様々な料理に使いやすいキノコ「舞茸」。あなたは普段どんな料理に使われているでしょうか?恐らく多くの方がチャレンジしているのが「舞茸の天ぷら」だと思われます。しかし、舞茸の天ぷらはべちゃっとしがち。
一体どうすれば舞茸の天ぷらを上手に仕上げられるのでしょうか?今回は、舞茸の天ぷらについて、以下のようなことを解説していきます。
- 舞茸とはどんなキノコなのか?
- 舞茸の天ぷらはどうして失敗するのか?
- 舞茸の天ぷらを上手に作るコツとは一体どんなこと?
こんな内容になっています。記事を最後まで読んで頂き、舞茸の天ぷらを上手に作れるようになってしまいましょう。
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目次
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舞茸の特徴
舞茸は普通にスーパーに売っているキノコですが、一体どんな特徴を持つキノコなのでしょうか?
舞茸とは
舞茸は元々、アメリカ、ヨーロッパ、アジアなどの地域に自生しているキノコです。湿地帯には自生せず、比較的乾燥した場所で育つ特徴があります。日本でも自生していて、平安時代の書物「今昔物語」の中にも登場する歴史のあるキノコとなっています。
現在スーパーで売られている舞茸は、人工栽培された舞茸で、より安全に美味しく、安く食べられるように考えて作られています。
カロリー・栄養価
舞茸100g中にはおよそ22kcalのカロリーが含まれています。その他、舞茸に含まれる主な栄養素は以下の通り。
- ビタミンD
- カリウム
- 食物繊維
- ポリフェノール
こんな感じで様々な栄養素が含まれているのです。中でもビタミンDの含有量は、キノコの中でかなり多い方。ビタミンDがあると、カルシウムの吸収を助けてくれるので、健康効果は高い栄養素になります。
健康効果・メリット
舞茸を継続して食べると、以下のようなメリットがあると考えられています。
- 骨粗しょう症の予防
- 高血圧の抑制
- コレステロール値の改善
- 便秘解消
- 免疫力アップ
舞茸を通じてビタミンDを効率的に摂取すると、カルシウムを吸収しやすくなります。そのため、骨粗しょう症に悩まれている方には、舞茸は非常にいいでしょう。カリウムが含まれているので、塩分を抑えたい高血圧の人にもいいです。
食物繊維が含まれているので、悪玉コレステロールを抑制し、善玉コレステロールを増やすことが出来ます。また、ポリフェノールで免疫力が高まるとされています。
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舞茸の天ぷらが失敗する理由
栄養豊富な舞茸ですが、天ぷらにしようとした場合、うまくサクサクにならないことが多いです。どうしてサクサクにならないのでしょうか?
舞茸の水分が原因
最も大きな原因として考えられるのは「舞茸に含まれる水分のせい」です。舞茸には多くの水分が含まれていて、この水分がサクサク感を無くしてしまうと考えられます。
衣が原因
また、天ぷらを作る時の衣の状態も良くないと、サクサクした天ぷらには仕上がりません。やり方は後述しますが、衣を改善してみる価値はあるでしょう。
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サクサクの天ぷらをつくるコツ
では、サクサクの天ぷらを作るためには、どんなことに注意をして作っていけばいいのでしょうか?
舞茸の水分を飛ばしておく
前述した通り、舞茸には多くの水分が含まれているので、これを事前に飛ばしておくと天ぷらがサクサクになりやすいです。方法は以下の2通り。
- 手で割り裂いた舞茸をざるの上に置き、一晩乾燥させる
- 手で割り裂いた舞茸をオーブントースターで10分弱加熱する
これらの方法で、舞茸の水分量をグッと減らしておきましょう。それだけで、かなりサクサクになりやすいです。
衣の作り方
天ぷら衣を作る時には、「混ぜすぎないこと」がポイントです。水に天ぷら粉を溶く時に、サッと混ぜるだけにしましょう。何度も混ぜてしまうと、衣自体の粘度が高まってしまい、べちゃべちゃになりやすいです。粉と水がまだ分離しているくらいの方が、きれいに仕上がるでしょう。
また、冷たい水で作った方がサクサクになりやすいです。
揚げ方
舞茸の天ぷらは180℃の油で一気に上げるのがポイントです。高温で一気に過熱したほうが、舞茸の中の水分を完全に飛ばしやすいので、揚げる時は高温の油で一気に揚げてみましょう。
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失敗した天ぷらの復活方法
べちゃべちゃんになってしまった舞茸の天ぷらを復活させる方法も、実はあります。いくつかご紹介しておきますね。
オーブントースターで温める
べちゃべちゃになってしまった舞茸の天ぷらは、オーブントースターで軽く焼いてあげることで、サクサクに復活させられます。簡単なので、先ずはこの方法を試してみましょう。
リメイクの一覧
べちゃべちゃになってしまった舞茸の天ぷらは、以下のような料理に使って、リメイクするといいでしょう。
- 卵とじにしてご飯に乗せる
- 天丼の具材に使う
こんな感じで、卵と一緒に調理したり、天丼の具材などにすると、サクサクでなくても十分に美味しく食べられるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は舞茸の天ぷらを失敗しないコツをご紹介してきました。最後に記事内容をざっくりとまとめてみたので、振り返っていきましょう。
この記事をまとめると
- 舞茸の天ぷらはしっかりと水分を飛ばすと成功しやすい
- 舞茸の天ぷらの衣は混ぜすぎない
こんな内容になっていました。あなたも早速スーパーで舞茸を買って、サクサクの天ぷらを作ってみてはいかがでしょうか?
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