リーキはどこまで食べられる？青い部分･葉は？ネギとの違い･食べ方 |

ネギと見た目がよく似た野菜で「リーキ」というものがあります。あまり一般のスーパーには出回っていないので、見かける機会は少ないかもしれません。しかし、リーキはかなり使える美味しい野菜だったのです。今回の記事では、リーキとはどんな野菜なのか？ということを中心に、以下のような内容をまとめていきます。

リーキとはどんな野菜でどこまで食べられる？
リーキを美味しく食べるにはどうすればいい？
リーキに合う料理ってどんな料理？

この記事を読んで頂ければ、高級食材「リーキ」について詳しくなることが出来るでしょう。

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1 リーキとはどんな野菜？
2 リーキはどこまで食べられる？
- 2.1 青い部分
3 リーキの下ごしらえ
4 リーキのおいしい食べ方･料理
5 まとめ

リーキとはどんな野菜？

リーキとは地中海沿岸が原産の野菜で、見た目は白ネギにも似ています。古代エジプトやギリシャなどでは既に栽培されていたと言われるほど、歴史のある野菜なのです。別名「ポロネギ」と呼ばれることもあります。リーキについて、もう少し詳しく見ていきましょう。

どんな味？

リーキの味は「火を通すと非常に甘くなる味」です。ネギとも似ていますが、ネギよりも癖がないのが特徴。じゃがいもとの相性もいいため、ポタージュやグラタンにもよく使われる野菜です。ヨーロッパの秋冬には欠かせない野菜として人気です。

旬の時期

リーキが旬を迎えるのは「秋から冬ごろ」です。ただ、ヨーロッパでは年中食べられている野菜なので、輸入物のリーキは探せば一年中流通しているでしょう。日本国内ではあまり栽培されていないため、国産のリーキを探し出すのはかなり難しいはずです。

ネギとの違い

リーキはネギと見た目が似ていますが、柔らかくなるまで煮込むと、ネギよりも甘くなります。ネギ特有の癖も無いため、洋食の香り付けには重宝される野菜です。

値段

リーキは実は「高級食材」だとされています。というのも、リーキは1本当たりが、1000円することもあり、ネギと比較すると、かなり高額なのです。ただ、リーキを料理に使うだけで、一気に味に深みが出るので、思い切って購入してみましょう。

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リーキはどこまで食べられる？

リーキは基本的に「全ての場所」が食べられます。ただし、一般的には「白い部分だけ」を食べて青い部分は捨てるのが普通です。白い部分をしっかり煮込むと甘くなりますが、青い部分は繊維質が残ってしまうため、あまり食用には向かないのです。

青い部分

では、青い部分は必ず捨てなければいけないのか？というと、そういうわけでもありません。青い部分にもリーキ特有の香りが付いているので、料理には使えます。例えば、ミキサーなどでペースト状にして料理に加えるだけで、香り付けなどに使う事が可能です。

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リーキの下ごしらえ

リーキを美味しく食べるには、きちんと下ごしらえをするのがポイントです。リーキの見た目はネギと似ていますが、葉の生え方が「V字型」になっているため、土が中まで入りやすくなっています。そのため、下処理として大切なのが「良く洗う事」です。

ボールにたっぷりの水を張り、そこでリーキを手で丁寧に洗いましょう。青い葉の部分はもちろん、根元の白い部分にまで土が入っている可能性があるので、下の方まで丁寧に洗う事をおすすめします。洗い終わったら、青い部分はカットし、細かく刻んで料理に使うか捨てましょう。

白い部分はそのまま煮込み料理に使えるので、ジップロックなどに入れて冷蔵保存します。

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リーキのおいしい食べ方･料理

リーキはどんな料理にすると、美味しく食べられるのでしょうか？簡単な料理をいくつかご紹介しておきます。

マリネ

おすすめの料理1つ目は「マリネ」です。リーキの根元の白い部分を厚めの輪切りにし、オリーブオイルを敷いたフライパンで炒めます。そこに白ワインを50ml投入し、蒸し焼きに。最後にお皿に盛り付け、レモンドレッシングやレモン果汁、塩、砂糖、コショウで味を調えたら完成です。

リーネの香りとレモンの香りがベストマッチします。

グラタン

おすすめの料理2つ目は「グラタン」です。通常、日本のグラタンにはあまりリーキが入ることはありません。しかし、グラタンにリーネを入れて食べることは、ヨーロッパではかなりポピュラーなのでおすすめです。通常通りグラタンを作り、ホワイトソースの中に厚切りにしたリーネを投入します。

そのままオーブンに入れ、焼き色が付くまで焼くと美味しいリーネ入りのグラタンの完成です。じゃがいもとも相性がいいので、ポテトやチキンを一緒に入れて作ると、美味しく仕上がるでしょう。