ゴールドキウイは甘みたっぷりのキウイですが、熟れるとじゅくじゅくになることがあります。購入後の日持ちや、腐った時の見分け方について着目しました。今回は、
- ゴールドキウイの日持ち
- 栄養と効果・効能
- 腐るとどうなる?見分け方
- 長持ちさせる保存方法
この3つのテーマについてご紹介いたします。
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目次
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ゴールドキウイとは?
“ゴールドキウイ”は、果肉の色が黄色のキウイの種類です。一般的なグリーンキウイよりも甘みが強く、酸味はほとんどありません。グリーンキウイよりもビタミンCの含有量が多く、美容にもオススメの果物です。
ゴールドキウイは『ゴールデンキウイ』と言われることもありますが、どちらも同じものを指す言葉で違いはありません。詳しくは下記記事で詳しく紹介していますので、あわせてチェックしてみてください。
詳しくはこの記事をチェック!
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ゴールドキウイの栄養と効果
栄養
ゴールドキウイにはビタミンCをはじめ、ビタミンB6・カリウム・鉄・葉酸といった栄養素が豊富に含まれています。これに対し、グリーンキウイは食物繊維が多いのが特徴です。
- ビタミンC:ビタミンCは、抗酸化効果が高く活性酸素を除去し、過酸化脂質の生成を押さえや動脈硬化含む血管疾患、免疫力を上げるため風邪の予防効果があります。コラーゲンの生成やメラニン生成を抑えるため美肌効果が高いのも大きな特徴です。また、脳を落ち着かせる働きの脳内物質の生成や、ホルモン合成にも関わっています。
- カリウム:カリウムは、細胞の水分量及び、体内の水分の排出に関わるミネラルで、細胞の中に主に存在しています。ナトリウムとセットで、体内の水分量を調整し、体内にある過剰な水分の排出を促進させます。むくみや冷え性と言った不調の改善効果があります。
- ビタミンB6:ビタミンB6は、たんぱく質をアミノ酸に分解し、再合成して筋肉や必要な組織を作る働きがあります。加えて、体内のホルモン分泌のバランスも整える働きを持っています。エネルギー代謝にも関わり、加えて神経伝達にも関わる多くの役割を持つビタミンです。
- 葉酸:葉酸は、細胞分裂の核酸合成に不可欠であり、胎児の発育や妊婦において重要なビタミンです。胎児の場合は、脊椎の正常な分化を促進し先天性の奇形リスクを減らします。赤血球の分化に特に関わっており、貧血予防に効果があります。アミノ酸代謝にも関わるビタミンです。
- 鉄分:鉄分は、人間の血液を運ぶ赤血球に含まれるヘモグロビンの材料として使用されます。加えて、体内に存在する酵素の材料にもなりエネルギー代謝や肝臓での解毒の働きに関わっているミネラルです。
効果・効能
ゴールドキウイにはビタミンCが豊富なので、美容面や健康面で様々な効果を期待することができます。
- アンチエイジング効果 / 美肌効果
- ダイエット効果
- 免疫力アップ / 風邪予防
- むくみ解消 / 便秘解消
皮ごと食べると効果的!
ゴールドキウイは実は「皮ごと食べてもOKな果物です」。キウイの本場ニュージーランドでは、キウイを育てる際に、必要最低限の農薬しか使っていません。そのため、表面の皮をさっと水洗いしてあげるだけで、農薬は簡単に落ちます。
キウイフルーツを皮ごと食べると「摂取できる食物繊維が2倍に増えます」。ただでさえ、キウイフルーツには食物繊維がたくさん含まれているのに、その量が2倍になるので、かなりヘルシーな食べ方だと言えるでしょう。
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アレルギーはある?
キウイフルーツを食べてアレルギー反応を起こす人は沢山います。キウイは「アレルギーを起こす食品」として認定されているのです。食べると口の中がイガイガしたり、口の周りが赤く炎症を起こしたり、全身に蕁麻疹が出来てしまうような症状です。
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ゴールドキウイの日持ち・カット後は?
ゴールドキウイの日持ち日数の目安は、常温・冷蔵・冷凍それぞれ下記の日数となっています。
- 常温保存…3〜5日→熟し具合により異なる
- 冷蔵保存…約1週間
- 冷凍保存…約1ヶ月
ゴールドキウイが硬い時は酸っぱいことが多いので、常温保存することで追熟し甘くなります。熟していない場合は5日、すでに熟している場合は3日ほど常温保存が可能です。
カットしたキウイは?
- カットしたキウイの日持ちは、冷蔵で2〜3日!乾燥しないようしっかりラップを
ゴールドキウイは腐るとどうなる?
ゴールドキウイは腐るとどうなるのでしょうか?腐ったゴールドキウイの特徴・まだ食べられるゴールドキウイの特徴を、それぞれ確認してみましょう。
- 中心部が赤茶色に変色している
- 切る前から表面に水が出ている
- アルコールのような臭いがする
- ぐずぐずになって型崩れしている
- 苦い味がする
ゴールドキウイは通常黄色の果肉をしていますが、傷み始めると 中心部が赤茶色に変色 していきます。そして表面は徐々に ぶよぶよと柔らかく なり、 水気が出る こともあります。
また、更にに腐敗がすすむと ぐずぐずになって型崩れ したり、食べてみると苦いことも。ゴールドキウイは腐ると柔らかくなって水気が出やすいです。食べる前に気づいて廃棄するようにしましょう。
まだ食べられるゴールドキウイの見分け方
ゴールドキウイが腐っているのかどうなのか、わかりにくいゴールドキウイを見分けるポイントを見てみましょう。
❶ 指で皮を押すと凹むくらい柔らかい
❷ 食べると舌がピリピリする感覚がある
❶熟したことが原因:完熟と腐敗は紙一重です。熟しているけれど腐る一歩前!ということもあります。指で押すと凹むほど柔らかくなっているゴールドキウイは、まだギリギリ食べることができるので早めに消費しましょう。
❷アクチニジンが原因:ゴールドキウイには「アクチニジン」というタンパク質分解酵素が含まれていますが、この成分が舌をピリピリさせることがあります。腐っている場合もありますが、必ずしもではありません。よく見極めて他に問題がなければ食べることはできますが、味は落ちてしまっています。
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ゴールドキウイが腐る原因
ゴールドキウイが腐りやすくなる原因はこちらです。
❶ 追熟し過ぎている
❷ 常温で保存している
❸ 傷が付いている
❹ りんごやバナナと一緒に保存している
ゴールドキウイは常温や温かい場所で保存していると熟し始めますが、完熟を通り越すと一気に腐敗に変わってしまいます。また、傷が付いているとそこから変色したり雑菌が入って腐りやすくなってしまいます。選ぶ時はできるだけ綺麗な状態のものを選びましょう。
また、りんごやバナナなど特定の果物や野菜から出る エチレンガスには他の野菜や果物の成熟を早めてしまう効果 があるので、保存の組み合わせには注意しましょう!
ゴールドキウイの保存方法
ゴールドキウイの常温保存・冷蔵保存・冷凍保存それぞれの方法は下記になります。
常温保存
ゴールドキウイは常温で保存すると「追熟」し甘さを増します。まだ熟れていないものであれば追熟のため常温保存するのも◎です。
- 直射日光の当たらない場所で保存
- ビニール袋や紙袋に入れて保存→乾燥防止
カットしたゴールドキウイは傷みやすいので、必ず冷蔵保存しましょう。
冷蔵保存
ゴールドキウイを冷蔵保存する時のポイントは下記になります。
- 乾燥しないようビニール袋や紙袋に入れて保存する
- カットしたキウイにはラップをして空気に触れないようにする
冷凍保存
触感や風味は変わりますが、ゴールドキウイは冷凍保存も可能です。
- 皮をむいて半分にカットする
- ラップに包んで密閉袋に入れる
冷凍したゴールドキウイはシャーベットやヨーグルトにのせて食べるのがオススメです◎
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まとめ
この記事をまとめると
- ゴールドキウイの日持ち日数は、常温:3〜5日(※熟し具合により異なる)
- 冷蔵:約1週間 / 冷凍:約1ヶ月
- キウイフルーツは常温保存で追熟できる!
ゴールドキウイは常温だと追熟して甘くなるので、甘い方がお好みの方は常温で数日保存してみましょう♩
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