメージが出来ない人もいるはずです。

ルバーブジャムとはどのようなものなのでしょうか?

なにに使える?

ルバーブジャムはトーストに塗ったり、ヨーグルトのソースとして使うのが一般的です。酸味があり、その味はあんずのような味になります。洋風なものや、デザートなどに使われることが多いですが、鶏肉の照り焼きなどにも使うことができます。

ルバーブジャムと醤油(2:1)を混ぜたものを加えを煮詰めることで、甘酸っぱさがおいしい鳥の照り焼きの完成です。この他にも、ルバーブシロップを作れば、ルバーブジュースが簡単に作れます。

切ったルバーブと氷砂糖を瓶に入れて、砂糖が溶けきるまで待てばできあがりです。炭酸水で割ったり、レモン汁を加えてレモネードにもぴったりです。

手作りできる?

ルバーブジャムは市販されているものをスーパーなどで見る機会がないので、手作りをするようになります。ルバーブが販売されている場所であれば、ルバーブジャムもみかけるかもしれませんが、他のジャムよりも作り方が簡単なので、ぜひ自宅でルバーブジャムを作ってみましょう。

ルバーブジャムの作り方

実際にルバーブジャムを作る時にはどのような材料が必要になるのでしょうか?

必要な道具

鍋(ジャムの煮る用と瓶の煮沸用)・瓶(煮沸できるもの)を用意しましょう。

材料

  • ルバーブの茎
  • 砂糖(ルバーブの重量の30%程度)
  • レモン汁少々

皮はむかないで大丈夫

ルバーブの葉には、シュウ酸などの有害物質が含まれているので、食べることができません。料理に使う時は、必ず葉を切り落とし、茎だけを使うようにしましょう。

<作り方>

  1. ルバーブの茎を1~2cmにカット
  2. 総重量に対して30%程度の砂糖を準備して、鍋にルバーブと砂糖を交互に敷き詰め3時間ほど放置します
  3. ルバーブから水分が出てきたら、鍋を火にかけて砂糖を溶かします
  4. 砂糖が溶けたら焦がさないように混ぜながら、浮いてきたアクを取り、煮詰めていく
  5. ルバーブが柔らかくなり、とろみがでてきたら完成です
  6. 仕上げにレモン汁を加えると色鮮やかになります

ルバーブには、赤・緑・薄い赤の3つの色があるので、赤いルバーブを使えば鮮やかな真っ赤なジャムになり、緑色であえば青梅のような色合いのジャムになります。味には変わりがありませんので、お店で販売しているルバーブの色を活かしたジャムを作りましょう。

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ジャムの保存方法

ルバーブは鮮度が落ちやすい野菜なので、早めに調理をして保存するようになります。保存する場合の保存方法について説明します。

煮沸消毒

ルバーブだけではなく、手作りジャムなどの保存をする際の保存方法ですが、長期保存をするためには瓶の煮沸消毒が必要になります。たっぷりの水を入れた鍋によく洗った瓶を入れて15分くらい煮沸殺菌をします。

この時に蓋もしっかりと煮沸殺菌する必要がありますが、パッキンのある蓋などの場合は後から短時間の煮沸をするようにしましょう。煮沸消毒をすることで、保存期間を長くすることが可能です。

中瓶につめる

煮沸が完了した瓶がまだ熱いうちに、ルバーブジャムを入れて、蓋を閉めます。このまま逆さにして冷ますことでルバーブジャムが完成しますが、長期保存をするのであれば、以下の方法を試してください。

ルバーブジャムを入れた瓶のふたを軽く閉めたら、鍋にお湯を半分くらいの量を入れて、瓶を入れて10~15分ほど煮沸殺菌をしましょう。瓶を取り出し、蓋を今度は強く閉め直して、再び煮沸殺菌をしたら瓶を引き上げ、冷めるまで逆さにしておきます。

瓶が冷めたら元に戻し、蓋が凹んだ状態になっていれば完成です。

蓋が凹んでいるこの状態を「脱気」といいます。脱気は、瓶の中の空気を抜き、内圧を下げることを指しており、この作業を行うことでタッパーなどの保存よりも長く保存が可能です。タッパーなどで1週間ほど、脱気をすることによって開封前であれば半年~1年常温保存が可能になります。

開封後の賞味期限は2週間となるので、気をつけましょう。

まとめ

ルバーブジャムについて紹介しました。

この記事をまとめると

  • ルバーブを砂糖で煮たジャムであり、あんずのような味と酸味が特徴
  • 砂糖とルバーブを煮詰める、ルバーブは皮つきでも問題はない
  • タッパーなどで保存の場合1週間しか持たないが、瓶を脱気をして保存をすることで未開封であれば半年~1年持つ

美容と健康に良いルバーブジャムは、簡単に作ることができます。保存方法に少し手間をかけるだけで、1度にたくさん作ったルバーブジャムの長期保存ができるので、ぜひ自宅て作ってみてはいかがでしょうか?