煮干し30gは何匹分？一日の摂取量はどれくらい？食べ過ぎの弊害は？ |

カルシウムが満点の「煮干し」。毎日30gずつ食べると健康効果が期待できるとされていますが、一体煮干し30gとはどれくらいの量の事を言うのでしょうか？また、煮干しを30g食べるとどんな栄養素を摂取できるのでしょうか？今回は、煮干しについて以下のような内容で記事を進めていきます。

煮干し30gってどれくらいの量なのか？
煮干しに含まれる栄養素ってなに？
煮干しを食べ過ぎるとどうなるのか？

こんな内容になっています。記事を最後まで読んで頂き、煮干しの適切な食べ方を徹底理解してしまいましょう。

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1 煮干し30gは何匹分？
- 1.1 煮干しにも大きさがある
- 1.2 だいたい何匹分
2 煮干しの栄養素
3 煮干しを食べ過ぎるとどうなる？
- 3.1 一日の摂取量
- 3.2 食べ過ぎによる弊害は？
4 まとめ

煮干し30gは何匹分？

煮干しは1日に30g程度食べるといいとされています。一体煮干し30gとはどれくらいの量になるのでしょうか？

煮干しにも大きさがある

まず、煮干しはカタクチイワシを乾燥させたものなので、当り前ですが個体によってサイズがまちまちです。ちなみに、サイズの違いによって、以下の通り名称が付けられています。

4〜5cm	小羽
5〜6cm	小中羽
6〜7cm	中小羽
7〜9cm	中羽
9〜10cm	中荒
10cm以上	大羽

こんな感じで、一口に煮干しと言ってもサイズで種類は異なるのです。

だいたい何匹分

大体9㎝から10㎝程度の「中荒煮干し」で、1匹あたりが1g未満になります。その10㎝くらいの煮干しが「44匹」で大体、30g程度の量になります。44匹もの煮干しを毎日食べ続けることはかなり大変です。

スーパーで販売されている煮干しのパックの半分以上を食べなければ30g以上にはならないでしょう。なので、煮干しだけで栄養補給をするのはちょっと難しいと言えますね。

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煮干しの栄養素

とはいえ、煮干しにはかなり多くの栄養素が含まれているので、出来るだけ毎日たくさん食べるのはおすすめです。そこでここでは、煮干しには一体どんな栄養素が含まれているのかを解説していきます。

カルシウム

煮干しはカタクチイワシなので当たり前ですが「カルシウム」がたくさん含まれています。30gの煮干しを食べるとそれだけでカルシウム660㎎を摂取できると言われているのです。

30代女性が1日に必要とするカルシウムの量が650㎎なので、煮干しを30g食べると、女性が必要なカルシウム量をほぼ完ぺきに摂取できると考えて良いでしょう。煮干しはカルシウム満点の食べ物です。人間は年齢を重ねていくにしたがって、骨がもろくなってしまいます。

骨粗しょう症などにお悩みの方は、積極的に煮干しを食べるようにしてみましょう。効果は高いです。

鉄分

煮干しには鉄分も多く含まれています。煮干し30g当たりに含まれる鉄分は約6㎎。30代女性が1日に必要とする鉄分量が6.5㎎なので、女性に必要な鉄分を煮干しから十分に賄えることがお分かりいただけるでしょう。鉄分を摂取する為にも、煮干しは毎日食べ続けた方がいいのです。

女性は鉄分が不足しがちなので、特に継続して煮干しを食べ続けられると効果的でしょう。また、貧血気味の方にも煮干しを食べることをおすすめします。

たんぱく質

煮干しには「たんぱく質」も多く含まれています。煮干し30gあたりには、約21.7gのたんぱく質が含まれています。同様に30代女性が1日に必要とするたんぱく質量は「50g」だとされているので、煮干しを30g食べるだけで、女性に必要なたんぱく質量の約半分は摂取出来ます。

たんぱく質をきちんと摂取すると、筋肉を増やす効果があります。筋肉が増えると体の基礎代謝量も増えてくるので、ダイエットをしたい女性にも煮干しはピッタリだと言えるでしょう。たんぱく質は体の基礎の細胞を作るのに欠かせない栄養素なので、体に元気がない人にもお勧めできる成分です。

EPA DHA

煮干しにはEPAやDHAも多く含まれています。EPAやDHAを摂取すると脳を活性化させる効果があったり、中性脂肪や悪玉コレステロールを抑制する効果があるとされています。なので、受験勉強中の学生さんや、生活習慣病が気になる大人の方などには、煮干しはおすすめの食べ物なのです。

煮干しをしっかりと食べて、健康的な体を創り上げていきましょう。

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