ミニトマトには様々な品種がありますが、甘みのあるものも多いのでつい食べ過ぎてしまうことはありませんか?ミニトマトにはどんな栄養が含まれ、どんな効果があるのでしょうか?今回は、
- ミニトマトの食べ過ぎは栄養過多に?
- 含まれる栄養成分と効果
- 1粒あたりのカロリー・糖質量
- 食べ過ぎた時の副作用は?
これらのテーマについて紹介いたします。
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目次
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ミニトマトの食べ過ぎは栄養過多になる?
ミニトマトは通年販売されているので、サラダなどに活用できる便利な野菜です。品種によっては甘みが強いフルーツトマトもあるので、そのままパクパク何個でも食べれてしまう!なんて方もいるのではないでしょうか?
“ミニトマトの食べ過ぎは栄養過多になるかどうか”についてですが、ミニトマトには栄養が豊富に詰まっていますが、食べ過ぎたからといって栄養過多を心配する必要はありません。
ミニトマトには体に嬉しい効果がたくさんあるので、他の野菜やお肉などと摂取すれば、食べ過ぎても大きな問題はありません。
まずは、ミニトマトに含まれる主な栄養成分について確認してみましょう。
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ミニトマトに含まれる栄養成分
含まれる栄養素は一般的なトマトと同じですが、含有量は3倍近い量を含んでいます。小さい分、ギュッと凝縮されているのです。
トマト特有の成分であるリコピンや、ビタミンC・食物繊維・βカロテン・カリウムなどを含んでいます。
- リコピン:リコピンは、トマトやスイカに含まれている赤色の色素です。強力な抗酸化力で美肌効果があるだけではなくて、主に悪玉コレステロールの数値を下げる作用があります。また、アンチエイジング効果やがん予防も期待されているビタミンです。
- ビタミンC:ビタミンCは、抗酸化効果が高く活性酸素を除去し、過酸化脂質の生成を押さえや動脈硬化含む血管疾患、免疫力を上げるため風邪の予防効果があります。コラーゲンの生成やメラニン生成を抑えるため美肌効果が高いのも大きな特徴です。また、脳を落ち着かせる働きの脳内物質の生成や、ホルモン合成にも関わっています。
- β-カロテン:β-カロテンは、人間の体内でビタミンAに変化し、細菌やウイルスの侵入を防ぐために必要な粘膜を丈夫にする作用があります。肌のシミの原因になる色素発生を抑制する抗酸化作用も持っています。緑黄色野菜では黄色の色素に多く含まれているビタミンです。
- カリウム:カリウムは、細胞の水分量及び、体内の水分の排出に関わるミネラルで、細胞の中に主に存在しています。ナトリウムとセットで、体内の水分量を調整し、体内にある過剰な水分の排出を促進させます。むくみや冷え性と言った不調の改善効果があります。
ミニトマトを食べる効果・効能
ビタミンCやリコピンには強い抗酸化作用があり、有害な活性酸素の活動を抑制します。また、ビタミンCには免疫力を上げる作用もあるので、風邪予防に効果的です。
食物繊維には整腸作用があるため、便秘解消に繋がります。腸内掃除されることにより、ニキビなどの肌荒れ改善効果も期待できます。
- 血糖値の抑制
- がん予防
- 動脈硬化予防
- 美肌効果
- 便秘解消
妊娠中(妊婦)に良い効果は?
妊娠中の食事には食べても良いもの・控えた方が良いものがありますが、“ミニトマト”は妊婦さんにもオススメの野菜なんです!その理由は、トマトに含まれる豊富な“βカロテン”や、“ビタミンC“、“ビタミンE”にあります。
妊婦さんへの効果やオススメの食べ方について、下記記事で詳しく紹介しています。あわせてチェックしてみましょう。
詳しくはこの記事をチェック!
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ミニトマトの食べ過ぎは体に悪い?太る?
食べ過ぎると、食物繊維の摂りすぎで腹痛や下痢となることがあります。適量であれば便秘解消といった効果を持つ食物繊維ですが、過剰摂取すると消化不良を起こしてトラブルの原因にもなるので注意しましょう。
また、“食べ過ぎると太る?痩せる?”という疑問についてですが、1粒あたりのカロリーは3kcal、糖質量は0.5gと非常に少ない値です。
食べ過ぎたからといって太る原因にはなりにくいので、ダイエットにもオススメの野菜ですよ。
1日何個まで?
ミニトマトを毎日食べる習慣のある方は、1日に10粒を目安に食べましょう。10粒食べてもカロリーは約30kcalなので、太る心配もありません。
お弁当に入れる時は注意!
ミニトマトは彩りとしてお弁当に入れる方も多いかと思いますが、暖かい時期は食中毒に注意が必要です。蒸れやすいお弁当の中では、ミニトマトが腹痛など食中毒症状の原因となることも!
また、元々ヘタにカビが生えているものも要注意です。傷む原因や対策について、あわせてチェックしてみましょう。
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まとめ
この記事をまとめると
- ミニトマトにはビタミンCやリコピン・カリウム・βカロテン・食物繊維が豊富に含まれている
- その含有量は、通常のトマトの3倍で凝縮されている!
- 1個あたりのカロリーは3kcalと低く、食べ過ぎても太る原因にはなりにくい
- 食べ過ぎると食物繊維の影響で下痢や腹痛となる可能性がある
ミニトマトには美容効果のある栄養が豊富に含まれているので、アンチエイジングにもぴったりな野菜です。太りにくいので、ダイエット中の方にもオススメですよ!
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