生にんにくの食べ過ぎは太る?体に悪い?腸内細菌が全滅?下痢・体臭は?

あなたはにんにくをどれくらいの頻度で料理に使うでしょうか?また、にんにくを生で食べる機会もありますか?今回は、生にんにくを食べ過ぎてしまうとどうなるのか?ということを以下のような内容で詳しくまとめていきます。

  • 生にんにくとはどんな特徴があるのか?
  • 生にんにくを食べ過ぎるとどうなるのか?
  • 生にんにくの効果的な食べ方とはどんな食べ方なのか?

こんな内容になっています。この記事をしっかりと読んで頂き、生にんにくを適切に食べられるようになってしまいましょう。

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生にんにくの特徴

まずは生にんにくの特徴を解説します。

生にんにく

生にんにくとは、書いてある通りで「何も加熱していないにんにく」のこと。サクサクとした食感と、独特の香りが病みつきになる美味しい食べ物です。にんにくと言えば、料理の香りづけに使われるため、加熱するのが一般的ですが、生で食べる人も多いのです。

にんにくの違い

にんにくには主に寒い地域で栽培される「寒地系にんにく」と、温かい場所で栽培される「暖地系にんにく」があります。それぞれに、ちょっとだけ特徴があるので、見ておきましょう。

寒地系 一粒一粒の実が大きく、肉質が締まっている
暖地系 赤色がかった色をしていて、一回り小さい。

こんな感じで、にんにくといっても様々な種類に分けられるのです。日本で有名なのは、寒地系の「福地ホワイト六片種」ですね。

カロリー・栄養成分

にんにく100g当たりに含まれるカロリーはおおよそ129kcalです。その他、こんな感じの栄養素が含まれています。

  • アリイン
  • アリシン
  • スコルジン
  • リン

にんにくの独特の臭いは「アリシン」という物質が放っている臭いです。つまり、アリシンを出来るだけ摂取しないようにすると、臭わずににんにくを食べることが出来ます。

健康効果・メリット

ただ、アリシンには、様々な健康効果もあるので、完全に取り除くのは勿体ないです。にんにくを食べて、得られる効果はこちらです。

  • 血液サラサラ効果
  • 代謝アップ効果
  • 殺菌効果

こんな感じで、生のにんにくを食べると様々な健康効果が期待できます。

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生にんにくを食べ過ぎると?

とはいえ、生のにんにくも食べ過ぎてしまうと体にはよくありません。一体どんな不都合があるのでしょうか?

食べ過ぎると太る?

にんにくは100g当たりで129kcalものカロリーがあります。ということは食べ過ぎると確かに太りやすいでしょう。ただ、そんなに大量に生にんにくを食べられる人は少ないでしょうから、そこまで気にする必要はありません。

腹痛・下痢に

生にんにくを食べ過ぎると、にんにくの刺激により「腹痛や下痢」の症状が出てきます。また、にんにくの強力な殺菌作用で、腸内の善玉菌が死滅してしまいます。そのため、腸内環境が悪くなり、下痢や腹痛がさらにひどくなってしまうでしょう。にんにくの食べ過ぎは良くないのです。

貧血・めまい・嘔吐

さらに生にんにくを食べ過ぎると、貧血になったりめまいが起こる可能性もあります。これは血中のヘモグロビン量が減ってしまう為で、嘔吐の症状が出ることもあるでしょう。

体調の悪化

にんにくを食べ過ぎると、消化器官や血液に悪影響が出るので、全身の状態が悪くなる可能性もあります。思わぬところに不調が出始めるので、食べ過ぎには注意しましょう。

腸内細菌が死ぬ?

前述した通り、生のにんにくを食べ過ぎると、腸内細菌が善玉、悪玉共に死滅してしまいます。なので、腸が正常な働きをしなくなるでしょう。

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効果的な食べ方・臭い消しの方法

では、生にんにくを食べる際に、おすすめの方法などがあるのでしょうか?いくつか方法をご紹介していきます。

1日の適量は?

生にんにくは「1日に2片」が適量です。10片など大量に食べてしまうと、かなりの食べ過ぎなので、体調不良になるでしょう。加熱しても4片程度に抑えておきましょう。

空腹時に食べない

生にんにくは、空腹時に食べるとさらに胃腸が悪くなります。なので、必ず何か他の物と一緒に食べましょう。

タンパク質と一緒に摂る

にんにくに含まれるアリシンは、たんぱく質と結合する性質があるので、出来ればたんぱく質と一緒に食べられることをおすすめします。その分胃腸への負担も緩和されるでしょう。よくお肉料理ににんにくを使いますが、体への負担を考えても、肉料理ににんにくを使うのは、ベストな選択だったのですね。

加熱調理する

にんにくの刺激を減らすためには「加熱調理をする」のもおすすめです。加熱調理をするだけで、刺激をマイルドにすることが可能です。ただ、食べやすくなってしまう分、4片以上は食べないように気を付けておきましょう。

食前に牛乳を飲む

にんにくを食べる前に牛乳を飲むと、胃の粘膜に膜が出来るため、刺激を緩和する効果があります。アリシンも緩やかに吸収されるのでおすすめです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回は「生のにんにくの食べ過ぎは体に悪いのか?」ということを詳しく解説してきました。最後に記事内容をざっくりと振り返っておきましょう。

この記事をまとめると

  • 生のにんにくは食べ過ぎると太るし、体に悪影響もでる
  • 生のにんにくは1日に2片程度に抑えるのがポイント

こんな内容になっていました。生のにんにくを食べる際は、食べ過ぎに気を付けて健康効果をしっかりと得てみましょう。

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