皆さんはみょうがはお好きですか?筆者はちいさいころにおばあちゃんから、「みょうがをたべるとボケるよ」と言われて育ったので、そんな怖い効果があるの!?とびくびくしながら食べていました。しかしみょうがは「香りが良くて美味しすぎて、みょうがのことしか考えられなくなるからボケ(たようにみえ)る」という話だということだと教えてもらって安心した記憶があります。今回はそんなみょうがの食べすぎや安全性について紹介していきますね。
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目次
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みょうがの食べ過ぎは一日何個から?
みょうがの栄養成分
みょうが100gに含まれる主な栄養素は以下の通りになります。
- カロリー 12kcal
- 水分 95.6g
- カリウム 210ml
- マグネシウム 30mg
- マンガン 1.17mg
- ビタミンE 1.4mg
- ビオチン 1.1μg
みょうがには夏バテ予防に効果があるカリウムやマグネシウム、ビタミンEなどが豊富に含まれています。これらの成分は火照った体を内側から冷やしてくれる作用があるので、暑い日々が続く猛暑にみょうがを食べるのが推奨されているんです。
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味は辛い?苦い?
みょうがは生姜の仲間ですが、生姜のような強い辛味はありません。薬味として使用する場合はほとんど辛味は感じないでしょう。ただ、一応辛み成分も含まれているようですから、敏感な方は辛味を感じる場合もあるかもしれません。
一番の特徴は独特の風味で、食感はシャキシャキとしています。成分に食欲増進効果や眠気覚ましの効果があるようで、疲れた体を復活させてくれますよ♪
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一日あたりの摂取量目安
みょうがには一日摂取量が特に決められているわけではありません。ですがカリウムや食物繊維が豊富なので、食べ過ぎるとお腹が緩くなってしまうことが考えられます。またみょうがに含まれる辛み成分のミョウガジアールは摂りすぎると体に強い刺激を与えることがわかっているので、やはり食べすぎは禁物ですね。いろいろな情報を調べてみましたが、大体1日数個程度で抑えた方が良いとのことでした。
みょうがの寄生虫
肝蛭とは
みょうがには肝蛭(かんてつ)という寄生虫の卵や幼虫が稀に付着していることがあり、それを食べてしまうと肝蛭症という中毒症状を起こす危険性があります。
肝蛭症の症状
肝蛭は基本的に牛や豚の腸内に生息していますが、人にも寄生することがあり寄生されると腹痛や嘔吐、蕁麻疹、発熱などの様々な症状を引き起こします。
肝蛭はよく洗うか、加熱すれば死滅するので食べる前はしっかりした下処理を行うようにしてくださいね。
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みょうがの毒性とは?
アレルギーが出ることがある
みょうがには口腔アレルギーを引き起こす可能性があります。口腔アレルギーは口の中のしびれやかゆみがでるのが特徴的で、赤ちゃんに多く見られます。しっかり加熱することで口腔アレルギーが出るのを予防することができます。
食べ過ぎで下痢・腹痛に?
みょうがには食物繊維が多く含まれています。食物繊維は腸内環境を整えるのに効果的な成分ですが、食べ過ぎると消化不良を起こし、下痢や腹痛の原因になってしまいます
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寄生虫や毒性(アレルギー)の対処法
しっかり洗い、しっかり加熱
これまでのまとめのようになりますが、みょうがには肝蛭という寄生虫が潜んでいる場合やアレルギーの原因物質が多く存在することがありますので「しっかり洗う」ことと「しっかり加熱」することを念頭において調理してください。丁寧に洗浄すれば「生」のみょうがも食べることができますよ。
アレルギーの診察は何科に行くと良いの?
アレルギーの影響を疑った場合は、何科に行けばいいのか分かりづらいですよね。基本的には症状に合わせた診療科の受診を行えばよいのですが、それぞれの特徴をお伝えしますね!
耳鼻科/耳鼻咽喉科
耳鼻咽喉科は、鼻、耳、のどを専門的に診る診療科です。みょうがを食べた後に「くしゃみ・鼻みず・鼻づまり」という鼻炎症状がとくに気になる場合は、耳鼻咽喉科を受診するのがおすすめです。症状を伝えると、基本的にアレルギーの検査を受けることができます。
小児科
子どものアレルギー症状、花粉症なら小児科で診てもらうのがベストです。薬の選び方や、対応の方法、緊急時の対応も大人と異なる場合が多いので、子どもの場合は専門医に診てもらいましょう。長く診てくれているかかりつけの小児科があるなら、まずそこに相談してみましょう。
内科
内科は15歳以上の人が対象で、「ケガの治療や手術などの外科的な治療が必要ない病気のほとんど」を診療します。内科、外科という言葉ななんとも分かりづらさがありますよね。体を切ったり縫ったりせずに治してくれそうだなぁと思ったら、内科でOKです。風邪や体内の不調の治療などが内科の領域ですが、アレルギーの一種である花粉症も範囲内なので、内科でアレルギー症や花粉症の治療を行っている人はたくさんいます。
眼科
眼科は目とその周辺のまぶた、目の筋肉、涙に関する器官を専門的に治療します。食物アレルギーで、「目」に異常が出てきた方は眼科での受診がおすすめです。例を挙げるとしたら「目のかゆみ、充血、流涙、目やに、まぶたの腫れなど」の症状がある場合ですね。アレルギーの処方薬でステロイド点眼薬を使用する場合は、眼圧が弱くなってしまうケースもあるようです。定期的に眼科に受診し眼圧検査をおこなってチェックしてもらいながら治療していくのが良いでしょう。
アレルギー科
あまり聞き馴染みのない診療科目ですが、「重篤な場合」はアレルギー科の受診がおすすめです。文字通りアレルギー性疾患を専門的に盛る診療科なので、アレルギー専門医が常駐しているのが特徴です。クリニックの名前に「~アレルギークリニック」とあったり、診療科目に「アレルギー科」と掲げているところの多くはアレルギー専門医が診療を行っています。アレルギーや花粉症に対する治療は、「診療ガイドライン」という、治療の流れややり方のルールブックがありますので、どの診療科でも大きく変わることはありませんが、症状が重い場合などは、アレルギー専門医がいるアレルギー科を受診するという選択もあります。
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まとめ
この記事をまとめると
- みょうがはカリウムや食物繊維が豊富な食品
- 食べる過ぎると体を冷やし、下痢を引き起こす可能性がある!
- みょうがには肝蛭という寄生虫が潜んでいる場合があるので、しっかり洗浄しよう!
- アレルギーが気になる人はしっかり加熱することで、アレルギー反応が出にくくすることができる!
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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