キャノーラ油の賞味期限はどれくらい?開封後は?酸化すると危険?

皆さんは普段の食事の時に使う料理油はどのようなものを使っていますか?ほとんどの人が植物の油からできているサラダ油を使用していると思われますが、サラダ油にも色々な種類があるということをご存知ですか? 

今回紹介するのはサラダブラの中でも精製の度合いを高めた良質な油のキャノーラ油についてです。キャノーラ油とはどのような油なのか、キャノーラ油の賞味期限や、使用するときの注意点について解説していきたいと思います。

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キャノーラ油はどんな油? 

キャノーラ油はアブラナ科アブラナ属のセイヨウアブラナから得られる油です。アブラナから得られる菜種油とは別種のもので、菜種油に含まれるエルカ酸とグルコシノレートを含まない品種のものです。

キャノーラ油は、ドレッシングや揚げ油、天ぷらや炒め物によく利用されています。また、キャノーラ油は酸化を抑えるので揚げ物をするとカラッとサクッと仕上がり、油っこくないです。オレイン酸を含み、癖のない風味なので使いやすく人気です。

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キャノーラ油はコレステロールを下げる働きがある?

キャノーラ油には通常の菜種油に含まれるエルカ酸やグルコシノレートという有害な物質が入っていないことが大きなメリットのひとつです。その他にもキャノーラ油にはオレイン酸とビタミンEが豊富に含まれており、これらは血中の悪玉コレステロールを減らす働きがあると言われています。

悪玉コレステロールが増えるとどうなるの?

悪玉コレステロールが増えると血がドロドロになって動脈硬化や心臓疾患の原因になると言われています。オレイン酸は悪玉コレステロールを減らして、善玉コレステロールは減らさないという非常に優秀な働きを持つためメリットの大きい成分と言えます。

このことからキャノーラ油はコレステロール値を上げない非常にヘルシーで健康的な油と言われるようになりました。

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キャノーラ油の賞味期限はどれくらい?

未開封の場合

未開封のキャノーラ油の場合パッケージに使用されている容器の種類などによって異なりますが賞味期限の目安は「1年~2年」で設定されていることがほとんどです。

開封済みの場合

開封済みのキャノーラ油の場合空気や光の影響によって品質が劣化する場合があります。パッケージに表示されている賞味期限は未開封の状態を想定して設定されていますので開封済みの場合には適用されません。

そのため開封済みのキャノーラ油は病気の種類や記載されている賞味期限の日付にかかわらず開封してから1~2カ月程度で使い切るようにしましょう。保存の状態によっては早く傷んでしまうことがありますので、使用後は必ずしっかりと蓋を閉めて冷暗所で保存するようにしましょう。

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油の酸化とは?

油が疲れるって本当?

皆さんは油が疲れる、という表現を聞いたことありますか?油は生きものじゃないんだし、疲れるも何もないでしょ!という意見がありそうですがもちろん油は生き物ではないので実際に疲れたりはしません。ですが、油が「酸化」してしまったことを「疲れる」という表現で言ったりすることがあるのです。

酸化とは?

油の酸化とは、空気中の酸素や光、熱、水、金属、微生物などが油に作用することによって油の成分が変化することを言います。この酸素や光などは完全に防ぐことはできないので、油は開封したときから徐々に酸化を始めます。そして一番怖いのは、油が酸化すると「有毒な成分」が生まれる場合があるのです。

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酸化した油はとっても危険

酸化コレステロール

コレステロールは脂肪の一種類です。よく善玉コレステロール、悪玉コレステロールという言葉を耳にしますよね。酸化してしまった油は酸化コレステロールという脂肪を含むようになり、血管にダメージを与えることで動脈硬化を引き起こすといわれています。

肝臓への負担が大きくなる

酸化した油は肝臓への負担を強めます。高温調理に使用した油は過酸化物質という肝臓でしか分解できない成分を含みます。そうなると肝臓が疲弊してしまい、徐々に肝機能が落ちていって脂肪肝や肝機能障害を引き起こしてしまうのです。

トランス脂肪酸が生じる

油の酸化が進むとトランス脂肪酸といわれる脂肪酸が生成されます。このトランス脂肪酸は動脈硬化を促進させたり、心疾患を引き起こすといわれておりアメリカでは食品にトランス脂肪酸が含まれているものを販売禁止にしているほどです。 

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このような油は使わないこと!

では酸化した油というのはどのような特徴を持つのかについて最後に紹介していきたいと思います。

このような特徴を持つキャノーラ油は酸化がかなり進んでいますので

  • 色が明らかに濃い
  • 使った時に煙が出る
  • 粘り気がある

、使用してしまうと体に悪影響をきたす可能性があります。無理して使う必要は全くありませんのでこのような場合は破棄してしまい新品のキャノーラ油を使った方が良いでしょう。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、

この記事をまとめると

  • キャノーラ油はアブラナ科アブラナ属のセイヨウアブラナから得られる油
  • 菜種油との違いはエルカ酸やグルコシノレートが含まれていないこと
  • 悪玉コレステロールの量を減らし善玉コレステロールの量は買えないという非常に優秀な効果を持つ
  • 未開封の場合だと1~2年程保存することができる
  • 開封済みの場合は1~2カ月で消費することが大切
  • 酸化した油は体に悪い影響を与える可能性が高い 

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。

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