なめこの冷凍保存方法･日持ち｜味はまずい?栄養は減る?洗わない?

なめこは味噌汁にして食べると美味しいきのこですが、賞味期限が結構短いのが難点です。2〜3日しか持たないので、冷凍しておくことは可能なのでしょうか？今回は、

これらのテーマについて紹介いたします。

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なめこってどんな食べ物？

なめこは日本が原産のきのこで、カサや軸など全体がぬるぬるとぬめり気に包まていることが特徴です。この粘性物質は「ムチン」と呼ばれるもので、目や胃腸の粘膜を保護したり、たんぱく質の吸収を助ける働きがあります。また、免疫力をアップさせたり腸内環境を整える働きもあるので、体にとてもよい野菜です。

栄養成分

なめこには、ぬめり成分のムチンやペクチンといった水溶性食物繊維や天然糖質のトレハロースを含んでいます。

• ムチン：ムチンは、たんぱく質と糖が結合した多糖類という物質になります。水分保持力が高く、ぬめりのある食材に含まれています。粘膜を保護する力が多く、特に胃を保護する働きが有名です。目や鼻の粘膜にも存在し風邪をひきにくくする他、肝臓や腎臓の働きも良くする栄養素です。
• ペクチン(水溶性＆不溶性)：ペクチンは、植物の細胞壁に含まれている多糖類で、砂糖やさんを加えることでゼリーの様なとろみに変化します。水溶性と不溶性の2種類に分類することができ、主な働きは便秘・下痢の解消、コレステロール値、血糖値を下げる栄養素です。
• 葉酸：葉酸は、細胞分裂の核酸合成に不可欠であり、胎児の発育や妊婦において重要なビタミンです。胎児の場合は、脊椎の正常な分化を促進し先天性の奇形リスクを減らします。赤血球の分化に特に関わっており、貧血予防に効果があります。アミノ酸代謝にも関わるビタミンです。

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なめこは冷凍保存できる？

なめこの賞味期限は2〜3日と短いので、うっかり賞味期限切れになってしまった！なんて経験がある方もいるのではないでしょうか？

なめこを長期保存したい時は、冷凍保存しておくことも可能なんです◎ すぐに消費できない時は冷凍庫で保存しましょう。

冷凍なめこはまずい？

なめこは冷凍するとまずい？と思う方もいるようですが、冷凍してもなめこの食感や味はほとんど変わりません。ただし、長期間保存し過ぎるとなめこが黒く変色してしまうこともあります。

冷凍すると栄養は減る？

なめこには食物繊維のペクチンやムチンなどのぬめり成分が含まれていますが、これらは冷凍しても損なわれることがありません。

また、なめこを始めとするキノコ類は一度冷凍することで栄養や旨味がアップする性質があります。これは、冷凍することで細胞が壊れ、旨味成分を作り出す酵素が働き出すためです。

冷凍なめこは洗う？

冷凍したなめこも冷蔵のままのなめこも、軽く洗ってから使うのが良いとされています。しいたけやエリンギなどのキノコ類は洗わずに汚れを拭き取ってから使うものですが、なめこはこの方法だとぬめりがあるためできません。

なめこには不純物が付着していることがありますが、よく洗いすぎると必要な栄養成分まで流れてしまうので、サッと水で流す程度に洗うのが理想的です。 

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なめこが腐るとどうなる？

なめこは冷凍していても長期保存し過ぎると腐ってしまいます。また、解凍後すぐに消費しないと腐ってしまいます。腐ってしまったなめこには、このような状態が現れます。

• 黒っぽく変色している
• どろどろ溶けて柔らかい
• 酸っぱい臭いがする
• パックが膨張して膨らんでいる
• パックの中に白い泡ができている

なめこはほとんどの場合、ビニールパックに入った状態で販売されていますが、腐ったなめこは パックが膨張して中に白い泡が発生する ことがあります。これはなめこが発酵したことにより炭酸ガスが出ている証拠です。

そし 酸っぱい臭いを発する ようになります。また、 どろどろ溶けてなめこの形がはっきりしなくなったり 、酷い場合には カビが生えて黒っぽく変色する こともあります。怪しいかな？と思ったら廃棄するようにしましょう。

開封後のなめこの保存方法

開封後のなめこは、1〜2日が日持ち日数となります。冷凍せずそのまま冷蔵庫で保存する場合は、乾燥しないよう口を閉じるか、ラップに包んで保存します。

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まとめ

なめこは冷凍しても栄養価が落ちにくく、長期保存できるのですぐに消費できない時はオススメです、まとめ買いした時にも便利なので、ぜひお試しください。

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