クミンパウダー代用としてつかえるものは?クミンシードとは違うの?

香辛料、スパイス

クミンパウダーを料理に使ったことはありますか?今回は、

  • クミンシードとクミンパウダーの違い
  • クミンはどんな香りなの?
  • クミンの用途は?

についてご紹介させていただきます。「クミンパウダーを料理に使ってみたい!!」という方は、ぜひこちらの記事を読んで参考にしてみてください。

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クミンとは?

そもそも「クミン」とはどのようなものなのでしょうか?また、クミンシードと呼ばれるものとクミンパウダーと呼ばれるものの違いはなんなのでしょうか?以下に記載させていただきますのでよろしければ読んで参考にしてみてください。

クミンの特徴

クミンはセリ科クミン属に属する一年生草本で、高さは20cm~40cmほどの植物です。4月頃にピンク色や白色の花をつけて、5月頃には楕円形で白い毛に覆われた種子ができてきます。原産地は地中海沿岸東部が主ですが、現在ではイランやインド・ヨーロッパ諸国など世界各国で栽培されています。日本では「ウマゼリ」とも呼ばれており、国によって呼び方が異なります。クミンというとスパイスのイメージが強いですが、スパイスに使われるのは種子の部分です。料理の味つけや油で炒めて香りを出したりなどで使われます。インドだけでなくアフリカや東南アジア、北米・南米など世界各国でスパイスとしてよく使われています。現在ではスーパーなどでも購入することができますよ。

シードとパウダーの違い

クミンシードはクミンの種子のことを言います。一方クミンパウダーは、クミンシードを挽いて粉末状にしたもののことをいいます。サラサラとした粉末状なので、料理に使いやすいです。香りを強く出したいときにはクミンシードを使い、食材にクミンの風味をプラスしたいときにはクミンパウダーを使うと良いです。

どんな香り?

クミンは漢方薬のような食欲をそそる清涼感がある香りがします。カレー粉を嗅いでみた時に感じる独特な香りのメインの香りがクミンの香りと言われます。

どんなときにつかうの?

クミンは個性の強いスパイスですが、カレーをはじめとする煮込み料理や肉料理や野菜炒めなどのさまざまな料理に使うことができますし、パンの生地に練り込んだりして使うこともできます。

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クミンパウダーがない時の代用品は?

クミンはいろいろな料理に使えるスパイスであることがわかりましたね!しかし、クミンが常にお家にあるという方もなかなか少なですよね。そんなとき、クミンの代わりとして使えるスパイスを以下にご紹介させていただきます。

ナツメグ

ハンバーグなどに使われる「ナツメグ」はクミンの代用として使用することができます。ナツメグの特徴はほんのりとした甘い香りとほろ苦さで、加熱すると甘みが強くなります。そのため甘みが気になる場合にはにんにくや生姜などを一緒に使いましょう。

カレー粉

さまざまなスパイスが配合されたミックススパイスが「カレー粉」です。そのためクミンの代用としても使えますが、クミン以外のスパイスの風味もあるため、料理に使う際には少しずつ量を調整して使いましょう。

ガラムマサラ

「ガラムマサラ」もカレー粉代用数種類のスパイスが配合されたミックススパイスです。配合されるスパイスは商品によって異なりますが、基本的にはガラムマサラにはクミンが使われています。そのためクミンの代用として使うことも可能なのです。

キャラウェイシード

「キャラウェイシード」は、クミンと同じセリ科の植物で、クミンシードとよく見た目が似ています。キャラウェイシードは甘い清涼感のある香りが特徴ですので料理はもちろんお菓子にもよく使われるスパイスです。そのため甘みが気になるという方は、ナツメグと同様ににんにくや生姜などと一緒に使うと良いでしょう。

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クミンを使ったおすすめ料理

クミンがお家にない場合に代用として使うことができるスパイスがわかりましたね!それではここからは、「クミンを使ったおすすめ料理」をご紹介させていただきます。よろしければぜひ読んで試してみてください。

クミン炒め

まいたけなどのキノコ類をにんにくとクミンと一緒に炒める「クミン炒め」がおすすめです。クミンの香りをまとったまいたけがとってもおいしいです。クミンパウダーは調理の途中で加えることができるので、お好みに調節して使うと良いでしょう。レモンをキュッと絞レバお酒のおつまみにもぴったりですし、あっという間に完成するためもう一品欲しいときにもおすすめです。まいたけがお家になかったり、まいたけが苦手な場合にはエリンギやしいたけなどの他のきのこでもおいしく作ることができます。

スパイスカレー

インド料理では、クミンはスタータースパイスとしてもよく使われます。クミンを使うだけで普段のカレーライスが本格的な味わいになりますよ!

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まとめ

この記事をまとめると

  • クミンシードはクミンの種子のことを言い、クミンパウダーはクミンシードを挽いて粉末状にしたもののことをいう。サラサラとした粉末状なので、料理に使いやすいのがクミンパウダーだが、香りを強く出したいときにはクミンシードを使うと良い。
  • クミンは漢方薬のような食欲をそそる清涼感がある香りである。カレー粉を嗅いでみた時に感じる独特な香りのメインの香りがクミンの香りと言われている。
  • クミンは個性の強いスパイスで、カレーをはじめとする煮込み料理や肉料理や野菜炒めなどのさまざまな料理に使うことができる。また、パンの生地に練り込んだりして使うこともできる。