塩麹はそのまま食べることができる?おすすめの使い方を紹介

塩麹に含まれている酵素は、消化や吸収を促進したり、腸内環境を整える働きがあることが分かっており、近年では健康食品として注目されています。そのため、スーパーなどで見かける機会も増えたのではないでしょうか。

そんな塩麹ですが、意外と知られていないのが、その活用方法ではないでしょうか。「塩麹はそのまま食べれるの?」「塩麹の活用方法がよく分からない」このような疑問をお持ちの方は多いかと思います。

そこで今回の記事では、塩麹の活用方法や塩麹を使うメリットについて徹底解説します!

  • 塩麹はそのまま食べられる?
  • 塩麹をそのままかけて食べるならこれ!
  • 塩麹を使うメリット

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塩麹はそのまま食べられる?

塩麹は麹と塩、お水を混ぜて発酵させて作られます。実は塩麹は古くから日本で、食べられており、味噌を作るのが当たり前だったように、塩麹も作られていたのです。

塩麹は発酵食品であることがお分かりいただけたかと思います。では、塩麹はそのまま食べても大丈夫なのでしょうか?ここでは、塩麹の食べ方について解説をします。

そのまま食べてもOK

塩麹はそのまま食べても問題はありません。むしろ、塩麹はそのまま食べたほうがいいのです。

その理由は、塩麹に含まれる「プロテアーゼ」というタンパク質分解酵素が熱に弱いからです。一般的に、プロテアーゼは60℃以上の熱を加えると働きを失うと言われています。

MEMO
普段からタンパク質を多く摂取される方で消化が悪いなと感じている場合、塩麹をそのまま食べることで、体内のタンパク質の分解を促すことができますよ。

塩代わりにそのまま食材にかけることも可能

塩麹はそのまま食べることもできますが、塩辛いので塩の代わりに食材にかけて食べるのがオススメです。

塩よりも味がマイルドでとても美味しい

塩麹は塩に比べて強いコクを持ちつつ、マイルドな味わいで、とても美味しいですよ。イメージとしては、甘酒に近く、ほんのりとした甘みを感じることができます。

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塩麹をそのままかけて食べるならこれ!

では、具体的に塩麹はどのようにして料理に活用するのがいいのか?塩麹を使ったオススメのレシピをご紹介します。

豆腐にそのままのせて

塩麹と豆腐の相性は抜群で、サッパリとした味わいのため、食欲がないときでも食べやすいですよ。また、豆腐を塩麹に漬け込んで2~3日冷蔵庫で寝かすと、塩麹豆腐の完成です。チーズのようなクリーミーな味になってお酒のつまみにピッタリですよ。

納豆にそのままいれて

納豆と塩麹の発酵食品のコンビネーションは美味しいだけでなく、体にもとても良いですよ。

納豆に含まれるナットウキナーゼ(血液をサラサラにしてくれる成分)も塩麹に含まれるプロテアーゼ同様に、熱に弱いので、そのまま納豆に混ぜて食べるのがオススメです!

さつまいもバターにそのままのせて

さつまいもバターに塩麹を加えることで、甘いホクホクのさつまいもが甘酸っぱくなって病みつきの味になります。お子さんでも食べやすい味なので、おやつやお弁当のおかずにもピッタリのレシピです!

ドレッシングと混ぜて

塩麹は市販のドレッシングに混ぜても美味しくいただけます。また、オリーブオイル、レモン、お酢、ブラックペッパー、塩麹などを混ぜて、自家製でオリジナルの塩麹ドレッシングを作っても美味しいですよ。

ご飯にそのままのせもGOOD

熱々のご飯にそのまま塩麹をのせて食べてもすごく美味しいですよ。

【豆知識】

実はご飯を炊く際に、塩麹を混ぜることでお米のデンプンが分解されて甘みが増します。普段とは違った味わいのご飯を食べたい時は、ぜひ実践してみてください!

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塩麹を使うメリット

塩麹は体に良いと言われていますが、実際にどのようなメリットがあるのでしょうか?ここでは、塩麹を使うメリットについてご紹介します。

エネルギー代謝を促進

塩麹は、エネルギー代謝の促進をサポートしてくれます。これは塩麹に含まれる、ビタミンB1が関係しています。

ビタミンB1は人間が糖質をエネルギーに変換する際に、必要な栄養素です。つまり、ビタミンB1が不足すると、エネルギー代謝が上手く行われず、疲労感を感じやすくなります。塩麹を食べることで、このビタミンB1を摂取することが可能で、エネルギー代謝の促進をサポートしてくれるのです。

肌の健康予防

塩麹にはコウジ酸と言われる、美白有効成分が含まれます。興味深いことに、このコウジ酸は麹を扱う職人さんの手が白く滑らかであることから、発見されたと言われています。

コウジ酸は体内では、シワやシミの原因とされるメラニンの生成を抑制する働きがあり、紫外線対策にもなると言われています。

腸内環境の改善

塩麹に含まれる「乳酸菌」には、腸内環境を改善する働きがあります。腸内環境を整えることで、免疫力の向上や便秘改善に効果があります。

 しかし、ここで注意点があります。それは、塩麹に含まれる善玉菌は熱に弱い性質があるということです。なので、塩麹に含まれる乳酸菌を最大限に活かしたい場合は、塩麹を加熱せずにそのまま食べるのがオススメです! 

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まとめ

今回の記事では「塩麹はそのまま食べることができるのか?」について解説をしました。

最後にもう一度、本記事の要点を振り返っておきましょう。

この記事をまとめると

  • 塩麹はそのまま食べることができる
  • 塩麹は加熱するよりも、そのまま食べるほうが健康的効果は高い
  • 塩麹は健康に対して様々なメリットがある

塩麹は加熱して食べるよりも、そのまま食べるほうが体に良いということが、お分かりいただけかと思います。まだ塩麹を食べたことがない方は、ぜひ本記事でご紹介したレシピを参考に塩麹を食べてみてくださいね!