食べ過ぎた日の翌日は納豆を食べると良い、という情報を皆さんはどこかで聞いたことはありませんか?実際にこの情報は本当で、納豆のような「消化に優しい食材」を食べることによって胃腸への負担を減らすことができると言われています。
では本当に納豆は消化に良い食材なのかについて解説していきますね。
今回の記事では
- 納豆は消化に良いの?
- 消化時間はどれくらい?
- 食べるタイミングは?
- 栄養価は?
- 食べ過ぎに注意?
これらについて解説していきたいと思います。
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納豆は消化にいい食材?
なぜ納豆が消化に良いかというと、大豆を納豆菌が消化しやすい形まで分解してくれているから。納豆菌による発酵によって、より吸収しやすい状態までタンパク質を小さくしてくれるので胃腸でエネルギーを使わずともしっかりと消化することができるのです。
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消化時間はどれくらい?
納豆の消化時間を明記している情報は見当たりませんでしたが、納豆に含まれるナットウキナーゼの効果がピークになるのが4時間後とされているため4時間程度で胃を通過して腸へ運ばれていくことが予想できます。
そしてナットウキナーゼの効果は8~12時間ほど続くということで、体に緩やかに吸収されているということもわかりますよね。
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納豆は夜食べるといいの?
納豆は食べるタイミングによって効果が違うと言われています。とくにおおいのが夜食べたほうが良い、という情報です。ではそれぞれどんなメリットがあるのかについてまとめてみました。
- 朝に納豆を食べるメリット:代謝アップ、冷え予防、エネルギー産生の促進
- 夜に納豆を食べるメリット:美肌効果、血液循環の促進、血栓予防
このように食べるタイミングだけで効果が全く異なるのも納豆の特徴ですよね。みなさんが得たい効果によって食べるタイミングを変えていただければOKですよ!
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納豆の栄養成分
納豆には、人が健康を維持するために必要不可欠な栄養素、5大栄養素のすべてが含まれています。また、第6の栄養素と言われる食物繊維も豊富に含まれています。バランスの取れた食生活の助けになるスーパー食材です。
具体的な栄養素としては、筋肉や内臓など体の組織を作るたんぱく質、美肌効果があるビタミンB2、エネルギーになる脂質、歯や骨を作るミネラルなどが含まれています。
- ビタミンB2:ビタミンB2は、たんぱく質、脂質、炭水化物の代謝で、酵素に近い補酵素としての働きます。ビタミンB2は単独では酵素としての働きは持たないものの、体内で特定の分子がつくことで代謝の働きを担います。三大エネルギーの分解の他、体内の活性酸素の除去作用も持っています。
- ミネラル(無機質):ミネラルは、地球上に存在する金属元素を指し、人間の体の内部の酵素の触媒や特異的な細胞の機能の要になる成分です。体の代謝や老廃物の分解、排出にも関わっています。不足すると、人間の体の本来の機能が良く無くなるため、日頃の摂取が大事な栄養素です。
- 食物繊維:食物繊維は、植物の細胞壁を構成する、人間の消化酵素では消化できない成分とされています。食物繊維は、植物しか作り出すことしか出来ず、水に溶けるか溶けないかで種類が分かれます。人間の腸内環境を整える免疫力改善等の働きがあります。
- たんぱく質:たんぱく質は20種類のアミノ酸が複数個結合することで作られています。結合するアミノ酸が種類や配列によって様々な臓器や組織の材料になります。特に筋肉の材料として使用されるため、多くの摂取が望ましいです。食品では魚や肉、大豆に多く含まれており、様々な種類を多く摂ることが大切です。
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納豆は毎日食べよう!
納豆は毎日食べるとどんな効果が期待できるのでしょうか?
納豆をはじめとする発酵食品は『腸活』に良いと言いますが、それ以外にも健康効果や美容効果が高いです。毎日納豆や発酵食品を食べ続けた場合に期待できる効果には、このようなものがあります。
便秘解消 肌荒れ改善 免疫力アップ 風邪予防 脂肪燃焼 ダイエット コレステロール値を下げる アレルギー抑制
食べ過ぎは注意!
納豆はとても体によい成分を多く含む食材ですが、食べれば食べるほど体に良いというわけではありません。食べすぎてしまうと逆に体を壊してしまうことがあるので、摂取量には気をつけたほうが良いでしょう。
- ビタミンKのとりすぎ→出血が止まりにくくなる
- イソフラボンのとりすぎ→婦人科系疾患をもたらす可能性
- 塩分のとりすぎ→むくみやめまい、頭痛、血液どろどろになる可能性
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
この記事をまとめると
- 納豆は納豆菌によって消化しやすい形まで分解されている
- 4時間程度で消化される
- 食べるタイミングで効果が変わる
- 非常に栄養価が高い食材ではあるが食べ過ぎると体に悪影響を与えることもある
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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