みょうがは生でそのまま食べられる?刺身風アレンジのコツを紹介

春から夏にかけて、気温が高くなってくるとたくさんの野菜が出始めてきますよね!きゅうりやナスといった夏野菜などもたくさん収穫されます。

夏野菜は浅漬けや漬物など、加熱しなくても美味しく食べられるため、暑い時期には最適なお野菜です。そんな浅漬けなどに欠かせない食材と言えば、付け合わせの「薬味」ですよね!

さっぱりとした浅漬けに、みょうがやショウガなどを刻んで入れると、爽やかになってとても美味しいです。暑い時期は体が疲れますから、薬味などを使用し、食欲増進を図ることはとてもおススメの食事法と言えます。

今回は、みょうがの食べ方について解説していきます。みなさんはみょうが、生のまま食べますか?風味が強くて苦手という方も多いみょうがですが、生のまま食べても大丈夫なのでしょうか?そこで今回は、

  • みょうがを生で食べる方法
  • みょうがを刺身風に調理するコツ
  • みょうがの下処理の仕方
  • みょうがの生食の際の注意点

これらのテーマで紹介していきます。是非最後までチェックしてくださいね。

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みょうがを生で食べる方法

栄養

みょうがはどのようにして生食するのでしょうか?みょうがを生食する際のポイントなどについて解説していきます。

薬味用のみょうがは生食可能

まず、みょうがは生食も可能です。むしろ生食で食べた方が、栄養素を効率的に摂取することができるためおススメと言えます。みょうがに含まれるカリウムや葉酸などは、水溶性のため生食で食べた方が調理損失が少なくなります。

切ってから早めに食べる

みょうがを生食する際のポイントですが、切ってからできる限り早く食べましょう。理由は、みょうがの香り成分は蒸発しやすいからです。水に浸けすぎるといったことにも注意したいものです。

刻んで軽く水にさらす程度にし、できるだけ自然な状態で食べましょう。

みょうがを刺身風に調理するコツ

みょうがなどの薬味野菜は、食材の臭みを穏やかにする効果が期待できるため、お刺身などと一緒に食べることもおススメです。みょうがの切り方について解説していきます。

全て丸ごと切って食べる

みょうがを食べたことがない方は、「みょうがってどこを食べればいいの?」と思うかもしれませんね。実はみょうがは全て食べることができます!下部の切り口のところを少量切り落とすだけで、他に捨てる部分はありませんよ♪

繊維に沿って正しく切る

みょうがの切り方は様々ですが、食感を活かす切り方は「繊維にそった切り方」です。みょうがを縦半分に切り、端から繊維に沿って切りましょう。シャキシャキとした食感を楽しみながらも、みょうがの風味を感じることができます。

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みょうがの下処理の仕方

みょうがを生食する際、美味しく食べるためにはどのような下処理が必要なのでしょうか?下処理のポイントについて解説していきます。

あく抜きが大切

みょうがにはシュウ酸と呼ばれる、ほうれん草やたけのこなどに含まれる灰汁成分が含まれています。シュウ酸は水にさらしたり、茹でこぼすといった調理工程を行うと流出しますが、生食する際はそのまま食べることになります。

シュウ酸は摂りすぎると体に害を及ぼすため、みょうがを生食する際は水にさらして取り除きましょう。

汚れは振り洗いで落とす

みょうがを生食する際は細切りなどにカットすることが多いですが、カットした後しっかり水で洗いましょう。汚れや、後述する寄生虫などが付着している場合もあるため、洗浄不足で食中毒を引き起こす場合もあります。

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みょうがの生食の際の注意点

みょうがを生食する際に、何か気を付けることなどはあるのでしょうか?みょうがを生食する際の注意点について解説していきます。

寄生虫がついている可能性

何とみょうがには、食中毒の危険性があるようです。みょうがには「肝蛭(かんてつ)」と呼ばれる寄生虫の幼虫や、その卵が付着している場合があり、誤って食べてしまうと「肝蛭症」という食中毒症状を引き起こす可能性があります

肝蛭は通常、牛や豚の腸内に生息するのですが、人にも規制する可能性があり、腹痛や嘔吐、蕁麻疹といった症状を引き起こす可能性があります。

あくが強い

みょうがには「シュウ酸」と呼ばれる灰汁成分が多く含まれており、えぐみの原因となります。シュウ酸は多く摂取すると、体内のカルシウムなどと結合し「シュウ酸カルシウム」になります。

シュウ酸カルシウムは尿路結石などの原因になるだけでなく、カルシウムの吸収を阻害するといった悪影響を引き起こします。みょうがを生食する際は、水にさらして灰汁を取り除きましょう。

まとめ

今回は、みょうがを生食する際の注意点やポイント、おススメの切り方などについて解説していきました。

この記事をまとめると

  • みょうがを生食する際は、食感を活かすため繊維に沿ってカットすると良い!
  • 生食のみょうがには寄生虫が付着している可能性や、灰汁成分が多く含まれている場合がある
  • 正しい下処理を行い、美味しく生食でみょうがを食べよう!

いかがでしたか?みょうがに寄生虫が付着している可能性があるという事実には驚きですよね。加熱して食べる場合は食中毒の危険性はないようですが、みょうがは加熱するとせっかくのみょうがらしさが無くなってしまいますしね。

しっかりと下処理を行い、美味しくみょうがを生食しましょう!最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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