ポッキーと言えば、誰でも一度は食べたことがあるお菓子ではないでしょうか?
手軽に食べられるので、ついつい食べ過ぎでしまうこともありますよね。
そんなポッキーですが、使われている原材料などを詳しく見ることは少ないと思います。
ポッキーでアレルギーになったという話は聞いたことがありませんが、アレルギーになることはあるのでしょうか?そこで今回は、
- ポッキーってどんなお菓子?
- ポッキーでアレルギーに?
- グリコのお菓子のアレルギー情報
についてご紹介します。
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目次
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ポッキーってどんなお菓子?
ポッキーは長く親しまれているチョコレート菓子ですが、どんなお菓子なのでしょうか?
その歴史を詳しく見ていきましょう。
世界で初めての棒状チョコレート菓子
ポッキーは、 1966年に江崎グリコから発売された、「世界初の棒状チョコレート菓子」 です。
食べたときに「ポキン」と聞こえるところからポッキーと命名されました。
既存商品であったプリッツに、チョコレートをコーティングしたお菓子を作ろうとした際に、手が汚れないように食べることが大きな課題になったそうです。
費用や手間などの壁もあり、開発者たちも大いに悩んだ結果、一部、チョコレートを付けない部分を作るという今のスタイルを思いついたそうです。
長い間人々に愛されているお菓子
1966年に発売されてから順調に売り上げを伸ばし、1970年にタイ、1982年にフランス、1995年に上海と、どんどん海外に進出。
各国でも人気のお菓子となっています。
ちなみに、アメリカやシンガポールなどでは「pocky」の名前で販売されていますが、ヨーロッパでは「MIKADO」の名前で販売されています。
ちょっと名前が違って面白いですよね。
また、販売する国の気候などに合わせてチョコレートを変えるなど、細やかなレシピ調整も行っているそうです。
こういったところが、世界中で愛される理由なのでしょう。
2019年と2020年には、チョコレートコーティングされたビスケット菓子の売り上げ世界№1を記録し、2020年、2021年ともにギネス世界記録に認定されています。商品ラインナップ
ポッキーは常に進化しています。リニューアルしながら、定番商品や季節・地域限定商品を生み出す江崎グリコの企業努力は凄まじいものがありますね。
ラインナップは、
- ポッキーチョコレート
- ポッキー<極細>
- ポッキー<テイスティー>
- つぶつぶいちごポッキー
- アーモンドクラッシュポッキー
- ポッキー贅沢仕立て<ミルクショコラ>
- ポッキー贅沢仕立て<アーモンドミルク>
などが定番商品です。
その他、大袋や季節・地域限定のポッキーが多数あります。
旅行先の土産物店などにありますので、気になる方はぜひ探してみてください。
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ポッキーでアレルギーに?
ポッキーの原材料や製法、アレルギー物質などについて詳しく解説していきます。
気になる方はぜひ参考にしてみてください。
原材料と製法
製法は、長いプレッツェル生地を切り、焼き上げてチョコレート漬け。
手作業部分では、チョコレートが溶けにくい手袋を使用するなどの細かい配慮もされています。ポッキーのチョコレートを付ける工程は企業秘密なので知られていないそうです。
しかし、製造工場の見学などでは、プレッツェル部分の焼き上げやその他の工程は見学できるので、興味のある方は一度行ってみると楽しいと思います。
ポッキーに含まれるアレルギー物質
乳成分・小麦・大豆
その他注意すること
ポッキー1本あたりのカロリーは10.7kcal。 あんな細いのに、結構高カロリーです。子どもも食べやすいので、ついついつまんでしまいがちですが、食べる量には気を付けましょう。
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グリコのお菓子のアレルギー情報
グリコのお菓子に表示されているアレルギー情報や、食物アレルギーがある方でも食べられるお菓子をご紹介します。
アレルギー物質の表示
グリコでは、 特定原材料7品目とそれに準ずる21品目について表示されています。
また、同じ製造ラインで特定原材料7品目を使っている場合、意図しない混入「コンタミネーション」についての注意喚起も併せて表示されています。
- 特定原材料:小麦、卵、乳、落花生(ピーナッツ)、えび、かに、そば
- 特定原材料に準ずるもの:あわび、いか、いくら、オレンジ、カシューナッツ、キウイフルーツ、牛肉、くるみ、ごま、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、まつたけ、もも、やまいも、りんご、ゼラチン、アーモンド
植物生まれのプッチンプリン
乳成分や卵のアレルギーがある方でも、一緒に食べる楽しみを味わってほしいと、2020年の3月から販売されました。
動物原料・着色料・保存料。人工甘味料は使用せず、豆乳やアーモンドペースト、キビ砂糖などをベースに仕上げています。乳成分なしのセブンティーンアイス
「友達と同じものを食べたい」というお客様の声から生まれたのが、 乳成分が入っていないセブンティーンアイスです。
商品パネルに「原材料に含まれるアレルギー物質該当なし」と表示されており、わかりやすくなっています。
本品の製造ラインでは乳成分を含む製品を製造しているので、重度の乳アレルギーの方は気を付けてくださいね。
まとめ
今回は、ポッキーの歴史やアレルギー情報についてご紹介しましたが、いかがでしたか?
この記事をまとめると
- ポッキーは1966年から長く愛されるチョコレート菓子
- ポッキーには乳成分・小麦・大豆などのアレルゲンが含まれる
- 植物生まれのプッチンプリンや乳成分なしのセブンティーンアイスなども!
ポッキーでアレルギーになるわけではありませんが、アレルギー物質は含まれていますので、注意は必要でしょう。
しかし、グリコからはアレルギーに配慮したお菓子も販売されていますので、同じものを食べる楽しみを諦めなくていいのが嬉しいですね。
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