お好み焼きはいつから食べられる?1歳から大丈夫?アレルギー食品は?

皆さんはお好み焼きをいつから食べるようになったのか具体的に覚えている方は少ないと思いますが、いつのまにか食べるようになっていましたよね。ですがお好み焼きというのは食物アレルギーの危険のある食品をたくさん使っていますので、実は最初に食べるにはリスクが高い食品です。

ではお好み焼きはいつから食べることができるようになるのでしょうか。

今回の記事では、

  • 何歳からお好み焼きが食べられるの?
  • 初めて食べる時の注意点
  • どんなお好み焼きから始めればいいの?
  • お好み焼きによるアレルギーとは?

これらについて解説していきたいと思います。

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何歳からお好み焼きは食べられる?

子供にお好み焼きを食べさせる場合は、含まれている具材をしっかり確認した上でなら「1歳の後半」くらいから食べさせて良いといわれています。お好み焼きには様々な具材が使われることが多いので、具材によっても食べられる時期が変わってくることを意識してください。

  • 具材が少ない低刺激のお好み焼き:1歳後半以降
  • 山芋やエビなどアレルギー具材が含まれているお好み焼き:2~3歳以降
  • タコやお餅、肉類などの噛み切りにくい具材が入っているお好み焼き:3~5歳以降

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具材の少ないお好み焼きとは

具材の少ないお好み焼きとは「小麦粉・卵・水」だけを使ったものくらいとてもシンプルなお好み焼きと考えてください。このお好み焼きであっても小麦粉や卵などのアレルギーを引き起こしやすい食材が含まれていますので、食べても大丈夫かをしっかりとチェックした上で与えるようにしましょう。

アレルギー食材が多いお好み焼き

特にアレルギーを引き起こしやすく、重症化しやすい食材を特定原材料といいます。特定原材料は表示が義務付けされています。

  • 特定原材料:えび、かに、小麦、そば、卵、乳、落花生

その他にも表示を推奨されている食品は、

アーモンド、あわび、いか、いくら、オレンジ、カシューナッツ、キウイフルーツ、牛肉、くるみ、ごま、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、まつたけ、もも、やまいも、りんご、ゼラチン

食物アレルギーの原因物質は、時代の変化とともに変わっていく可能性があり、変更や追加がされていく可能性があります。

特にお好み焼きに使われることが多い「エビ、小麦、卵、イカ、牛肉、ごま、大豆、鶏肉、豚肉」にアレルギーがないかをしっかりと確認した上で食べさせるようにしましょう。

噛み切りにくい食材にも注意

タコやお餅などの食材は度々お好み焼きにも使われることの多い食材ですが、咀嚼がうまく出来ないと窒息を起こしてしまう可能性があります。子供の場合、窒息事故が最も多いのは1~4歳の時期といわれているので、この時期は食事中のお子さんから目を離さないようにしましょう。

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お好み焼き以外のアレルギーに注意

お好み焼きを食べたら蕁麻疹になった…と言う人は、お好み焼きに使われている何かしらの具材にアレルギー反応している可能性があります。考えられるアレルゲンに関して解説していきます。

お好み焼き粉

お好み焼きに使われる粉がアレルゲンである可能性は次の二通りです。

  • 小麦粉アレルギーの可能性
  • パンケーキ症候群の可能性
  • 卵が入っている可能性

パンケーキ症候群」といって、開封した後に粉類に入り込んだダニを食べてしまうことによってアレルギー症状やアナフィラキシーショックを引き起こすことも考えられます。

さらに、お好み焼き粉自体に卵や卵由来の原料が入っている可能性もありますので、卵アレルギーの人は注意しましょう。

山芋や海鮮

お好み焼きに使われている長芋や海鮮がアレルゲンであることも考えられます。お好み焼きには桜えびを使用する作り方も多いので、甲殻類アレルギーの人は注意しましょう。

ソース

お好み焼きに使用されるソースは、たくさんの野菜や果物を煮詰めて作ります。市販のソースには原料の記載がありますが、お店で食べる時などは何が入っているのかわからないこともありますので注意しましょう。

ソースによるアレルギーが心配な人はポン酢や醤油で食べることをおすすめします。

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安全なお好み焼きを作ろう

食物アレルギーの人にとって、アレルゲンの摂取は生死にかかわる大変危険な行為ですよね。安全にお好み焼きを食べるために気を付けたいポイントをご紹介します。

粉の保存でダニの混入に注意

粉類はダニが混入しやすい食品です。保管の仕方に気を付けましょう。

  • 密閉容器に入れる
  • 直射日光を避け風通しの良い場所に保管するか、冷蔵庫で保管する

材料を確認する

アレルゲンとなる材料を食べてしまわないように、しっかりチェックすることも大切です。

  • お店で食べる時は、店員にアレルギーがあることを伝えておく
  • ソースやお好み焼き粉の原料をチェックする

ソースにも注意

お店で食べる場合、ソースに何が入っているのかわからないことがあります。さらに、自分でソースを刷毛で塗るお店の場合は、アレルゲンとなる食品がソースの中に混入している可能性もあるので注意しましょう。

心配な人は、自分が食べられるソースを持参する、醤油やポン酢で食べるメニューを選ぶといいですよ。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?

この記事をまとめると

  • お好み焼きを食べられるようになるのは1歳後半から
  • 最初はシンプルな具材だけのお好み焼きから
  • アレルギー食材を使うケースが多いので注意
  • パンケーキ症候群によるアレルギーになることもある

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。 

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