妊婦は生ハムを食べたらダメ?トキソプラズマの心配しすぎ?胎児への移行期間は? |

にんぷみなさんはお酒のおつまみに合う料理の中で何がお好きですか？お酒に合うものというとお刺身やサラミなどが挙げられるでしょう。その中でも人気なのが生ハムです。

生ハムはお酒に合うだけではなく、そのまま食べてもおいしいのでお子様から大人まで人気です。そんな生ハムですが妊婦の方が食べてはいけないと言う噂もあります。

なぜ妊婦の方が生ハムを食べてはいけないのかその理由について詳しくご紹介したいと思います。是非最後まで読んでくださいね。

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1 妊婦は生ハムを食べたらだめ?
- 1.1 心配しすぎ?
2 トキソプラズマとは
3 リステリア菌とは
- 3.1 症状
- 3.2 予防方法
4 妊婦が食べてもいい生ハムは?
- 4.1 お店で生ハムを食べる時は気を付けて
- 4.2 加熱調理を行っていれば大丈夫
5 まとめ

妊婦は生ハムを食べたらだめ?

妊婦　食べてはいけない食べ物と検索すると肉や魚のパテ、スモークパテ以外にも生ハムと出てきます。なぜ生ハムを食べてはいけないのかその理由について詳しくみてみましょう。

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心配しすぎ?

生ハムを食べてはいけない理由についてはトキソプラズマとリステリア菌と言うものが原因です。次の項目ではそれぞれの菌についてご紹介します。一部では心配しすぎとの声もありますが、実際に食べてはいけないとの声もあります。食べてはいけない根拠もあるので、食べてどのような症状が出るのか把握しましょう。それでも食べたい場合は自己責任です。

トキソプラズマとは

妊婦が生ハムを食べてはいけない理由の1つにトキソプラズマがあります。トキソプラズマとはなんなのか、詳しくみていきましょう。

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症状

トキソプラズマの症状は視覚障害、眼痛などです。免疫力が低いお子様や年配の方であれば、トキソプラズマが再活性化して肺炎などをもたらします。しかしトキソプラズマは免疫が弱かったりなど異常がなければ症状は何も出ません。免疫力が弱いとインフルエンザのような症状が現れます。

予防方法

先ほども言ったようにトキソプラズマは免疫に異常がなければ体に症状は現れません。しかし、妊婦などの場合はしっかりと予防する必要があります。トキソプラズマの血液検査を受けて、トキソプラズマが陽性であればトキソプラズマ症を防ぐために薬を使うこともあります。

トキソプラズマに感染するのを防ぐためには、生ハム以外の生肉も食べないようにしましょう。また、生肉が接触した器具もしっかりと洗うようにしてください。すべての肉はきちんと加熱して常に清潔を心がけてくださいね。また、飼い猫のお世話やガーデニングをしている方も注意です。しっかりと手洗いをしましょう。

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母子感染も?胎児への移行期間は?

トキソプラズマの母子感染の確率はおよそ10から30パーセントと言われています。そのため、生ハムを食べたからといって必ずしもトキソプラズマ症を発症するわけではありません。しかし食べれば発生する確率もありますので、心配な方は食べない方がいいでしょう。もしかかっているか心配と言う方はトキソプラズマ症の抗体検査をしてください。

リステリア菌とは

生ハムを食べてはいけない2つ目の理由がリステリア菌です。リステリア菌は加熱調理する必要のない乳製品や生野菜、肉などが汚染されたものを食べるとリステリア症が起こります。症状と予防方法について詳しくご紹介します。

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症状

リステリアは主にナチュラルチーズや生ハム、スモークサーモンなどにも含まれています。リステリア感染症の症状はトキソプラズマ症と同じようにインフルエンザのような症状です。日本の非加熱食肉製品、ナチュラルチーズからリステリア菌が検出された場合は販売することが禁止されています。

リステリア菌に注意したいのは妊婦だけではなく、高齢者や新生児などもです。症状が重くなると意識障害や痙攣も起こり、重症化した場合は20パーセントから30パーセントの致死率です。妊婦が感染すると胎児は出生後死亡することもありますので注意してください。