みかんのカロリーは？太る？ダイエット向き！栄養や缶詰や冷凍も |

甘酸っぱくてジューシーなみかん。みかんには果糖やショ糖が含まれるためダイエット中は避けたほうがいいのでは？と思っている人もいるでしょう。でも、みかんはカロリーが低いため、ダイエット中だからと言ってむやみに避ける必要はありません。むしろビタミンCなど美容と健康に良い効果がある栄養素が豊富に含まれているので、食べすぎに注意して食事に取り入れるほうが健康的にダイエットができます。しかし、同じみかんでも缶詰や冷凍みかんは要注意です。そこで、今回は

みかんの栄養
みかんのカロリーは？太る？
みかんの缶詰や冷凍みかんは太る？

についてご紹介いたします。

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1 みかんの栄養　
2 みかんのカロリーは？太る？　
3 みかんの缶詰や冷凍みかんは太る？　
4 まとめ

みかんの栄養　

みかんにはたくさんの栄養が含まれています。その中でも注目したいのは ビタミンC・ペクチン・ヘスペリジン の3つです。それぞれの栄養素の特徴や期待できる効果をまとめました。

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ビタミンC 　

ビタミンCはみかんの果皮と薄皮両方に含まれています。ビタミンCには免疫力をアップさせる効果があるので、昔から風邪の予防に効果的と言われていました。最近はビタミンCの抗酸化力の高さも注目されていて、 がんや動脈硬化の予防などにも効果が期待できる とされています。さらに皮膚や骨、腱などにあるコラーゲンの生成にも欠かせない成分なのでビタミンCは美容にも健康にも必要な栄養です。

ペクチン　

ペクチンはみかんの薄皮に多く含まれる栄養で、食物繊維の一種です。腸内環境を整える効果があるので、便秘や下痢の改善が期待できます。

へスペジリン

ヘスペリジンは付す皮についている白いスジに含まれるポリフェノールの1種です。ビタミンPとも呼ばれています。 アレルギーを抑える効果や活性酸素除去、血中の中性脂肪を減らす などさまざまな効果が期待できます。

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みかんのカロリーは？太る？　

果物は果糖など糖分を多く含むので太りやすいと思っている人も多いと思います。確かに果糖は摂りすぎると太る原因になってしまいますが、みかんは果糖よりもショ糖を多く含み、カロリーが低いためダイエット中でも食べられる果物です。栄養が豊富なので、むしろダイエット中に不足しがちな栄養を補うことができて、健康的にダイエットができるとも言えます。

みかんのカロリーは低い　

日本食品標準成分表2020年版(八訂)によると温州みかんのカロリーは可食部100g当たり49kcalです。みかんは大きさがさまざまですが一般的に販売されているのはSサイズで直径5cm程度、重さは80g。Mサイズは直径6cm程度、重さは100gが目安です。可食部はSサイズが約60g、Mサイズは約80gです。そのため みかんを1個食べてもSサイズなら約30kcal、Mサイズでも約39kcal しかありません。

他の果物との比較　

可食部100g当たりの栄養素　参考：日本食品標準成分表

りんご	いちご	ぶどう	キウイ	バナナ
53kcal	31kcal	58kcal	51kcal	93kcal

ダイエット中でも安心

みかん1個のカロリーは30〜40kcalと低カロリーなのでダイエット中でも安心して食べられます。またみかんに含まれるペクチンには脂質の吸収を抑える作用や便秘を改善する効果がありますし、食物繊維なので水と一緒に食べることでお腹の中で膨らんで満腹感を感じさせてくれるなどダイエットにプラスの効果が期待できます。

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みかんの缶詰や冷凍みかんは太る？　

みかんはカロリーが低く栄養が豊富でダイエット中でも安心して食べられる果物ですが、同じみかんでも缶詰や冷凍みかんは注意が必要です。

缶詰は糖質が多い　

みかんの缶詰はフルーツの中でも人気があります。でも、甘いシロップに入っていてその割合は果実6割、シロップ4割です。シロップにもカロリーがあるため、生のみかんを食べるよりもカロリーが高くなってしまいます。日本食品標準成分表によると みかんの缶詰は可食部100g当たり63kcal です。これはシロップは食べず、みかんだけを食べた場合のカロリーなので、シロップまで一緒に食べてしまうとさらにカロリーが上がります。

その上、缶詰のみかんは薄皮が取り除かれているため、ペクチンやヘスペリジンの摂取できる量も減ってしまっています。