お茶アレルギーで喉がイガイガになる?どんな症状?お茶の種類は?

皆さんはお茶をよく飲みますか?私たち日本人にとってお茶というのはとても身近な存在ですよね。

毎日欠かさずに飲んでいる人も多いはずです。お茶には様々な栄養素が含まれていてお茶を飲むことによって健康的な身体を作ることができるとも言われています。

ですが実はお茶でもアレルギーを引き起こしてしまうことがあるんです。 

今回の記事では、

  • お茶にアレルギーはあるの?
  • どんなお茶でアレルギーが出るの?
  • お茶アレルギーの原因は?
  • どんな症状が出るの?

これらについて解説していきたいと思います。 

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お茶にアレルギーはあるの?

何かを食べたり飲んだりすることで発生する「食物アレルギー」は、そこに含まれている様々な成分が要因となっています。そのため、お茶を作るときに必要不可欠である茶葉に含まれている機能性成分が、アレルギー症状を起こしてしまう場合があります。

また、緑茶・烏龍茶・紅茶などのお茶は、作る際の茶葉の発酵度合いによって区別されており、実は全て同じお茶の木からできているので、以下の4つのお茶にもアレルギーの可能性は十分に考えられます。

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緑茶アレルギー

喉のかゆみや吐き気などの症状があります。これは茶葉に含まれるカテキンやカフェインの影響が考えられ、飲む段階で喉の粘膜にも触れますので、喉に違和感があったり、ひどいときにはじんましんなど、肌にも影響が出る場合もあります。

紅茶アレルギー

茶葉の中には酸化酵素というものが含まれていますが、この酸化酵素を利用して製造するのが紅茶です。元は同じ茶葉ですので、緑茶アレルギーがある場合は紅茶を飲んでも発症してしまう可能性があります。

烏龍茶アレルギー

烏龍茶は緑茶に比べるとカテキンなど含まれている成分量が少なく、影響が少ないと思われそうですが、それぞれの茶葉の種類によって含まれるカテキンの種類や割合は異なります。総合的には緑茶や紅茶と同じなので、こちらも注意が必要です。

ジャスミン茶アレルギー

ジャスミン茶は香りが良く色も緑茶とは異なるため違うものと思いがちですが、緑茶や白茶に花や果実を混ぜて着香しているものなので、元を辿れば同じものです。同じく注意が必要となります。

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茶葉アレルギーの原因は何?

茶葉には多くの成分が入っており、栄養成分があることでもよく知られています。

カテキンや、アミノ酸、カフェインやビタミンCなどが含まれており、健康をサポートしてくれる効果がある一方でこの成分によってアレルギー反応を起こす可能性があります。

カテキン

カテキンはポリフェノールの一種で、タンニンと呼ばれる茶葉に含まれる渋み成分です。

  • エピカテキン
  • エピガロカテキン
  • エピカテキンガレートエピガロカテキンガレート

など様々な種類があります。

これらは、それぞれ茶葉の種類によって種類や割合、含有する量が異なり、このカテキン(タンニン)が、体の中にある鉄分と結合して、鉄分不足を引き起こすことが原因として考えられています。

また、茶葉そのものではなく茶葉と混合されている大麦が原因である場合や、服用している薬との相互作用である可能性もあります。 

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茶葉アレルギーの症状

お茶を飲むことで発生する症状は人によって様々です。

  • 喉のかゆみ・イガイガ
  • 気持ち悪さ
  • 吐き気 
  • 下痢・腹痛
  • 息苦しさ

このように様々な症状が引き起こされる可能性があります。ではそれぞれの症状について具体的に紹介していきますので参考にしてください。

喉のかゆみ・イガイガ

喉の痛みは体の不調を分かりやすく伝えてくれる症状の一つですが、お茶を飲む度にかゆみやイガイガを感じる場合は、カテキンやカフェインによるアレルギーの可能性があります。

気持ち悪さ・不快感

胃痛やムカムカして気分が悪くなったり、フラフラするようなめまいの症状が起きる場合があります。めまいの正体は貧血です。

カテキンやカフェインが体の中の鉄分と結びついてしまい血管が萎縮し、貧血を引き起こします。日頃から貧血の症状がある人は、お茶の飲み過ぎに注意したり、同時に鉄分を摂取できるものを食べるなどの必要があります。

特に日本人の女性は鉄不足の人がとても多いとされていますので、鉄分をしっかりと摂取していく必要があります。

吐き気

カテキンやカフェインが引き起こした胃痛や貧血によって、吐き気をもよおします。またアレルギー以外の原因として、刺激の強いカフェインが空腹時に胃を刺激することでも同様の症状が引き起こります。

下痢・腹痛

特に体調に問題がないときに、冷えていないお茶を飲んでもお腹が緩くなってしまうのであれば、アレルギーを疑ってもよいでしょう。その他、腎機能が低下している際にお茶を飲むことで、お茶に含まれているカリウムが腹痛を引き起こす場合もあります。

息苦しい

カテキンが原因で、喘息を発症するケースもあります。これまで喘息の症状がなかったり、特に体調に問題がないのであればアレルギーの疑いがあります。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?

この記事をまとめると

  • お茶でもアレルギーが生じることがある
  • 茶葉に含まれている機能性成分がアレルギーを引き起こすとされている
  • 緑茶だけでなく紅茶やウーロン茶、ジャスミン茶などでもアレルギーが生じることがある
  • 喉のかゆみやイガイガなどが出やすい

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。 

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