11月〜2月の秋から冬にかけて旬を迎えるりんご、みなさんは好きですか?優しい酸味と甘さが特徴のりんごは、小さな子どもにも人気の果実です。
今回は、そんなりんごを離乳食として活用したい人のために、
- 生のりんごは何歳から食べられる?
- 生のりんごを食べさせる場合の注意点
- どうやって生のりんごを食べさせる?
- おすすめの甘いりんご2選
コチラの内容について紹介させていただきます。
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目次
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生のりんごは何歳から食べられる?
小さな子どもを持つママさんは、食事・栄養管理にとても気を遣うものです。おいしいだけでなく栄養も豊富なりんごですが、生のりんごは何歳頃から食べることができるのでしょうか。
離乳食初期から
生のりんごは離乳食初期頃からでも食べることができます。ただし、甘みが強過ぎたり食物繊維を摂りすぎてしまう場合がありますので、最初のうちは特に食べ方に気を遣うようにしましょう。
赤ちゃんの離乳食の進め方の目安は、月齢によって次のように立てられています。
- 5〜6ヶ月(初期):なめらかなペースト状のものが飲み込める
- 7〜8ヶ月(中期):豆腐くらい硬さを舌と上あごで潰すことができる
- 9〜11ヶ月(後期):バナナくらいの硬さを前歯で噛み切り歯茎で潰せる
- 12〜18ヶ月(完了期):肉団子くらいの硬さを歯茎で潰せる
最初はなるべく加熱しよう
生のりんごは離乳食初期頃からでも食べられますが、最初のうちはなるべく加熱するのが好ましいです。衛生面の観点から見ても、加熱した上ですりおろすようにしましょう。
またりんごは、加熱することで甘みが増すとも言われています。
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生のりんごを食べさせる場合の注意点
赤ちゃんにりんごを離乳食として食べさせるなら、単純に食べやすくするだけではいけません。では、生のりんごを食べさせる場合には、どんなことに注意すべきなのでしょうか。
喉に詰まらせないように注意
赤ちゃんの離乳食は月齢によって進め方の目安が立てられています。ただし、赤ちゃんは歯や葉茎はもちろん、消化器官などさまざまな部分が未熟です。
成長度合いは子どもによってそれぞれ異なりますので、月齢だけで判断せず口の中を見て、噛めているかや飲み込めているかを確認するようにしてあげましょう。
アレルギーに注意
赤ちゃんにりんごを離乳食として食べさせるときは、アレルギーにも注意すべきです。
食品には、アレルギー物質の表示が推奨されている「特定原材料に準ずるもの21品目」が存在し、りんごはその中の1つです。
小さな子どもにとってアレルギー症状を引き起こすことは、命の危険性もあります。そのため、初めて生のりんごを食べるときは、少しずつ与えて様子を見ることが大切です。
りんごのアレルギーによって起こる主な症状
- 唇や舌など口の周りの赤み、かゆみ
- 目のかゆみや充血
- 蕁麻疹、発疹
- 下痢、嘔吐
- 咳、喘息
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どうやって生のりんごを食べさせる?
既述のように、赤ちゃんがものを食べる為には、その子の成長に合わせて食べやすくしてあげる必要があります。ここからは、生のりんごを食べさせるときの基本の方法を紹介します。
すりおろしが基本
生のりんごを食べさせるときは、すりおろしから始めるのが基本です。生のりんごは、小さな子どもにとっては繊維が多いためです。
また、離乳初期頃は食事の回数も1日1回でOKですので、多めに作って置いて保存しておくと便利です。
- りんごを10g程度にカットし皮を剥く
- おろし器を使ってすりおろし5g程度に取り分ける
固体は切り方を工夫しよう
離乳後期である9〜11ヶ月に差し掛かると、自分でガブリとかじり、モグモグすることができますので、固体でも生のりんごが食べられます。
ですが、詰め込みすぎてしまう恐れがありますので、薄切りにし、スティック状や半月切りにするなどの工夫をしてあげましょう。
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おすすめの甘いりんご2選
一口にりんごと言っても、その品種はさまざまです。食感や味も異なりますので、離乳食として食べさせるときは、品種にもこだわりましょう。最後に、おすすめの甘いりんごを2選紹介します。
「王林」
「王林」は、「ゴールデン・デリシャス」と「印度」の交配品種です。 果肉は少し硬めですが、サクッとした食感と強い甘みが特徴です。
見た目は黄緑色をしてますが、実は酸味も少ないことから、離乳食初期からでも使いやすいと言えます。
「ふじ」
「ふじ」は、「国光」と「デリシャス」の配合で作られ、日本で最も生産されている品種です。
シャキシャキとした食感が特徴で、王林に比べると程よい酸味と甘みが感じられます。そのため、離乳食後期からの生食がおすすめです。
まとめ
「生のりんごは何歳(いつ)から食べられる?注意点を紹介!食べ方も」について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
この記事をまとめると
- 生のりんごは離乳食初期からOK
- 離乳食初期頃に食べさせるなら加熱する
- 生のりんごを食べさせるなら喉の詰まりに注意
- 生のりんごを食べさせるならアレルギーに注意
- 生のりんごを食べさせるなら最初はすりおろし
- 生食に慣れ後期になったら薄くカットして固体で
りんごは昔から「りんごが赤くなると医者が青くなる」と言われるほど、栄養が豊富です。喉詰まりやアレルギーには細心の注意を払い、小さな子どもには安全にりんごを食べさせてあげてくださいね。
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