ポカリスエットと言うとこれからの暑い日本の夏にはなくてはならない飲み物ですよね。私も熱中症対策として夏の暑い時期はポカリスエットのような電解質を含むドリンクを常に持ち歩いています。
ただし実はポカリスエットは持ち歩きには適しておらず、特に夏の暑い時期だとすぐにカビが生えてしまうんです!
今回の記事では、
- ポカリスエットとはどのような飲み物?
- 熱中症対策に使えるの?
- どんな成分が含まれるの?
- 夏の時期のポカリスエットの扱い方は?
- 白い浮遊物はカビ?
- 飲んでしまったらどうなるの?
これらについて解説していきたいと思います。
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目次
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ポカリスエットってどんな飲み物?
“ポカリスエット”は、大塚製薬が販売する飲料です。体液に近いものでできているので、素早く吸収することができるのが特徴で、汗により失われた水分と電解質をスムーズに補給してくれる役割があります。
すぐに飲むことができるペットボトルが一般的ですが、パウダータイプもあります。パウダータイプは自分で水で薄めて飲むことができ、すぐに作れるため手軽さが人気となっています。
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熱中症対策にはもってこいの飲み物!
これから日本は暑い夏を迎えますが、そこで毎年注意が必要なのが熱中症です。私たち人間には汗をかくという冷却機能は付いていますが、汗をかいても湿度が高い日本の夏というのは汗がなかなか体温を逃がしてくれません。なのでどんどん汗をかいてしまいしまいには、体の中から水分がなくなってしまい汗もかけなくなると熱中症になってしまいます。
私たちの体から出る汗には水だけでなく塩分やカリウムなどの電解質が含まれています。なので汗をかいた時には水分だけでなく塩分などの電解質を一緒に撮ってあげる必要があります。
そんな時にポカリスエットのような電解質を含むドリンクは、水分が失われた体に素早く浸透してくれるためすぐに体を水分で満たしてくれます。
詳しくはこの記事をチェック!
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ポカリは電解質の補給に便利
- ナトリウム:ナトリウムは、細胞の水分量及び、体内の水分保持に欠かせないミネラルです。人間の体内の水分を留める働きを持ち、普段は細胞外液に多く存在しています。ナトリウムとカリウムはセットで働き体内の水分調節とともに、老廃物の排出や栄養の取り込み、血圧に関わるミネラルです
- カリウム:カリウムは、細胞の水分量及び、体内の水分の排出に関わるミネラルで、細胞の中に主に存在しています。ナトリウムとセットで、体内の水分量を調整し、体内にある過剰な水分の排出を促進させます。むくみや冷え性と言った不調の改善効果があります。
- カルシウム:カルシウムは骨や歯の主成分のリン酸化カルシウムの材料でもあり、人間の体内の筋肉や臓器の収縮に関わるミネラルです。神経伝達の正常化にも大きな働きを持ち、体の酵素の働きをサポートします。血液凝固やホルモンの分泌等、多用な働きを持ちます。
- マグネシウム:マグネシウムは、健康な骨を作る上でビタミンDを活性型にする働きや、エネルギー代謝、たんぱく質の合成を担います。マグネシウムは、体内の酵素の要になる触媒や酵素反応を助ける働きを含めると300種類以上サポートしています。血圧の調整機能もあり、片頭痛や冷え性の改善にも効果があるとされています。
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夏の時期のポカリは保管に注意
皆さんはポカリスエットと言うとペットボトルのイメージが強いですよね。ペットボトルはそのまま口をつけて飲むことができるとても便利な保存容器で、安く手に入ることも大きなメリットですよね。
そんなペットボトルですが直接口をつけるということは口の中にいる細菌がペットボトルの中のドリンクに入ってしまうということです。私たちの口の中には様々な細菌がありますが、ペットボトルに入ってしまうことで飲み物の中の砂糖で大きく成長してしまうことがあります。
一度口をつけたら早めに飲み切ること
特に夏の時期のポカリスエットというのはかなり注意が必要で、飲みかけのポカリスエットを半日置いておくだけでポカリスエットの中に入った細菌が大きく増殖してしまい目に見えるほどの状態になってしまいます。これは私たちの口の中にいる細菌だけでなくペットボトルの口を開けた時に入ってきたカビの胞子が成長したものの可能性もあります。
細菌の場合もそうですがカビの場合は体に悪影響を与えてしまう可能性は十分に考えられますので白い浮遊物が浮いているものは絶対に飲んではいけません。
ひどい場合は食中毒症状が!
もしこのようなポカリスエットを飲んでしまった場合、ひどい場合だと重篤な食中毒症状を引き起こしてしまう可能性が考えられます。以下のような症状が出たら食中毒症状かもしれませんので、様子を見てひどくなりそうなら医療機関を受診するようにしましょう。
- 下痢
- 腹痛
- 吐き気
- 嘔吐
- 発熱
- めまい
食中毒を引き起こす悪い細菌が繁殖しやすいのは気温が30℃前後の時です。さらに湿度もあればより増殖が進みます。日本の夏というのは食中毒を引き起こす悪い細菌が繁殖するためにとても過ごしやすい環境になってしまうんです。
もし暑い夏の時期にペットボトルで飲み物を飲むなら、口をつけずに飲む「滝飲み」という方法で飲むことも効果的です。ただし少しでもペットボトルの口を開けてしまうと空気中の微生物が入り込んでしまうので、完全に防ぐことはできないと覚えておいてください。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、
この記事をまとめると
- ポカリスエットは体に吸収されやすい水分を含むドリンク
- 電解質がバランスよく含まれているので熱中症対策にとても良い!
- ポカリスエットは一度口を開けてしまうと細菌が入り込み増殖してしまう恐れがある
- 特に夏の気温が30℃を超える時期はカビや微生物の繁殖が活発化するので注意が必要
- 一度口を開けたポカリスエットは早いうちに飲み切った方が良い
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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