妊娠中(妊婦)でもそうめんは食べられる!つわり中にもオススメ!栄養は?

妊娠中の食事には食べても良いもの・控えた方が良いものがありますが、“そうめん”は妊婦さんが食べても大丈夫なのでしょうか?今回は、

  • そうめんは妊娠中でも食べられる?
  • そうめんが含む主な栄養素
  • 妊娠中でも安全おいしいレシピ

これらのテーマについて紹介いたします。

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そうめんってどんな食べ物?

“そうめん”は、小麦粉を原料としてアジアの麺類の一つです。乾麺がほとんどで、冷やして食べるため夏に多く出回ります。

そうめんは中国から日本に伝来したと考えられていて、室町時代には「索麺(さうめん)」という名前で文献にも残されています。

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そうめんは妊娠中でも食べられる!

そうめんは妊婦さんでも食べることができます!栄養価としてはあまり高くないそうめんですが、食べたからといって危険性や赤ちゃんへの影響はありません。

妊娠中はつわりの影響などで食欲不振になる方も多くいますが、そんな時に細いそうめんは食べやすいのでオススメです。そうめんの主成分は炭水化物ですが、実は炭水化物も妊娠中にはすすんで摂りたい栄養素となっています。

主食は妊娠中の食事で大切

そうめんなど炭水化物を多く含む『主食』は、妊娠中も食事に取り入れた方が良い食べ物です。 妊娠中は主食・主菜・副菜のバランスが大切 で、妊娠期間がすすむほど摂取したい食品量は徐々に増えていきます。

MEMO

主食は妊娠初期〜中期は妊娠前と同量でOK / 後期は少し増やす必要あり!

主食にはお米やパン、麺類などがありますが、妊娠後期にはそれまで以上に食べる必要があります。主食の中でも麺類は食べやすいので、つわり中などで食欲があまりない時にもオススメです◎

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そうめんの主な栄養素

そうめんは小麦粉を主成分として作られた麺なので、炭水化物が多く含まれています。100g当たりのカロリーは127kcalです。

  • 炭水化物炭水化物はブドウ糖・果糖などから構成されているものを総称です。大きく分類すると体内に吸収されてエネルギー源になる「糖質」、消化吸収されずエネルギーにならない「食物繊維」とに分類できます。

妊娠中でも安全おいしいそうめんのおススメレシピ

妊娠中にそうめんを食べるには、どんなレシピがあるのでしょうか?そうめんだけだとビタミンやミネラル類の栄養素が足りないので、野菜やお肉をプラスしてアレンジしましょう!栄養たっぷりなので是非お試しください♩

豚しゃぶそうめん

引用:味の素

そうめんの上に湯がいた豚肉と野菜をのせて、豚しゃぶそうめんにすると栄養バランスのよい一品となりますよ◎豚肉にはビタミンBやタンパク質が豊富に含まれており、妊娠中にも摂りたい食材です。冷やしても良し、温かくしても良しのそうめんアレンジメニューです。

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妊娠中に食べたい食材・控えたい食材・食べてはいけない食材60選まとめ

妊娠中にどの食材を食べればよいのか?どの食材を控えれば良いのか?というのは非常に気になるところです。代表的な60食材でまとめました。

妊娠中に積極的に摂りたい食材

妊娠中に積極的に摂りたい食材には、どんなものがあるのでしょうか?その食材が含む、妊娠中に摂りたい栄養素とあわせてチェックしてみましょう!

  • 豚肉 …たんぱく質+ビタミンB群
  • 鶏肉 …たんぱく質
  • 牛肉 …たんぱく質+鉄+亜鉛
  • 青魚 …DHA・EPA
  • 鮭       …たんぱく質+ビタミンB6+ビタミンD
  • ぶり …
  • かつお…
  • 白身魚…たんぱく質
  • 貝類 …鉄+亜鉛
  • 桜エビ…カルシウム
  • 卵  …たんぱく質
  • ブロッコリー…葉酸+カリウム
  • 青菜 …葉酸+鉄+カリウム+カルシウム
  • ヨーグルト …たんぱく質+カルシウム
  • 納豆  …葉酸+ビタミンE
  • 大豆(大豆製品) …たんぱく質+鉄+ビタミンE+カルシウム
  • いちご …葉酸
  • アボカド …ビタミンE+カリウム
  • トウモロコシ …葉酸+ビタミンE
  • グリーンアスパラガス …葉酸
  • 枝豆 …葉酸
  • そら豆 …葉酸
  • トマト …カリウム
  • もずく …ミネラル+食物繊維
  • きのこ …食物繊維+ビタミンD
  • 切り干し大根 …食物繊維
  • もち麦 …食物繊維

妊娠前から必要と言われている葉酸やビタミン類、妊娠中に不足しがちな食物繊維やカルシウムなどのミネラル類を補える食材には、上記のようなものがあります。
これらの食材を妊娠中の食事にバランス良く加えることで、ママの体や胎児の発育に良い効果をもたらします。妊娠中は食べ物の嗜好が変化することもありますが、できる範囲で色々な食材を食べるようにしましょう!

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妊娠中に少量に控えたい食材

妊娠中の食事は栄養素のバランスが大切ですが、中には控えておくべき食べ物がいくつかあります。食中毒リスクや、食べると胎盤を通じて胎児に届き、成長に悪影響を及ぼすものなど様々です。妊娠中に控えたい食材について、確認していきましょう。

食中毒や感染症のリスクのあるもの

  • お刺身
  • 生卵
  • ローストビーフ
  • 生ハム
  • ナチュラルチーズ
  • 肉・魚のパテ

メチル水銀を含むもの

  • 金目鯛:1回80gを週に1度まで
  • メカジキ :1回80gを週に1度まで
  • メバチマグロ:1回80gを週に1度まで
  • 本マグロ:1回80gを週に1度まで
  • エッチュウバイ貝:1回80gを週に1度まで
  • くじら:1回80gを週に1度まで
  • きだい:1回80gを週に2度まで
  • インドマグロ:1回80gを週に2度まで
  • マカジキ:1回80gを週に2度まで
  • くろむつ:1回80gを週に2度まで

ヨウ素・ヒ素を含む食べ物

  • 昆布 :1日1回少量
  • ひじき:小鉢2杯程度を週に2度まで

カフェインを含む飲み物

カフェインを含む主な飲み物と、100mlあたりのカフェイン量は下記となります。

  • コーヒー …約60mg
  • 紅茶        …約30mg
  • 緑茶        …約20mg
  • ほうじ茶 …約20mg
  • ウーロン茶 …約20mg
  • ココア    …約10mg

糖分を多く含むお菓子やジュース

糖分を多く含むお菓子や、甘いジュースなども妊娠中には控えたい食べ物です。甘いものを過剰摂取することで、妊娠前は糖尿病を持っていなくても妊娠期間中に糖尿病を発症することがあり、『妊娠糖尿病』と呼ばれています。
より多くの栄養を胎児に与えようとする体の自然な働きと考えられていますが、妊娠糖尿病になると胎児に合併症が出る危険性があります。

ビタミンAを多く含む食べ物(妊娠初期)

“動物性ビタミンA”を妊娠初期に摂取し過ぎると、胎児の形成異常の原因となると言われています。ビタミンAを多く含む食べ物には、下記のようなものがあります。

  • レバー
  • うなぎ
  • あなご

塩分を多く含む食べ物

妊娠中に塩分を過剰摂取すると、『妊娠高血圧症候群』という病気になることもあります。この病気を発症する確率は、妊婦さん20人に対し1人と言われており、妊娠中の食生活が原因で引き起こされます。
妊娠34週(妊娠9ヶ月)未満で引き起こした場合は重症化リスクが高く、胎児発育不全(赤ちゃんが育たない)・常位胎盤早期剥離(赤ちゃんに酸素が届かない)・胎児機能不全(赤ちゃんの状態悪化)となる可能性があります。酷い場合は胎児の命に関わることもあるので、食事には注意が必要なのです。

妊娠中に食べてはいけない食べもの

  • 生肉(ローストビーフ・ユッケ・馬刺し・お刺身・パテなど)
  • アルコール

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まとめ

この記事をまとめると

  • そうめんは妊娠中でも食べられる主食!
  • そうめんにビタミンやミネラルはあまり含まれていないが、食べやすいのでつわり中にもオススメ
  • そうめんを食べる時は、野菜やお肉をプラスして栄養価をアップさせて!

そうめんは炭水化物をメインとした食材ですが、つるんとして食べやすいので食欲があまりない時にもオススメです。つわり中はなかなか食事をとるのが難しいかと思いますが、野菜やお肉を加えて混ぜるだけでもエネルギーとなるので、是非試してみてくださいね。

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