肉団子の冷凍保存、生の場合は?作り置きは?冷蔵は?茹でてから保存?解凍は

肉団子は冷凍保存しておけば、スープのボリュームが欲しいとき、あと一品欲しいときにもさっと使える便利な食材です。

そんな肉団子も、1食分だけ作るのはなかなか面倒ですし、一度に大量に作っておくことも多いかと思います。

保存前提で作る肉団子は、加熱してから保存していますか?それともタネの状態で保存していますか?

肉団子は、どうやって保存するのがいいのでしょうか?そこで今回は、

  • 肉団子は生のまま保存できる?
  • 肉団子の冷凍保存方法(状態別)
  • 解凍方法・アレンジ

についてご紹介します。

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肉団子は生のまま保存できる?

肉団子を作って保存するときに、加熱前の物を保存する方と、加熱してから保存する方がいらっしゃるかと思います。

どちらも便利ではありますが、生のまま保存するとどうなるのでしょうか?

生のままだとどうなる?

生のままだと消費期限が早くなりますし、冷蔵保存だと翌日、長く持ったとしても翌々日までしか持ちません

冷凍保存するにしても、 乾燥しやすくなるので調理したときにパサついた食感 になってしまいます。

冷凍・冷蔵の保存期間

生の状態での保存は、

冷蔵:1~2日

冷凍:1~2週間

ぐらいです。

生の状態で冷蔵保存するなら、翌日には使い切りたいところですね。

できれば 翌日中に加熱調理しておくと安心 です。

焼いてから保存が◎

ひき肉は、複数の部位をミンチにしていることが多いので傷みやすいです。

生のままより焼いてから保存する方が長持ちしますし、雑菌の繁殖もしにくくなります。

調理後、粗熱を取ってから、密閉容器などに入れてから冷蔵保存しましょう。

調理後の日持ち:2~3日

生で保存するメリット

肉団子だけではなく、 ロールキャベツやハンバーグなどにアレンジできるのは、生で冷凍する大きなメリット です。

その日の料理や気分に合わせて調理法を変えられると、フードロス削減にもなりそうですね。出来立ての味わいが楽しめるのも魅力的です。

ただ、生で保存する場合は、下味をつけておいた方が傷みにくくなります。

ある程度使い道を考えてから下味をつけておいた方がいいかもしれません。

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肉団子の冷凍保存方法(状態別)

肉団子は、豆腐などの冷凍に向かない食材が入っていても大丈夫ですので、好きな具を入れて作りましょう。

ただ、加熱する場合はしっかりの中まで火を通しておくことが大切です。

ここでは、状態別の肉団子に冷凍保存方法をご紹介します。

生の冷凍方法

  1. 成形したタネを密閉容器、またはフリーザーバッグに入れる
  2. 金属製のトレーなどに置き、急速冷凍する

もしくは

  1. タネを成形せずにフリーザーバッグに入れて空気を抜く
  2. 薄く広げて菜箸などで線を付け、急速冷凍する

前者は使いたいときにすぐに使えますし、後者の方は空気が入りにくいので傷みづらいです。

好みに合わせて保存方法を変えてみてください。

タネを焼いた場合

  1. 脂身が少ないひき肉を使った場合は少量油を引く
  2. 中まで火が通っているか確認しながら両面を焼く
  3. 焼きあがったら粗熱をとる
  4. フリーザーバッグに入れて急速冷凍

真ん中あたりを箸などで刺して、透明の肉汁が出てくるか確認しましょう。

タネを茹でた場合

  1. 酒を少し入れて茹でる
  2. 粗熱が取れたらフリーザーバッグに入れて急速冷凍
 ゆで汁は美味しい出汁が出ているので、その日のスープなどにおすすめ ですよ。

調理済みの場合

調理済みの場合は、ソースやスープなども一緒に冷凍すると、水分が出にくくなるので美味しく解凍できます。

各状態の保存期間

生:1~2週間

加熱済み:1カ月

ひき肉は、 鶏肉が一番傷みやすく、豚肉、牛肉と続きます。 

傷みやすいひき肉で作った肉団子なら、早めに消費するように心がけてください。

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解凍方法・アレンジ

肉団子は、状態によって少し解凍方法が異なります。

特に、生の場合は中まで火が通らなかったり、ぱさぱさしたりするかもしれません。

それぞれに合う解凍方法をご紹介します。

生の場合

生は解凍すると臭みが出てくるので、 できれば凍ったまま調理するのがおすすめです 

揚げるなら低温からスタートすれば、凍ったままでも中まで火が通ります。

焼く場合は、表面に焦げ目をつけた後に蒸し焼きするのがポイントです。

焦げてしまいそうなら、最終的に電子レンジで加熱するのもありだと思いますよ。

調理済みの場合

調理済みの場合は、調理方法によって若干解凍方法が違ってきます。

 揚げた場合 

電子レンジで解凍もしくは自然解凍

 焼き、茹でた場合 

そのまま投入してOK

炒め物などに使う場合は、電子レンジで解凍もしくは自然解凍

ミートボールに

ソースを絡めてミートボールにアレンジするのがおすすめです。

フライパンでケチャップ、酒、しょうゆ、みりん、砂糖、水を合わせてひと煮立ちさせ、肉団子を入れるだけですので、朝ごはんやお弁当にもいいと思います。

炒め物に

火を通したものならそのまま、もしくは半解凍ぐらいで投入すると時短になりますし、コクもプラスしてくれます。

鍋・スープに

シンプルな肉団子を作っておけば和風・洋風・中華風・イタリアンと何にでも合いますので、ちょっと物足りないときや、お鍋の肉がなくなってしまったときに追加で入れる肉としてもおすすめです。

鍋やスープは煮込むので、解凍せずにそのまま入れられるのもポイントが高いですよね。

まとめ

今回は、肉団子の冷凍方法や解凍方法、保存期間についてご紹介しましたが、いかがでしたか?

この記事をまとめると

  • 生でも冷凍保存できるが日持ちを考慮すると加熱してからがおすすめ
  • 調理済みなら約1カ月持つ

茹でてから冷凍しておくと、あとから焼き目を付けたり軽く揚げ焼きなどにして使いやすそうだと感じましたが、いかがでしょう?

肉団子を作った時は、この記事を参考に冷凍、解凍してみてくださいね。

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