クランベリーもアレルギーの可能性がある?要注意!遅延型食物アレルギーとは?

皆さんはクランベリーを食べたことがありますか?最近では輸入食品専門店でクランベリーのジュースやドライフルーツ、冷凍したものなどよく見るようになりました。ですがまだまだ日本人には馴染みがありませんよね。

そこで今回はクランベリーについて紹介していきます。さらにクランベリーが引き起こす可能性のある食物アレルギーについても紹介していますので是非最後までご覧ください!

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クランベリーとは?

クランベリーについて

科・属名 ツツジ科ヒノキ属
英語名 Cranberry
主な生産地 アメリカ合衆国
旬の時期 9月〜11月

クランベリーはアメリカ合衆国で主に生産されており、古くからアメリカの先住民に親しまれてきました。非常に栄養価が高くミネラル・マンガン・ビタミンC・食物繊維が豊富に含まれています。

実は非常に硬く強い酸味を持つため、95%のクランベリーがジュースやクランベリーソースの原料にされています。

クランベリーは酸味が強いので乾燥されているものでも基本的に甘味料が加えられています。

ラズベリーとの違いは?

ラズベリーとはキイチゴのことを言います。ラズベリーは輸入物には旬の時期はありませんが、国産のものですと6月から9月ごろまでが旬の時期と言われています。

ラズベリーの特徴である「酸味」や「香り」を活かす食べ方は、ラズベリーをそのまま食べることです。しかしその他にも、生のラズベリーの風味を活かした食べ方はたくさんあります。

効果・効能

クランベリーには豊富な栄養素が含まれています。

  • キナ酸
  • ポリフェノール(アントシアニン)
  • ビタミンE
  • ビタミンC
  • 食物繊維

などが含まれており、

  • むくみ解消
  • 尿路感染症の改善
  • 歯周病予防
  • 美肌効果
  • 生活習慣病の予防

など健康にも美容にも大変嬉しい効果に期待できます。

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クランベリーが引き起こすアレルギーとは?

クランベリーは主にアメリカで、ジュースやドレッシングなど様々な使用用途があるフルーツですが、かなり数は少ないもののアレルギーを引き起こしてしまう方もいるんです。次の項目からはクランベリーが引き起こす可能性のあるアレルギーについて紹介していきます。

クランベリーは食物アレルギーの可能性がある食材

クランベリーは比較的アレルギーを起こしにくい食品として言われていますが、その中でもアレルギーを起こしてしまう方もいるようです。

アレルギーは 「即時型食物アレルギー」と「遅延型食物アレルギー」の二つに分類されています。

一般的に食物アレルギーと言うと数時間以内にアレルギー反応が出る「即時型食物アレルギー」が知られています。即時型食物アレルギーの場合は、アレルギー反応起こす原因の食物を食べてからすぐにアレルギー反応がでるので特定がしやすいです。

一方で遅延型食物アレルギーはアレルギー反応が出るまで数時間から数日間と緩やかで、アレルギー源の特定が非常に難しいと言われています。

食物アレルギーとは?
食物アレルギーとは、特定の食べ物に含まれる「アレルゲン(アレルギーの原因となる物質。 ほとんどはたんぱく質)」に「免疫」機能が過剰に反応してしまい、体にさまざまな症状をおこすものです。人によってどの食品に反応しやすいかが異なり、特に幼少期は食物アレルギーが起きやすいといわれています。 「免疫」はもともと体に害となるものを排除する働きですが、それが過剰に反応してしまうと、逆に体の不調を引き起こしてしまうのです。

どんな症状が出る?

アレルギー

引用:miraizaidan.or.jp/allergy/anaphylaxis.html

このようにアレルギーで起こりうる症状というのは多岐に渡ります。幅広すぎるため特に遅延型食物アレルギーの場合は、そもそも自分の体調不良が食物によって引き起こされたものだということに気づかないことが多いのです。

特に小児期にアレルギー反応がよく見られます(全体の7%の子供にアレルギー反応が出ると言われています)。ある食べ物を食べてから子供にがずっと元気がないといった場合は、すぐに医療機関に相談したほうが良いでしょう。

アレルギー検査

アレルギー

現代は医療技術も進んでおり、食物アレルギーの検査は幅広い食物に対しての検査ができるようになっています。医療機関で相談すればすぐに検査をすることが可能です。一般的に検査できるのは即時型食物アレルギーの種類のみになっています。

遅延型食物アレルギーの幅広い検査をしたい場合は、即時型の食物アレルギーに比べ検査費用が高いので注意しましょう。

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アレルギーの診察は何科に行くと良いの?

アレルギーの影響を疑った場合は、何科に行けばいいのか分かりづらいですよね。基本的には症状に合わせた診療科の受診を行えばよいのですが、それぞれの特徴をお伝えしますね!

〇耳鼻科/耳鼻咽喉科

耳鼻咽喉科は、鼻、耳、のどを専門的に診る診療科です。食べ物を食べた後に「くしゃみ・鼻みず・鼻づまり」という鼻炎症状がとくに気になる場合は、耳鼻咽喉科を受診するのがおすすめです。症状を伝えると、基本的にアレルギーの検査を受けることができます。

小児科

子どものアレルギー症状、花粉症なら小児科で診てもらうのがベストです。薬の選び方や、対応の方法、緊急時の対応も大人と異なる場合が多いので、子どもの場合は専門医に診てもらいましょう。長く診てくれているかかりつけの小児科があるなら、まずそこに相談してみましょう。

内科

内科は15歳以上の人が対象で、「ケガの治療や手術などの外科的な治療が必要ない病気のほとんど」を診療します。内科、外科という言葉ななんとも分かりづらさがありますよね。体を切ったり縫ったりせずに治してくれそうだなぁと思ったら、内科でOKです。風邪や体内の不調の治療などが内科の領域ですが、アレルギーの一種である花粉症も範囲内なので、内科でアレルギー症や花粉症の治療を行っている人はたくさんいます。

眼科

眼科は目とその周辺のまぶた、目の筋肉、涙に関する器官を専門的に治療します。食物アレルギーで、「目」に異常が出てきた方は眼科での受診がおすすめです。例を挙げるとしたら「目のかゆみ、充血、流涙、目やに、まぶたの腫れなど」の症状がある場合ですね。アレルギーの処方薬でステロイド点眼薬を使用する場合は、眼圧が弱くなってしまうケースもあるようです。定期的に眼科に受診し眼圧検査をおこなってチェックしてもらいながら治療していくのが良いでしょう。

アレルギー科

あまり聞き馴染みのない診療科目ですが、「重篤な場合」はアレルギー科の受診がおすすめです。文字通りアレルギー性疾患を専門的に盛る診療科なので、アレルギー専門医が常駐しているのが特徴です。クリニックの名前に「~アレルギークリニック」とあったり、診療科目に「アレルギー科」と掲げているところの多くはアレルギー専門医が診療を行っています。アレルギーや花粉症に対する治療は、「診療ガイドライン」という、治療の流れややり方のルールブックがありますので、どの診療科でも大きく変わることはありませんが、症状が重い場合などは、アレルギー専門医がいるアレルギー科を受診するという選択もあります。

妊娠中でも食べられる?

クランベリーは、妊娠中にオススメの食材です!その理由には、クランベリーに豊富に含まれる“ビタミンC”“食物繊維のペクチン”があります。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?クランベリーは比較的アレルギーを起こしにくい食材として有名です。クランベリーに限らず食べ物を食べてから自分の体に起こる変化を注意して観察することが大事です。

この記事をまとめると

  • クランベリーはミネラルやビタミンなどが豊富に含まれたフルーツ!
  • 酸味が強く食べづらいのでジュースやソースなどに加工されることが多い!
  • 発生頻度は少ないがアレルギー反応を引き起こす可能性がある!

今回のように食品についての知識を幅広く紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非読んでみてくださいね!

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