ナチュラルチーズにカビが生えると危ない?食べられる?見分け方も

とろりとした食感や濃厚な味わいが美味しいチーズ。チーズにはプロセスチーズとナチュラルチーズの2種類あるのをご存知ですか?

この記事では、ナチュラルチーズについて、

  • ナチュラルチーズとは
  • ナチュラルチーズにカビが生えたら危ない?
  • ナチュラルチーズの賞味期限
  • ナチュラルチーズの腐敗の見分け方

をテーマに紹介していきます。ナチュラルチーズについて詳しく知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

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ナチュラルチーズとは

そもそもナチュラルチーズとはなんなのでしょうか。ここでは、ナチュラルチーズの特徴や価格について紹介していきます。

ナチュラルチーズの特徴

ナチュラルチーズとは、生乳などを乳酸菌や凝乳酵素で凝固させ、ホエイ(乳清)の一部を除去したもの、または、これを熟成させたものをいいます。

熟成タイプと非熟成タイプがあります。原料となる乳の種類、使用する微生物、加工方法などにより、1,000種類以上存在するといわれています。

熟成タイプは乳酸菌や凝乳酵素の働きによって熟成が進み、時間が経つごとに味の変化が楽しめます。

価格・購入場所は?

海外のナチュラルチーズは、チーズ専門店だと100g500円以上するものが多くあります。

北海道から沖縄まで、日本のチーズ生産者は現在約240軒ありますが、大手の乳製品メーカーを除けば、そのほとんどが家族経営の小規模な生産者です。

小規模なチーズ生産者が手間暇をかけて大事に牛等の家畜を育て、手作業で丁寧にチーズを造っています。

小規模生産者の造るナチュラルチーズは大量生産できないため、価格が高くなっているようです。

ナチュラルチーズはチーズ専門店をはじめ、スーパーや百貨店・オンラインショップなどで購入できます。

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ナチュラルチーズにカビが生えたら危ない?

ナチュラルチーズを保存していたらカビが生えてしまった、なんて経験はありませんか?ナチュラルチーズに生えたカビは危険なのでしょうか。

カビ部分だけ取り除けば大丈夫

ナチュラルチーズは発酵食品の一種です。無添加で防腐剤未使用のため、カビが生えることがありますし、熟成の過程であえてカビを生やすこともあります。

一般の加工食品に生えたカビは腐敗によるもので、もう食べることはできませんが、発酵食品の場合、表面に生えたカビは乳酸菌の力で中まで浸透しません。

カビの部分さえ取り除けば、まだ充分おいしく食べられることがほとんどです。

全体的なカビはやめておこう

危険かどうかは最初から生えているカビなのか、それとも後から生えたカビかで判断しましょう。白カビや青カビといったものは、あえて繁殖させています。

そのため、カマンベールチーズなどは、そのまま食べて大丈夫です。しかし、購入後に冷蔵庫などで保存している時に生えたものは、食べないようにしてください。

黄色や赤、黒、紺など明らかに色の異なるカビが生えた時は要注意です。

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ナチュラルチーズの賞味期限

ナチュラルチーズの賞味期限はどのくらいなのでしょうか?ここでは、ナチュラルチーズの賞味期限について紹介していきます。

物によって賞味期限が幅広い

ナチュラルチーズの賞味期限は数週間から数カ月と幅が広くなっています。ナチュラルチーズは乳酸菌や酵母菌などがチーズの中で生きています。

そのため、ナチュラルチーズを合わせて加熱・乳化させたプロセスチーズに比べると、賞味期限は短めとなります。

ただし、ナチュラルチーズでも製造や梱包などでその賞味期限は変わります。

開封後は1週間以内で消費しよう

開封したチーズはパッケージに記載されている賞味期限に関係なく、なるべく早く食べきる必要があります。

その目安は1週間ほどですが、チーズの状態や保存方法によっては、さらに賞味期限が短くなることもあるので、食べる前には必ず状態を確認しましょう。

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ナチュラルチーズの腐敗の見分け方

腐ってる・臭い

賞味期限は、品質を保っておいしく食べられる期限の目安です。チーズの保存状況によっては賞味期限よりも早く傷んでしまうこともあります。

もし、チーズが傷んでいれば、いくつかの特徴が見られるようになります。ここでは、腐敗したナチュラルチーズの見分け方について紹介していきます。

匂い・見た目の違い

チーズにはもともとある程度の匂いがありますが、チーズの保存状態が悪くて、腐敗してしまうと強烈なアンモニア臭がしてきます。

また、チーズを食べた際に、以前よりも苦味を感じたり、舌をピリピリと刺激されるようであれば、発酵ではなく、腐敗が進んでいる可能性があるので食べないようにしましょう。

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味・質の違い

また、腐敗したチーズを食べると、強い酸味や苦みを感じることがあります。口に含んだときに、舌がピリピリするような刺激があったり、いつもとは違う味だと感じたりした場合は、食べないようにした方がいいでしょう。

カッテージチーズやブルーチーズなど、腐敗していない状態でも酸味や苦みのあるチーズもあり、判断がむずかしいことがあるため食べる際には注意が必要です。

まとめ

ナチュラルチーズについて紹介してきましたが、いかがでしたか?ナチュラルチーズは発酵食品の一種でカビが生えることがあります。

腐敗した特徴をチェックして、危険な状態になったチーズは食べないようにしましょう。

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