りんご酢を飲み過ぎると下痢・腹痛に!?正しい一日の摂取量は?

りんご酢はダイエット効果のあるフルーツ酢で、ダイエットを考えている人、ダイエット中の人はたくさん飲みたいと思うでしょう。しかし、りんご酢を飲み過ぎると、体調を崩すことがあるようです。

ダイエットで飲んでいるのに体調を崩してしまっては意味がありません。りんご酢を飲み過ぎるとどのような事が起きてしまうのか、以下の内容について紹介します。

  • りんご酢を飲み過ぎてしまうと体はどうなるのか?
  • 一日の摂取量はどれくらい
  • りんご酢を摂ることのメリットとは

飲み過ぎは良くありませんが、適量を知ることでダイエットにも効果的にりんご酢を飲むことができます。

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りんご酢を飲み過ぎるとどうなる?

体に良いりんご酢ですが、たくさん飲み過ぎることは体に良くありません。なぜ飲み過ぎは良くないのでしょうか?

胃腸が弱る

りんご酢にに含まれている酢酸は強い酸性なので、適量以上を飲んでしまうと胃を痛めてしまいます。適量以上を飲むだけではなく、原液をそのまま飲むことも、同様に胃や腸を痛めてしまうので飲まないようにしましょう。

空腹時にりんご酢を飲むことは、唾液の分泌も促進されるのでさらに胃が荒れてしまいます。

唾液の分泌は食欲増進になりますが、空腹時は胃が荒れ、食前に飲むと食べ過ぎに繋がります。胃腸が弱い人もりんご酢で胃を痛めてしまうので、飲む場合には注意が必要です。

胃腸に負担を与えてしまうことによって、腹痛を起こしたり下痢になってしまうことがあります。

胃潰瘍や胃酸過多などの持病がある人は、飲み始める前に主治医に相談してから飲むようにしましょう。実際にりんご酢を飲む場合には、一日の適量を確認してを飲むようにしてください。

歯が溶ける

りんご酢だけではなく、酢全体に言えることですが、酢に含まれる酸が歯の表面のエナメル質を溶かしてしまうことがあります。

歯が溶けると聞くと、すぐに歯磨きをすることが必要だと思ってしまいますが、これは逆効果となります。りんご酢を飲んだ時にすぐに歯磨きをしてしまうと、酸で歯を痛めてしまうので、りんご酢を飲んでから30分以上経過してから歯を磨くようにしましょう。

飲んだ直後に口の中が気になるのであれば、うがいなどをするようにしてください。

正しい一日の摂取量は?

ダイエットや健康に良いりんご酢ですが、飲み過ぎもよくありません。一日にどのくらいの量を飲むと良いのでしょうか?

摂取量

1日の適量は大さじ1杯(15cc)です。

りんご酢は、原液をそのまま飲むことはおすすめできません。料理に使ったり、飲む場合は5倍以上に薄めて飲むようにしましょう。

飲み方

飲み方としては、水・炭酸水・牛乳などで割ると飲みやすいです。市販のりんご酢の中には、そのまま飲めるもの販売されていますので、そのまま飲めるものを飲むのも良いです。

牛乳で割って飲むと、牛乳が凝固してしまうことがあります。りんご酢の量を加減することで、ヨーグルトドリングのようになるので、飲みやすくなります。

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りんご酢のメリット

りんご酢を飲み続ける事には、どのようなメリットがあるのでしょうか?

血糖値の上昇を抑える

りんご酢に使われるりんごは「一日一個のりんごで医者いらず」ということわざのように、健康に良い成分をたくさん含んでいます。

ペクチンは糖分の吸収を抑制するので、血糖値の上昇が緩やかになり、上昇を抑えることが可能です。りんご酢に含まれる酢酸は、血糖値の上昇を緩やかにしていく効果があるので、継続して飲み続けることをおすすめします。

血糖値の上昇を抑えるためにりんご酢を飲む時は、食品と一緒に摂取する方が、より血糖値の上昇を緩やかにすることができます。

りんご酢に合う食品には、レモン・はちみつ・フルーツ全般、野菜などがあります。フルーツを入れたフルーツ酢などもおすすめです。

コレステロール値を下げる

血糖値だけではなく、ペクチンはコレステロールの吸収を抑制し、コレステロール値を下げる効果があります。

継続して飲み続けることで、内臓脂肪を減少させることが可能であり、誰にでも始めやすく簡単に続けることができるダイエット法になります。

酢酸は、脂肪代謝を促進する効果があります。そして、内臓脂肪の元になる脂質を利用・分解を促進するため、肥満を予防する効果があるので、継続して飲むことが大切です。

ダイエットとしてりんご酢を飲む時には、空腹時や食前ではなく、食事中や食後に飲みましょう。

まとめ

りんご酢を飲む場合の注意点、適量について紹介しました。

この記事をまとめると

  • りんご酢は飲む過ぎると胃腸が弱り、下痢や腹痛を起こす
  • 酢酸によって歯を溶かす
  • 一日の適量は大さじ1杯(15cc)飲む場合は割って飲むようにする
  • 血糖値の上昇を抑え、コレステロール値を下げる効果がある

飲み過ぎは体に悪いですが、適量を毎日飲み続けることでダイエットや血糖値にも効果があり、もちろん疲労回復効果も期待できます。胃腸に負担をかけない飲み方で体を健康にしていきましょう。