舞茸と食べ合わせが悪い・良い食品は?食中毒は?吐く?きのこ・しいたけは?

あなたは普段の料理で、どれくらいのキノコを使われるでしょうか?うま味もあって、栄養素も満点なので料理には是非キノコを取り入れたいものです。今回はキノコの中でもシャキシャキ食感が病みつきになる舞茸について、以下のようなことを解説していきます。

  • 舞茸とはどんなキノコなのか?
  • 舞茸と食べ合わせが悪い物とは?
  • 舞茸と食べ合わせがいいものとは?

こんな内容になっています。記事をしっかりと読み込んでいただき、舞茸の特徴を徹底的に理解してしまいましょう。

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舞茸の特徴

まずは、舞茸とはどんなキノコなのかを解説していきます。

舞茸とは

舞茸はアメリカ、ヨーロッパ、アジアの比較的乾燥した地域に自生していたキノコです。日本にも自生していて、平安時代の「今昔物語集」にも登場するキノコ。今昔物語では、舞茸を食べると「無意識に踊りだす」と書かれていて、ここで登場する舞茸は「毒キノコだった」とされています。

ちなみに、普通に販売されている舞茸に毒成分はないのでご安心ください。1980年代ごろから、舞茸は人工栽培されるようになり、現在のようにスーパーで一般的に手に入るようになっています。

カロリー・栄養価

舞茸100g当たりには22kcalのカロリーが含まれています。その他、舞茸に含まれる栄養素は以下のようなものです。

  • ビタミンD
  • カリウム
  • 食物繊維
  • ポリフェノール

こんな感じで、舞茸には沢山の栄養素が含まれています。特筆すべきは「ビタミンD」。舞茸にはキノコの中でもトップクラスのビタミンDが含まれているのです。ビタミンDを摂取したい人は、舞茸を沢山食べるといいでしょう。

健康効果・メリット

舞茸を食べることで考えられる健康へのメリットはこちら。

  • 骨粗しょう症予防
  • 高血圧抑制
  • 便秘改善
  • コレステロール値の改善
  • 免疫力アップ

まず、舞茸に含まれるビタミンDはカルシウムの吸収を助ける働きがあります。なので、骨粗しょう症を気にしている人は舞茸を食べるといいでしょう。また、カリウムが塩分を排出してくれる効果があるので、高血圧の人におすすめ。

さらには、食物繊維が入っているので、便秘の改善にも良いでしょう。ポリフェノールも豊富なので、免疫力が上がりやすいとされています。

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舞茸の悪い食べ合わせ

舞茸には「食べ合わせが悪い物がある」という噂を耳にすることもあります。本当に悪い物があるのでしょうか?

迷信やデマもある?

結論から言うと「舞茸と食べ合わせが悪い物は特にありません」。食物繊維などの豊富な栄養素が入っているので、色々な食材と併せてとっていくべきキノコでしょう。

食べ合わせで食中毒になる?

舞茸を食べると食中毒になるという噂も聞きますが、それもあまりあり得ないでしょう。食物繊維が入っているので、食物繊維を多く含む食材と一緒に食べ過ぎるとお腹が緩くなることはあります。

加熱が大事

ただ、一つだけ注意してほしいのは舞茸を食べる時はよく加熱して食べた方がいいということ。舞茸には自然界の食中毒菌が付着していることもあります。

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舞茸の良い食べ合わせ

逆に、舞茸と一緒に取るべき食材にはどんな物があるのでしょうか?いくつかご紹介していきます。

油と一緒に摂る

舞茸の特徴の一つ「ビタミンD」は、脂溶性のビタミンなので油と一緒に摂取すると、体に吸収されやすいです。なので、油を使った炒め物などには、舞茸を加えて食べてみましょう。

乳製品・豆腐

舞茸に含まれるビタミンDはカルシウムの吸収を助けてくれます。なので、カルシウムがたくさん含まれる、乳製品などと一緒に食べると健康効果がかなり期待できるでしょう。

わかめ・昆布

舞茸は、わかめや昆布などの海藻類と一緒に食べてもいいです。海藻類に含まれるミネラル分が舞茸の栄養バランスをさらに良くしてくれるでしょう。

キャベツ・ブロッコリーなど

舞茸は、キャベツやブロッコリーなどのビタミンCを多く含む野菜と食べるのもおすすめです。これらの野菜も、舞茸の栄養バランスを整えてくれます。

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舞茸の効果的・美味しい食べ方

舞茸を効果的に食べるには、どんな調理方法があるのでしょうか?いくつかご紹介いたします。

舞茸とチーズのホイル焼き

舞茸は「チーズと併せてホイル焼き」にするとおいしいです。前述した通り、栄養バランスもばっちり整えられるでしょう。

舞茸のてんぷら

舞茸はシンプルに天ぷらにするとおいしいです。油と一緒に摂取できるので、ビタミンDも効率的に摂取しやすいでしょう。

舞茸のバターソテー

舞茸は、バターでソテーするだけでも美味しくなります。お肉料理、お魚料理の付け合わせなどにも使えるでしょう。こちらも、バターと一緒に炒めるので、ビタミンDを効果的に摂取しやすい調理法になります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回は舞茸とはどんなキノコなのか?などを詳しく解説してきました。最後に記事内容をざっくりとまとめてみたので、振り返っておきましょう。

この記事をまとめると

  • 舞茸はビタミンDをたくさん含んでいるキノコ
  • 舞茸は油と一緒に摂取すると健康効果が高い
  • 舞茸はチーズと一緒に食べるといい

こんな内容になっていました。もし舞茸を食べる機会があれば、油で炒めてチーズなどの乳製品と一緒に食べるよう心がけてみましょう。健康効果が期待できるかもしれません。

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