家事が終わってようやくゆっくりできる・・・と思ったけれど、「旦那のお弁当を作らなきゃ、子供のお弁当を作らなきゃ・・・。」
主婦皆様や働く奥様には様々な仕事があります。お弁当はその最たるもの。 できることなら前日に作っておいて朝は持ってくだけにしたい!と考える人も少なくありません
。そこで今回は前日にお弁当を詰めておくのは大丈夫なのか、おいしく食べる方法、衛生面での心配はあるのかどうかを紹介しますね!
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目次
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朝にご飯を炊くのは大変!
一番いい方法は朝に炊いたご飯を冷ましお弁当に入れることなのですが、時間がない朝はなるべく手間を少なくしたいですよね!
前日のうちにご飯を詰めておくのは?
実は前日のうちにお弁当にご飯を詰めておくのは可能です。しっかりパッキングしてお弁当に詰めておき、冷蔵庫の中に入れておくと衛生面では全く問題ありません。しかし問題なのが味が落ちるということ。一度冷蔵庫に入れてしまうと水分が奪われてしまい、米が硬くなってしまいます。もし前日からお弁当の中にご飯を入れて保存していた場合は、食べる直前にしっかり電子レンジで加熱してくださいね!
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冷蔵庫から出してそのまま持って行ってはいけない
前日からお弁当を作って冷蔵庫に入れておいた場合、朝に冷蔵庫から出してそのまま常温で持っていくというのはやめたほうがいいようです。それはなぜかと言うと、冷蔵したものを常温に戻すという行為が食材の腐敗を早く進めてしまうから。冷蔵庫に入っている間は腐敗は進みませんが、常温になった途端に食品の中にいる細菌の活動が一気に高まります。前日からお弁当箱に詰めている場合は、一度電子レンジで加熱してから持ってくように心がけてください。
細菌が活動しやすい温度帯は20~40℃といわれており、少し暖かくなってきた初夏や夏場のお弁当の中などは細菌にとって最高に繁殖しやすい温度になります。お弁当の場合は保冷剤を入れて温度を下げておく、室内の場合は冷蔵庫に保管したり冷暗所に保管する工夫が必要になります。また、冷蔵庫にいれてあったとしても開け閉め回数が多かったり、温かいものをそのまま冷蔵庫に入れてしまうと冷蔵庫内の温度が上がってしまい、菌が繁殖しやすくなるケースもあります。
安全面はどうなの?
先ほど他に、どんなことが菌を増やしたり腐敗を進ませる原因になるのでしょうか。
菌が増える?
どんな状態でも、少量の菌は基本的にどこにでもついています。前日に作った場合でも当日の朝作った場合でも、どちらも昼食べる頃には菌が少なからず繁殖している状態です。なのでお弁当は必ず温めてから食べるようにしましょう。
他に意識すると良い方法としては、夜に下ごしらえだけしておいて朝に加熱調理をするなどの方法もあります。とにかく細菌を電子レンジや加熱調理で加熱殺菌してから口に入れるという意識だけ持っておくようにするとよいでしょう。
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腐敗がすすむ?
いくら冷蔵庫に入れていても細菌の活動を完全には止めることはできません。そして温度が高くなるにつれ、細菌の活動は増えていきます。お弁当という特性上、どうしても火を通してから時間が経った状態で食べ物を口にするものです。保冷剤バッグで温度を下げるということは腐敗を遅らせる良い手段なのです。
一番良い方法は?
意外と注意点が多いお弁当。しかしそこまで注意している人はあまり多くはないはずです。そこまでしてお弁当に気を使うくらいなら、お昼は外食で済ませちゃおうという方も多いと思います。ですが外食はお金もかかるし、自分の好きなものを食べられないといったデメリットもありますよね。
冷蔵でもっていって食べる前に加熱!
お弁当を自分で作る人、お子さんやパートナーにお弁当を渡す人にこれだけは伝えて欲しいことがあります。それはどんな状態で持って行ったとしても調理直後よりも、鮮度が落ちているということ。そして細菌も繁殖しているということです。
重要なポイントは食べる前に、必ず電子レンジで加熱をしてから食べるように心がけるということですね!この手順を踏むだけで、より美味しく安全にご飯を食べることができますよ!
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まとめ
いかがでしたでしょうか?お弁当は経済的にも心理的にもとても嬉しいメリットが詰まっています。しかし一歩間違えると食中毒や食あたりを引き起こすこともあります。今回のポイントである、お弁当は食べる前に必ず加熱をするということだけ忘れないでおいてくださいね!
この記事をまとめると
- 前日からご飯を詰めておいても基本的には大丈夫
- 冷蔵庫からそのまま出して持って行くのは危ない
- お弁当は必ず食べる直前に温める癖をつけよう!
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