ナッツの中でも栄養価の高いくるみ。実は生でも食べられます。さて、煎ったくるみとの違いはなんなのでしょうか?美味しく食べる方法もお伝えします!
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目次
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くるみは生でも食べられる!
「くるみって火を通さないといけないんじゃないの?」と思われる方も多いはず。危険性は本当にないのでしょうか?
主な生産地
くるみは海外産のものを多く見かけることがありますが、日本では長野県が国内産くるみの生産量トップ。全体の70%以上を占めます。2位の生産地は青森県。
生で食べると危険じゃないの?
生でもクルミや他のナッツは実は食べられます。しかしながら、くるみをそのままだと酵素抑制物質を含んでいるため、体の中の消化酵素が働くことを妨げてしまい消化不良が起こってしまう原因となってしまいます。なので少し手をかけて食べやすくすることが必要です。
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生くるみを美味しく食べる方法
それでは生のくるみの食べ方のご紹介をします。少し手間はかかりますが、生のくるみには体に嬉しい栄養もたくさんあるのでやってみる価値は十分にありそうです。
浸水(ソーク)する
殻から出した状態の生くるみを水に浸して置きます。そうすると水が黄色や茶色に変色してきて生で食べれるようになった準備ができています。浸水しておく目安の時間は大体2〜6時間と言われています。常温で長く浸けすぎると腐敗させてしまうので色が出たことを確認できたら水は捨ててくるみを洗いましょう。
保存方法
酸素に触れたり、温度が高いと劣化や腐敗が進みます。密封した状態にして冷蔵庫に保存しましょう。
賞味期限はどのくらい?
冷蔵庫に入れていても水分を含んでいるくるみはカビが生えやすい状態になっています。できるだけ早く食べるようにしましょう。大量に作った場合は乾燥し冷凍させておくと良いでしょう。
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生くるみとローストくるみの違い
生のくるみとローストされたくるみにはそれぞれいいところがあります。栄養価も少し変わってくるのでチェックしておきましょう。
食感や風味
- 生のくるみ・・・食感はしっとりとしていて柔らかさを感じます。香ばしさはローストに劣るものの、甘味を感じます。
- ローストのくるみ・・・食感はパリッと薄皮が破れサクサクしていますね。香ばしくナッツ特有のオイル感も感じられます。
栄養価
- 生のくるみ・・・必須脂肪酸といわれるオメガ3脂肪酸やビタミンB群、ポリフェノール、葉酸、銅など。
- ローストのくるみ・・・残念ながらオメガ3脂肪酸やビタミン類は熱に弱いためローストされると含有量は減ってしまいます。しかしポリフェノールは加熱されるとさらに増加します。
効果
- 生のくるみ・・・オメガ3脂肪酸やビタミンB群は体内の代謝を良くします。心疾患や高血圧に効果があり、脂肪を燃焼させるよう促してくれます。
- ローストしたくるみ・・・ポリフェノールは抗酸化作用があり、動脈硬化など生活習慣病に効き目があります。
クルミは体に必要な必須脂肪酸の一つであるオメガ3脂肪酸をナッツ類の中で最も多く含んでいます。そのためくるみには悪玉コレステロールと中性脂肪を下げることで血流を良くする効果があると言われています。
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生くるみを美味しく食べるおすすめレシピ
なかなか生のくるみを食べる機会はないのではないでしょうか?レシピをいくつかご紹介します!
くるみのサラダ
材料
- 生くるみ 20g程度
- カマンベールチーズ
- ベビーリーフ
- レタス(ドレッシング)
- バルサミコ酢 大さじ1
- EXヴァージンオリーブオイル 大さじ1
- 塩・こしょう 適量
作り方
- カマンベールチーズは丸ごとフライパンの上で両面焼く。
- 生くるみは刻む
- お皿にレタスベビーリーフを食べやすい大きさにちぎって盛る。その横(または上)にカマンベールチーズを置いてくるみを上から散らす。
- ドレッシングの材料を上からかける。
ヘルシーグラノーラ
材料
- 材料
- 生くるみ
- オーツ麦
- セサミシード
- オリーブオイル
- 蜂蜜
メープルウォールナッツ
材料
- 生くるみ
- メープルシロップ
- かけたい食材(ヨーグルトやフレンチトースト、チーズなどがおすすめ!)
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まとめ
いかがでしたか?生のくるみの栄養価には驚きましたね。浸け置くだけで出来上がるヘルシーフードの生くるみ。ぜひ毎日の食事に取り入れてみてください!
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