マッシュルームが冷凍すると黒い!変色防止｜生は食中毒が危険?

マッシュルームはアヒージョやパスタなど色々な料理に使えるきのこの一つですが、“冷凍したものを食べようとしたら黒かった！” なんていう経験はありませんか？

こちらのテーマについて紹介いたします。

スポンサードリンク

マッシュルームを冷凍すると黒いのはなぜ？

マッシュルームをはじめとするキノコ類は、冷凍すると旨味成分がアップして美味しくなります。1ヶ月ほど日持ちするので便利な保存方法ですが、『マッシュルームを冷凍すると黒くなる』ことがあります。

ホワイトマッシュルームやブラウンマッシュルームなどの種類に関わらず、マッシュルームを冷凍すると黒くなるのはなぜなのでしょうか？

原因

マッシュルームは、冷凍してもしなくても中が黒くなりやすいきのこです。これは傷んだり腐ったりしているわけではなく、 マッシュルームが成熟したことによる変色 です。

黒くなっていたからと言って捨てる必要はありません◎食べても問題ありませんので、そのまま料理に使いましょう。

スポンサードリンク

マッシュルームの変色防止方法

マッシュルームを保存していると、黒っぽく・茶色っぽく表面が変色することがあります。腐っていなければ食べても大丈夫なのですが、できるだけ綺麗な状態で食べたいものですよね。そこで、マッシュルームの変色を防止する方法をご紹介したいと思います。

マッシュルームの変色は、空気に触れたことによって酸化し、ポリフェノールが増えたことによるものです。これには 「レモン汁」が効果的◎  カットした断面や表面にレモン汁をかけることで酸化を防止し、変色を防ぐことができます。

マッシュルームのぬめりは食べられる？

マッシュルームは通年出回っているきのこですが、 買ったばかりなのに表面にぬめりが付いていた ことはありませんか？特にカサの部分はぬるぬるしていることが多いですが、これは食べても大丈夫なのでしょうか？

原因は？

マッシュルームのぬめりの原因は、「ムチン」という成分によるものです。

ムチンはきのこ類に含まれている成分の一つで、ぬるぬるしている性質を持っています。ムチンには粘膜を保護する働きや、腎臓・肝臓の働きを良くする効果があるので、 食べても全く問題のない成分 です。買ったばかりのマッシュルームのぬめりはムチンによるものなので、安心しましょう。

マッシュルームはそのまま生食できる？

「マッシュルームは生で食べられるの？」と疑問に思ったことがあるかもしれませんが、「マッシュルームは生食することができます」！

椎茸やしめじなど、その他のきのこ類には食中毒となり得るが付着しているため生で食べることはできませんが、唯一 マッシュルームと高級きのこのトリュフは生で食べても大丈夫なきのこ とされています。

日本でマッシュルームを生で食べる文化はあまり浸透していませんが、海外ではスライスしてサラダに入れたり、パスタにかけたりと一般的に食べられています。

危険･食中毒はない？

椎茸・しめじ・えのきなどには、きのこ特有の「ホルムアルデヒド」や「シアン化合物」といった食中毒成分がが付着しているため、生焼けで食べると腹痛・下痢・吐き気といった症状が出ることがあります。

しかし、 マッシュルームはこれらの食中毒成分はない例外きのこ のため、食べても危険性や食中毒はないのです。生で食べても問題ないきのことされているほどなので、安心して食べてOKですよ。

その他のきのこ類にはホルムアルデヒドやシアン化合物といった体に害のある有害成分が含まれていますが、 熱に弱いため加熱すれば問題はありません 。

発がん性

生のマッシュルームによる発がん性ですが、マッシュルームには「アガリチン」という成分が含まれており、発がん性があることがわかっています。

アガリチンは加熱することによって弱くなる性質を持っているので、発がん性が心配な方は加熱して食べるのが無難です。生マッシュルームの食べ過ぎには注意しましょう。

スポンサードリンク

まとめ

マッシュルームが黒くなるのは、熟成したことによるものなので食べても問題ありません◎ 生で食べられるきのこではありますが、食べ過ぎるとお腹を壊すこともあるので注意しましょう。

スポンサードリンク