ポンカンといえば濃厚な甘さと香りが特徴的なみかんの仲間ですよね。東京に住んでいるとあまり馴染みのない柑橘類なのですが、たまに知り合いに贈り物としていただくことがあります。
そんなポンカンですが、一般的なみかんと比べて皮の厚みや果肉を被っているジョウノウという膜の厚みが違いますので少し食べるのに困ってしまうこともあると聞きます。
今回の記事ではポンカンとはどのような食材なのか、ポンカンの美味しい食べ方、栄養価、保存方法について解説していきたいと思います。
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目次
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ポンカンとは
ポンカンはインドが原産とされるみかんの仲間で、アジア圏で多く栽培されています。濃いオレンジ色の皮を持っており、通常のみかんと比べて凸凹が多いのが特徴的です。
皮が特徴的
皮と果肉の間に隙間ができやすく、通常の温州みかんに比べてとても剥きやすいということもポンカンの特徴です。ジョウノウ部分の膜も薄いので、剥かずにそのまま一緒に食べる人がほとんどですが、剥いて食べるのもとても簡単なのでどちらか選ぶことができます。
ポンカンは温州みかんに比べて甘みが強く酸味があまり強くないのも特徴的です。
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ポンカンの栄養素
ポンカンは非常に優秀な栄養素を豊富に含みます。いくつかピックアップして栄養素を解説していきますね。
ビタミンCが豊富
柑橘類の特徴とも言えるビタミンは「ビタミンC」ですよね。ポンカンとタンカンにも豊富にビタミンCが含まれています。ビタミンCは水溶性のビタミンの一つで、特筆すべき効果は
- メラニン色素の生成を抑える効果
- ストレスや抑うつ症状の改善
- 免疫力を高める
これらの3つです。メラニン色素とは黒い色素のことで、肌のシミの原因です。ビタミンCはすでに作られてしまった黒い色素を脱色してくれる「美肌効果」を持ちます。
さらにビタミンCは身体面だけでなくメンタルヘルスにも効果があるとされており、ストレス社会で戦う現代人の心のサポートもしてくれるのです。
ビタミンCには免疫力を高める効果があり細菌やウイルスが体内に侵入するのを防いでくれますし、既に侵入してしまった細菌やウイルスを退治する働きももち、症状が長く続くのを抑えてくれます。まさにスーパー栄養素なのです。
クエン酸が豊富
クエン酸は体内の疲労物質を分解し代謝を促進する効果があります。夏バテやひどい疲れがある時にポンカンを食べることで、疲労回復を促してくれるということです。疲労回復効果だけでなく血液をサラサラにする効果も期待できるので、生活習慣病の予防にも効果があると言われています。
ペクチンが豊富
ペクチンは食物繊維のことを言います。食物繊維は体内に入り、腸内にたどり着くと腸内細菌である善玉菌のエサになり善玉菌の増殖をサポートしてくれます。さらに便の中に水分を取り込んで、排出を促してくれるので便秘の改善にも効果があると期待されています。
腸内環境が綺麗になると美肌効果やストレス耐性が向上、便秘の改善、免疫力の向上など様々な健康に繋がる効果が期待できます!
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ポンカンの保存方法
ポンカンは非常に水分が抜けやすい特徴を持ちますので、空気に触れたままにしておくとあっという間にパサパサになってしまいます。なのでおすすめの保存方法は「ポリ袋に入れて常温保存」することです。
ポンカンを購入する時はダンボールなどで購入することが多いと思いますが、ダンボールのままで放置してしまうと下の方のポンカンから抜けた水分がカビを発生させてしまう原因になってしまいます。ダンボールのまま常温保存する場合は、こまめに中のポンカンの位置をかえるようにしなければなりません。
ポンカンの賞味期限
ポンカンの賞味期限は大体2週間~4週間程度になっていますので、早めに召し上がるようにしてください。
もしこの期間内に食べることができないのであれば、皮を剥いた状態で冷凍保存するのがおすすめです。冷凍保存すれば1~3カ月ほど保存することが可能になり、半解凍の状態で食べればシャーベットのように食べることもできるのでおすすめです。
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ポンカンの皮も食べられる!
ポンカンの皮は非常に薄いので、ママレードジャムにしたりオレンジピールのように加工すれば美味しく食べることができます。通常のオレンジよりも香りが強いので、より美味しいジャムに仕上げることができておすすめです!
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まとめ
いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、
この記事をまとめると
- ポンカンはインド原産の柑橘類でアジア圏で主に栽培されている
- 栄養素が豊富である
- 水分が抜けやすくパサパサになりやすいためポリ袋で保存するのがおすすめ
- ポンカンの皮は薄く、香りが強いため加工して食べるのもGOOD!
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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