皆さんは美味しくて栄養たっぷりな「黒ニンニク」を食べたことがありますか?買ってきたもののどういう風に食べたらよいかわからずに、いつの間にかダメになっていたという人はいませんか?今回の記事では黒ニンニクの日持ちや常温・冷蔵・冷凍保存それぞれの保存のポイントについて解説していきます。
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目次
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黒ニンニクとは?
黒ニンニクってそもそも何?
黒にんにくとは、生のにんにくを「高温・高湿の環境で1カ月ほど熟成させたもの」です。なので元は、私たちの知っている白いニンニクと同じということですね。製造過程で添加物などは一切加えずに「メイラード反応」という化学反応が起こり、真っ黒になると考えられています。
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黒ニンニクは臭いが少ない?
普通、生のにんにくというと「すごく臭いがつよくて、味もかなり強烈」なイメージがありますよね。そしてたくさん食べるとそのあとの臭いが気になるという人も多いはず。しかし熟成された黒にんにくは「にんにく特有のにおいが少なくて、甘酸っぱい香りへと変化する」のが特徴です。びっくりですよね。さらに味にも変化があり、糖度が増えることでまるでドライフルーツのような食感となります。
栄養価が凄い!
にんにくは熟成させると見た目が黒く変化するだけではなく、抗酸化作用のある「ポリフェノール」「S-アリルシステイン」や健康維持に欠かせない「アミノ酸」などの有効成分が飛躍的にアップするといわれています。黒にんにくの健康効果の検証も進んでおり、老化防止やガン予防に効果があるという研究結果がでているので、薬のように毎日継続的に食べている人もいるとのこと。ですが高い健康効果を持つ反面、黒ニンニクをたべることで今服用している薬の効果が薄れてしまったり、体調を崩してしまう人も中には稀にいるようですので、本格的に食べるときに、何か心配な持病があれば主治医に相談するのが良いでしょう。
日本ではどこが原産?旬はいつ?
黒にんにく発祥の地として有名なのは三重県で、にんにくの産地として知られる青森県でも同様に黒ニンニクの生産が盛んになってきています。にんにくの旬は6〜8月頃なので、収穫後約1カ月熟成させた7~9月頃の黒ニンニクが特に旬で美味しいといわれています。夏から秋にかけて、様々な場所で販売されているので探してみてはいかがでしょうか。
常温保存なら?
黒にんにくを常温保存する場合
常温保存する場合のポイントは「高温多湿を避けること」です。黒にんにくは高温多湿で熟成させているものなのですが、保存する時に高温多湿の環境に放置してしまうとカビが生えやすくなってしまいます。カビが生えてしまうと口にすることができなくなってしまいますので、風通しの良い日陰で保存しましょう。キッチン下の棚は高温多湿になりやすいので、注意した方が良いでしょう。
まるごと黒にんにくを新聞紙に包んで保存すると、余分な水分を吸ってくれるのでカビや痛みを防いでくれますよ。
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常温保存期間
上記の通りに保存すれば約1~2か月ほど保存することが可能です。夏場などどうしても高温多湿になりやすい時期は冷蔵庫で保存するのがおすすめです。
冷蔵保存なら?
黒にんにくを冷蔵保存する場合
冷蔵保存のメリットは季節関係なく長期保存ができることです。梅雨や夏場の時期は常温保存してしまうと自然と高温多湿の環境になってしまうため、 カビが生えたり傷んでしまうケースが多いです。
冷蔵保存する場合は黒にんにくをバラバラにして、ジッパー付きの保存袋に入れて空気を入れないように保存するのがおすすめです。空気の入る隙間ができてしまうと水分が抜けてしまい食感が硬くなってしまうので、なるべく空気が入らない密閉した状態で保存しましょう。
冷蔵保存期間
冷蔵庫で適切に保存することができれば2~3カ月保存することが可能です。これ以上になってしまうとたとえ冷蔵庫でもカビが生えてしまったり傷んでしまうことがあるのでなるべく期間内に消費するようにしてください。
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冷凍保存なら?
黒にんにくを冷凍保存する場合
最も保存期間が長く風味や食感を落とさないのが「冷凍保存」です。冷凍保存では皮付きのままでも皮を剥いた状態でもどちらも可能です。黒にんにくを冷凍保存する場合はバラバラにしてから密閉できる保存容器やフリーザーパックに入れて冷凍庫に入れるだけです。
解凍する場合は使う半日ぐらい前に冷蔵庫に移動しておくと自然解凍できます。
冷凍保存期間
冷凍保存ではなんと半年から一年も保存できるようになります!個人的には冷凍保存が一番おすすめです!
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まとめ
この記事をまとめると
- 適切に保存した場合、常温保存なら1~2カ月もつ!
- 冷蔵保存期間は2~3カ月間!
- 冷凍保存期間は6カ月~1年!
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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