秋が旬の栗には、焼き栗や炊き込みご飯など色々な美味しい食べ方がありますが、その一つに『甘露煮』があります。そのまま保存するよりも長期保存が可能なので、大量消費にもオススメの甘露煮はどれくらい日持ちするのでしょうか?今回は、
- 栗の甘露煮の日持ち
- 腐るとどうなる?見分け方
- 保存方法
こちらのテーマについて紹介いたします。
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栗の甘露煮とは?
“甘露煮”は、水と砂糖で煮詰めて果物などを加工したものです。ジャムほど砂糖を加えないため、甘さ控えめで果物本来の味を残すことができます。
ジャムにできる果物はほとんど甘露煮にすることができ、未開封のまま保存して長期保存することができます。
栗の甘露煮の食べ方としては、そのまま食べたりアイスに添えたりと様々です。
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栗の甘露煮の日持ちはどれくらい?
手作りの栗の甘露煮の日持ちは、未開封か開封後かによって異なります。甘露煮を作る際は、熱い状態でガラス製の瓶に入れ、熱いうちに蓋をすることで密閉状態にさせます。
密閉状態が保たれている方が日持ちが良く、開封後は早めに食べるのが基本です。
- 未開封…約2週間
- 開封後…4〜5日
- 冷凍……約1ヶ月
栗の甘露煮の日持ちは、未開封の密閉状態であれば常温保存で約2週間、開封後は冷蔵庫で4〜5日、冷凍すれば約1ヶ月となっています。
開封後は空気に触れることで瓶の中に雑菌が入ることもあり、 冷蔵庫で保存していても腐る ことがあります。一度開けたらできるだけ早く消費しましょう。
栗の甘露煮は腐るとどうなる?
栗の甘露煮は腐るとどうなるのでしょうか?未開封でしっかり密閉できていれば腐ることはありませんが、未開封でも蓋の閉めが甘く隙間から空気が侵入している場合は腐ることもあります。腐ったの甘露煮の見分け方はこちらです。
- 白カビ・緑カビ・黒カビが生えている
- 栗が黒く変色している
- 栗がどろどろ溶けて柔らかい
- 変な臭いがする
甘露煮は腐るとカビが生えやすく、白や緑・黒色といったカビが甘露煮や容器に生えてしまいます。カビが生える原因は、空気中に存在している菌が繁殖したことや、水分・温度などがあります。
甘露煮の一部にカビが生えている場合、目に見えない菌が甘露煮中に付着している可能性があるので、カビた部分を取り除いても食べることはできません。
茶色く変色しても食べられる?
栗の甘露煮は煮詰めると茶色く変色することがありますが、栗に含まれる ポリフェノールが酸化したことが原因 で、腐っているわけではないので食べることができます。
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栗の甘露煮を長持ちさせる保存方法
手作りの栗の甘露煮甘露煮をできるだけ長持ちさせる保存方法についてご紹介します。日持ちするので、栗の大量消費にもオススメですよ。栗の甘露煮保存のコツはこちらです。
- 瓶の容器を煮沸消毒しておく
- 熱いうちに瓶に入れ逆さにして冷ます
- 開封後は必ず冷蔵庫に入れる
- 甘露煮をすくう時は綺麗で乾いたスプーンを使う
- 栗全体がシロップに漬かるようにする
甘露煮を保存する上で大切なのは“煮沸消毒”と“密閉保存”です。瓶などガラス製の容器でないと煮沸消毒できないので、タッパーはオススメしません。
また、 熱いうちに瓶に入れ逆さまにすることで空気の侵入を防ぎ、密閉することができます◎ 開封後は綺麗なスプーンですくい、冬場でも必ず冷蔵庫で保存しましょう。
冷凍保存
甘露煮を更に長持ちさせたい時は、冷凍保存もオススメです。ガラス製は冷凍できないので、冷凍保存する場合はジップロックなどの密閉袋かプラスチック製の容器に入れます。
プラスチック容器だと密閉できないので、密閉袋に入れて空気をしっかり抜く方をオススメします。冷凍保存の日持ちは約1年で、解凍後の日持ちは約2週間です。
一度解凍した冷凍した栗の甘露煮は、もう一度冷凍しない!小分けに冷凍しておくのが便利◎
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まとめ
この記事をまとめると
- 栗の甘露煮の日持ちは、未開封:約2週間 / 開封後:4〜5日
- 冷凍すれば約1年の長期保存が可能
- 腐ると栗の変色・カビなどが見られる
- 茶色への変色はポリフェノールが原因で食べられることもあるのでよく見分けて
栗の甘露煮は日持ちするので、栗を大量消費したい時にもオススメです。作る時の瓶の消毒なども日持ちさせるコツになるので、しっかり下準備してから作ってみましょう。
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