明太子は生のままだとおにぎりに不向き？食中毒の危険は？

おにぎりの具材や、パスタなどによく使用される「明太子」。プチプチとした食感と、独特の旨味を感じることができ、子どもから大人まで人気の高い食品でもあります。今回は、明太子をおにぎりに使用する際の方法について解説していきます。

おにぎりに入れる際は生のまま入れても大丈夫なのでしょうか？食中毒の危険性などについて詳しく見ていきましょう。今回紹介していくテーマは、

• 明太子の栄養について
• 明太子は生だとお弁当に不向き？食中毒の危険は？
• 生の明太子を使ったおにぎりレシピ

これらのテーマで紹介していきます。是非最後までチェックしてくださいね。

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明太子の栄養について

明太子にはどのような栄養素が含まれているのでしょうか？明太子やいくらといった、いわゆる「魚卵」は、プリン体などが多いと言われ、痛風の原因になるとも言われています。明太子に含まれる栄養素について紹介していきます。

プリン体が多い

明太子は魚卵の中の一つのため、プリン体が多いのではないかと懸念される方も多いですよね。しかし実は、明太子にはそれほど多くのプリン体は含まれていません。

プリン体は1日当たり400mℊを超えないように食事を摂ることが推奨されていますが、辛子明太子には100ℊあたり160mℊ、明太子1本辺りには約60mℊ程度しかプリン体は含まれていません。

実は痛風の多くは体質と肥満と言われており、プリン体を多く摂取したからと言って痛風になるとは限らないのです。

ビタミンBやDHAも多い

明太子にはビタミンB12やビタミンB1といったビタミンB群、DHAなども多く含まれています。これらの成分は体には必要な栄養素で、摂取が推奨されています。

貧血予防や肥満などの生活習慣病の予防、中性脂肪の低下やダイエット効果など、様々な健康効果が期待できる食材でもあるのです。

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明太子は生だとお弁当に不向き？食中毒の危険は？

メリットの多い明太子ですが、お弁当に入れる際は注意が必要と言われています。手作りのお弁当やおにぎりに使用する場合は、どのような注意を払う必要があるのでしょうか。

コンビニと手作りの違い

お弁当やおにぎりに生の明太子を使用するのは、食品衛生上おススメできません。しかしコンビニなどのお弁当には使用されていることが多いですよね。どうしてコンビニのお弁当の明太子は腐らないのでしょうか。

これは、コンビニのお弁当に使用されている「ph調整剤」などの食品添加物のおかげなのです。よくお弁当に梅干を入れると腐りにくくなる、と言われていますよね。

これはお弁当に梅干を入れることで、phが酸性に傾くため、雑菌が繁殖しづらくなるからなのです。これらのおかげもあり、コンビニのお弁当は腐らないのです。

生の明太子を使うなら温かいご飯はNG

手作りのお弁当やおにぎりにも生の明太子を使用したいという場合は、ご飯を冷ましてから明太子を入れるようにしましょう。雑菌が活発に活動するには一定程度の温度が必要ですから、できる限り低い温度で管理する必要があります。

夏は特に注意

夏場の生の明太子は非常に危険です。お弁当などは保冷バッグに入れ、保冷剤などで冷ますことがほとんどですがそれでも温度は高いと言えます。真夏の外気温は３０℃を超えますからね。

夏場のお弁当やおにぎりに明太子を使用する場合は、加熱して焼きたらこにしてから入れると良いでしょう。

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生の明太子を使ったおにぎりレシピ

生の明太子を使用したおにぎりのレシピを紹介していきます。少しアレンジするだけで大きく味わいが変わり、絶品のおにぎりになりますので是非試してみてくださいね。

明太チーズ焼きおにぎり

一つ目に紹介したいおにぎりレシピは、「明太子とチーズの焼きおにぎり」です。明太子を混ぜ合わせたご飯の中心部分にチーズを入れ、焼き上げる焼きおにぎりです。大葉や梅などを一緒に混ぜてもとても美味しいですよ。

昆布茶おにぎり

二つ目に紹介したいおにぎりレシピは、「明太子と昆布茶のおにぎり」です。ご飯に明太子と昆布茶を混ぜ合わせ、おにぎりにしたメニューです。昆布茶の旨味と風味、明太子の旨味が相性抜群です。

レモン明太おにぎり

3つ目に紹介したいおにぎりレシピは、「レモン明太子おにぎり」です。明太子パスタと言えばレモン汁は欠かせない材料であり、相性も抜群です。ご飯にレモン汁と明太子、好みでバターを入れて混ぜ合わせましょう。

じゃこと明太子のおにぎり

4つ目に紹介したいおにぎりレシピは、「じゃこと明太子のおにぎり」です。ご飯に好みのちりめんじゃこと明太子を入れ、混ぜ合わせましょう。ちりめんじゃこはカルシウムが豊富に含まれているため、栄養バランスを整える面でもおススメです。

まとめ

今回は、明太子を使用したおススメのレシピや、お弁当やおにぎりに使用する際の注意点などについて解説していきました。

いかがでしたか？明太子はおにぎりに当然のように使用されますが、確かに非加熱の場合は食中毒のリスクがありますよね。お弁当やおにぎりに使用する際は注意しましょう。最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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