ピスタチオは1日何粒まで?食べ過ぎると死亡事例があるって本当?

美容やダイエット効果があると知られ人気が高いピスタチオ、みなさんは食べたことがありますか?ですがそんな嬉しい効果がある反面、ピスタチオは食べる量やタイミングに注意が必要なんです。

そこで今回は、

  • ピスタチオは1日何粒まで?
  • ピスタチオの効果的な食べ方
  • 適量を食べた時の効果効能

こちらについて紹介していきます。

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ピスタチオは1日何粒まで?


ピスタチオはイランやアメリカで多く生産されるウルシ科カイノキ属の落葉亜高木の植物です。実の中にある種を食用とし、おいしくてつい口に運びやすいサイズ感ですが、一日の適量はどの程度なのでしょうか。

1日の適量

ピスタチオの1日の適量は 40〜50粒程度(25g) です。

これだけでも既にカロリーが約150kcalあり、100g食べれば約600kcalとかなり高カロリーになってしまうことが分かります。

いくらダイエット効果が期待できるからと言って、ピスタチオを必要以上に食べることはかえって太る原因になります。

MEMO
ピスタチオの1日の適量目安量:40粒(約25g /約150kcal)

食べ過ぎるとどうなる?

ピスタチオの食べ過ぎは高カロリー摂取だけでなく、体への健康被害も考えられます。ピスタチオの食べ過ぎによって引き起こる症状は次の通りです。

  • 消化不良
  • 下痢
  • 便秘
  • 腹痛
  • ニキビや肌荒れ
  • 高カリウム血症など

ピスタチオには脂質が多く含まれるため、食べ過ぎると肌荒れやニキビの原因になりやすい特徴があります。

また腎機能障害を持つ人がピスタチオを食べすぎると、豊富に含まれるカリウムにより、重不整脈や心停止に繋がるため、命に関わる危険性があることが分かっています。

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ピスタチオの効果的な食べ方

レシピ
人によっては命の危険性もあるピスタチオですが、食べ過ぎなければ問題はなく、むしろ栄養の宝庫です。ぜひ次に紹介する方法を使って、ピスタチオを効果的に食べ、賢く栄養を取り入れられるようにしましょう。

加熱しない

ピスタチオを効果的に食べるには、加熱しないことが大切です。

ピスタチオには、 悪玉コレステロールを抑えたり過酸化脂質の発生を予防する効果を持つ不飽和脂肪酸が含まれていますが、これは熱に弱い特徴がある ためです。

生のピスタチオが手に入った時は、加熱せずそのまま手で皮を剥いて食べるようにしましょう。

食事のタイミングに合わせる

ピスタチオを効率的に食べるなら、食べるタイミングも工夫しましょう。食事のタイミングに合わせて食べるのがおすすめです。

食事には老化物質のAGEが多く含まれていますが、ピスタチオの栄養素がこれと結合することで、吸収を阻害してくれます。

さらに食前や食事に合わせて食べることで、コレステロール値の減少や血糖値の上昇を抑える効果も期待できます。

避けるべきタイミングは?
晩酌のお供として食べる人も多いですが、夜寝る前に食べるのはNGです。睡眠の質を下げるとともに、コレステロールを貯め太りやすくなります。

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適量を食べた時の効果効能


食べ過ぎには注意が必要なピスタチオは、適量と食べるタイミングを気を付けることによって、栄養を効率良く摂取することができます。最後に適量を食べた時の、ピスタチオが持つ嬉しい効果効能について紹介します。

オレイン酸とリノール酸

まずピスタチオには「オレイン酸」と「リノール酸」が含まれています。オレイン酸とリノール酸は先ほど紹介した不飽和脂肪酸の1つです。

 特にオレイン酸には、血中のコレステロール生成を抑制する効果に加え、生活習慣病の原因となるる過酸化脂質の発生を抑える効果もあります。 

不飽和脂肪酸に期待できる効果

  • 動脈硬化・高血圧予防
  • 血栓症予防
  • アトピー性皮膚炎改善
  • アレルギー症状の緩和
  • 記憶力・学習能力向上
  • 視機能の改善

鉄分

ピスタチオには「鉄分」も多く含まれています(100gあたり3.0mg)。鉄分は人の体によって欠かせないミネラルです。

 酵素を全身へと運ぶ赤血球を作る働きを持ち、めまいや立ちくらみを引き起こす貧血予防の効果があります。  さらに、筋肉内に酸素を取り込む働きがあり、筋力低下や疲労を予防してくれます。

ルテイン

ピスタチオには「ルテイン」という成分も含まれています。

ルテインは、 現代人にとって大きな問題と言えるブルーライトなどの有害な光から、目を守る効果が期待できます。 

また強い抗酸化作用を持つため、活性酵素を取り除いたり酸化脂質の生成を抑えるなど、病気の予防にも繋がります。

カリウム

ピスタチオには「カリウム」も多く含まれています(100gあたり970mg)。カリウムは、人のエネルギー源となり体の機能を整える重要なミネラルの1つです。

食べ過ぎなければ効果的に取り入れることができ、塩分を体内へ排出しり、体の水分バランスを維持するなど、むくみ改善も期待できます。

まとめ

「ピスタチオは1日何粒まで?食べ過ぎると死亡事例があるって本当?」について紹介してきましたが、いかがでしたか?

この記事をまとめると

  • ピスタチオは1日40粒が適量
  • ピスタチオの食べ過ぎは太る原因や消化不良になる
  • ピスタチオは加熱せずに食べるのがおすすめ
  • ピスタチオを食べるなら食事と一緒が良い
  • ピスタチオは鉄分などの栄養が豊富

ピスタチオに限らず、栄養があるからと言って必要以上に摂取することはNG行為です。食べ過ぎは体にとってかえってマイナスになってしまいますので、毎日少量ずつ適量を食べるようにしてくださいね。

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