寝る前のグレープフルーツは体に悪いって本当?睡眠の質を下げてしまう食品を紹介

皆さんは寝る前に小腹が空いた時何かを食べていますか?寝る前に物を食べてしまうと人間の体の構造上やはり太りやすくなってしまいます。それは夜になると私たちの体の消化機能が落ちてしまい、体の中に食べ物が残りやすくなってしまうからです。

太りやすくなってしまうだけでなく睡眠の質を下げてしまう食べ物なども存在します。今回の記事では寝る直前に食べてしまうと体に悪影響を及ぼす可能性のある食品について紹介していきたいと思います。

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寝る前に食事をとるとダメなの?

私たちの体は夜になると活動を徐々に緩めていきます。これは睡眠の準備のために行われるものです。夜中に近づいていくにつれて徐々に活動性を下げていき、入眠しやすくしてくれるのですがその時に食事をしてしまうと脳が興奮してしまい眠れなくなってしまう可能性があります。

また胃に食品が残った状態で寝てしまうと寝ている間に消化をしなければいけなくなるので、胃や腸などの消化器官が休む時間が無くなってしまいます。そうなると朝起きた時になんだかすっきりしないといった不調につながってしまいます。

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睡眠不足は寝る前の食事に関係があるかも?

睡眠不足になると体に様々な不調をきたします。睡眠不足になる原因はいろいろ考えられますがその一つに食事が挙げられます。

食品の中には睡眠の質を悪くするものや、消化に時間がかかるために寝ている間もずっと消化しなければいけないもの、睡眠を妨げてしまうものなど様々な食品がありますので、寝る前というのは特に食べるものに気をつけなければなりません。

ここからは気をつけなければならない食品について紹介していきます。

トマト

トマトにはリコピンと言う強い抗酸化作用を持つ身体に良い栄養がたくさん含まれています。ですので夜食べても問題ないのではないかと思うかもしれませんが、実はトマトに含まれる「チラミン」という成分が脳の働きを活発にしてしまう作用があるので睡眠を妨げてしまう危険性があります。

トマトは美容にも健康にもとても良いとされていて、トマトが赤くなれば医者が青くなるということわざがあるくらいです。しかし遅い時間の夕食や寝る前の過剰摂取は睡眠の質を著しく下げてしまう原因になりますので注意してください。

ドライフルーツ

ドライフルーツも美容やダイエットに良いと言われているので、最近様々な場所で注目を集めていますよね。ですがドライフルーツは夜に食べるのはあまり向きません。

その理由としてドライフルーツには食物繊維が多く含まれているからです。食物繊維と言うと便秘を改善してくれたり腸内環境を整えてくれたりなど、体によい効果があるイメージが強いですよね。しかしそのぶん食物繊維は「消化されない成分」ですので、胃から腸まで移動するまでにものすごい時間がかかります。寝る前に食べてしまうと胃腸が休むことができなくなってしまい睡眠を妨げてしまいます。

ドライフルーツは朝やお昼に食べるようにしましょう!

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高カカオのチョコレート

寝る前におすすめしないものとして高カカオのチョコレートがあります。最近コンビニやスーパーなどでたくさん販売されるようになったカカオの割合が多いチョコレートは、健康にとてもよいとされ様々な場所で注目を集めています。

しかし高カカオのチョコレートはコーヒーと同様にたくさんのカフェインを含む食品です。寝る前にカフェインを多く摂取してしまうと覚醒作用が働き、徐々に活動を緩めて行った脳を興奮させてしまうことで眠れなくさせてしまう恐れがあります。

眠れなくするだけではなく、カフェインに含まれる利尿作用が夜中にトイレに起こしてしまうので著しく睡眠の質を下げると言われているのです。ほんの少しだけ食べるなら、影響はありませんがたくさん食べてしまうと眠くなくなってしまう可能性があるので注意しましょう。

グレープフルーツなどの柑橘系

グレープフルーツやオレンジなどの柑橘類に含まれるリモネンという成分にはリラックス効果があります。リラックス効果があるなら夜に食べてもいいんじゃないの?と思うかもしれませんが、モネンはリラックス効果と同時に興奮作用もあるのですリモネンには気分をスッキリさせて高揚させる効果があるので、日中摂取する分にはとても良い成分です。

またグレープフルーツにはナリンギンヌートカトンという成分が含まれています。この二つも交感神経という興奮を司る神経を優位にさせてしまので寝つきを悪くしてしまうと言われています。グレープフルーツやオレンジはたくさんの身体に良い栄養素を含んでいますので、もし食べるなら朝から日中に食べるようにしましょう。

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キンキンに冷えた水や飲み物

睡眠中に奪われる水分の量は「最大で500㎖のペットボトル2本分」と言われています。それくらい水分が放出されてしまいますので、寝る前の水分補給はとても大切です。

寝る前の水分補給はとても大事なのですが、冷蔵庫などで冷たく冷えた水は内臓に刺激を与えてしまい、脳をびっくりさせることで眠気を消してしまう可能性があります。

お風呂上がりなどで喉が渇いた時に思わず冷たい水をグイッと飲んでしまいがちですが、その行為は実は睡眠の質を下げているかもしれません。寝る前に飲むなら常温か、白湯がおすすめです。

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食事は寝る3時間前に!

いかがでしたでしょうか?寝る直前になると食品のさまざまな影響を受けてしまいやすいことがわかりましたね。食品の影響を受けずに睡眠の質をできるだけ高めたいなら、夕食の時間も気をつける必要があります。夕食は寝る3時間前までに終わらせるようにしましょう。

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まとめ

この記事をまとめると

  • 夜になると体の機能が落ちていくため消化吸収能力が落ちる
  • トマトやドライフルーツ、グレープフルーツなどは寝る前に適さない食品!
  • 寝る前のキンキンに冷えた水も控えよう!
  • 夕食を食べるなら寝る3時間前までに終わらせるようにしよう

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。

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