餅を柔らかくつく方法を解説!ついた後すぐに水に入れるのが正解?

皆さんはお餅は好きですか?お餅と言うと何かお祝い事やイベントがある時にだけ食べる人が多いと思います。普段からお餅が大好きで食べている人もいると思いますがそこまで多くはないでしょう。

ではお持ちとはどのような食材なのか、つきたてのお餅を柔らかくままで保存する方法はどのようにすればよいのかなどについて紹介していきたいと思います。

今回の記事では、

  • お餅ってどんな食べ物?
  • お餅を柔らかくする方法は?
  • 切り餅も柔らかくできる?
  • お餅の栄養素は?

これらについて解説していきたいと思います。 

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お餅について

お餅とはもち米を蒸して引き継ぎしたものを整形したもののことを言います。もち米を使ってはなくとも米やアワ、他の穀物を用いたものでも餅と表現することができます。

米粉パンで作るものや、葛粉などのでんぷんで作ったものも餅といいますが、この場合おもちの前に使用した材料の名前がつくのが一般的です。 

お餅は日本特有の食品のイメージがありますが、東南アジアから伝わったもので日本以外でも様々な国で独特のお餅があります。

日本では特に粘りの強い餅の人気が高く、奈良時代にはすでに今のような餅の文化が確立されており1月には鏡餅、3月には草餅、5月にはちまきや柏餅のどの文化が出来上がっていたと言われています。

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お餅を柔らかくする方法

餅は温度が高い状態だと柔らかいのですが、そのまま時間が経ってしまうと熱と共に水分が蒸発していきどんどん硬くなっていきます。ですので以下の方法でおもちの下処理をすると良いでしょう。

  • 十分に吸水させたお餅をついたり、電動餅つき機にいれてつきおわったら釜ごと水を張ったたらいにつける
  • 手早く側面から水を入れてなるべく平たく伸ばす
  • 人肌に温度が下がったら再び釜に戻して数分つく
  • 形がまとまったら間をおかずに、素早くモチ粉をまぶして表面をコーティングする

これによって水分を加えることができ、もち粉によって水分が外に出るのを防いでくれるためより柔らかい状態のお餅を保存することができます。

知っているだけで簡単に行える方法ですので、家でお餅をつく機会があるようなら是非覚えてみてくださいね。

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切り餅を柔らかくする方法は?

切り餅とは「のし餅」と呼ばれる平べったい餅を長方形に細かく切ったものです。角餅とも呼ばれ、東日本の地域では一般的にお正月に食べられているお餅です。

昔は、家族の人数が多かったこともあり、家庭で切り餅を作っていましたが、現代ではスーパーなどでパックになった切り餅を買うのが一般的。

少人数でも消費しやすいように、小さなパックに分けられて売られています。ちなみに、西日本の地域では、切り餅ではなく「丸もち」を食べるのが一般的となっています。

固くなって売られている切り餅も適切な方法で加熱することによって、柔らかい状態で食べることができます。

電子レンジを使って加熱する方法

切り餅を柔らかくするための最もポピュラーな方法は「電子レンジでチンすること」です。方法は以下の通り。

お椀に切り餅を入れる

お餅がつかる程度までお水を入れる

レンジ500wで3分くらいチンする

これだけで、簡単に切り餅は柔らかくなるでしょう。お水でなくぬるま湯やお湯を使うと、もう少し短い時間でも柔らかくすることが出来ます。

気を付けるポイント

この柔らかくする際に気を付けておくべきポイントはこちら。

お水をお椀に入れすぎない

チンした後も固いのであれば、数秒ずつ加熱する時間を延ばす

まずは、お椀に入れるお水はお餅が丁度つかるくらいの量にしましょう。お水を多く入れすぎると無駄に時間がかかってしまいますし、切り餅が溶けだしてしまう可能性もあります。また、3分間加熱したのにまだまだ固い場合は、数十秒間ずつチンする時間を延ばしてみてください。

数秒間チンするだけで、かなり柔らかさは変化します。あまり一度に加熱し過ぎないように様子を見ながら行っていきましょう。

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お餅の栄養価が凄い

お餅に使われるもち米は、私達が一般的に食べているお米とほぼ同じものです。違いはアミロースというデンプンが少ないか多いかの違いだけです。その他の栄養に関しては同じであり、非常に優秀な栄養素を豊富に含んでいる食材です。ではお餅の栄養素を詳しく見ていきましょう。

  • 炭水化物:炭水化物はブドウ糖・果糖などから構成されているものを総称です。大きく分類すると体内に吸収されてエネルギー源になる「糖質」、消化吸収されずエネルギーにならない「食物繊維」とに分類できます。
  • たんぱく質:たんぱく質は20種類のアミノ酸が複数個結合することで作られています。結合するアミノ酸が種類や配列によって様々な臓器や組織の材料になります。特に筋肉の材料として使用されるため、多くの摂取が望ましいです。食品では魚や肉、大豆に多く含まれており、様々な種類を多く摂ることが大切です。
  • カルシウム:カルシウムは骨や歯の主成分のリン酸化カルシウムの材料でもあり、人間の体内の筋肉や臓器の収縮に関わるミネラルです。神経伝達の正常化にも大きな働きを持ち、体の酵素の働きをサポートします。血液凝固やホルモンの分泌等、多用な働きを持ちます。
  • :鉄は、人間の血液を運ぶ赤血球に含まれるヘモグロビンの材料として使用されます。加えて、体内に存在する酵素の材料にもなりエネルギー代謝や肝臓での解毒の働きに関わっているミネラルです。
  • ビタミンB1:ビタミンB1は、人間の代謝に関わるビタミンで、炭水化物を糖に分解し、エネルギーを作り出す経路の最初を担います。食べた糖質全般を燃焼させる工程に関わるため、不足すると疲れやすくなります。また脳の神経伝達物質にも関わり、集中力を増やすや手足の痺れにくくすると言った働きがあります。
  • ビタミンB2:ビタミンB2は、たんぱく質、脂質、炭水化物の代謝で、酵素に近い補酵素としての働きます。ビタミンB2は単独では酵素としての働きは持たないものの、体内で特定の分子がつくことで代謝の働きを担います。三大エネルギーの分解の他、体内の活性酸素の除去作用も持っています。
  • ビタミンB6:ビタミンB6は、たんぱく質をアミノ酸に分解し、再合成して筋肉や必要な組織を作る働きがあります。加えて、体内のホルモン分泌のバランスも整える働きを持っています。エネルギー代謝にも関わり、加えて神経伝達にも関わる多くの役割を持つビタミンです。
  • 食物繊維:食物繊維は、植物の細胞壁を構成する、人間の消化酵素では消化できない成分とされています。食物繊維は、植物しか作り出すことしか出来ず、水に溶けるか溶けないかで種類が分かれます。人間の腸内環境を整える免疫力改善等の働きがあります。

このようにお米には非常に多くの栄養素が含まれています。

お餅はカロリーが高いので食べ過ぎてしまうと太ってしまうという情報もありますが、 適切な量食べるならばとても身体に良い食材といえますね!

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まとめ

いかがでしたでしょうか?

この記事をまとめると

  • お餅は日本では奈良時代から存在していた歴史ある食べ物
  • お餅をついた後に放置してしまうと熱と一緒に水分が飛んでしまうので、餅つきの後はすぐに水に入れて水を含ませてからもち粉でコーティングするのがおすすめ
  • 優秀な栄養素が豊富に含まれているので積極的に食べたい食材でもある 

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。

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