高カカオチョコレートの食べ過ぎで下痢・腹痛に?デメリット・1日何個?

meijiから販売されている「チョコレート効果」など、高カカオチョコレートは体に良いものとして食べられていますが、食べ過ぎると何か影響はあるのでしょうか?効果やデメリットについて着目しました。今回は、

  • 高カカオチョコレートとは?
  • 72%・86%・95%の各カロリー&糖質量
  • 食べ過ぎは体に悪い?
  • ポリフェノールの摂りすぎは危険?

これらのテーマについて紹介いたします。

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高カカオチョコレートとは?

“高カカオチョコレート”とは、カカオの含有量が多いチョコレートのことを言います。一般的なチョコレートのカカオ含有量は30〜40%ですが、高カカオチョコレートには70%以上含まれています。

70%という含有量は高カカオチョコレートの定義として定められており、カカオ含有率99%のチョコレートもあります。

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高カカオチョコレートを食べる効果・効能

高カカオチョコレートには、カカオ豆に含まれるポリフェノールが豊富に含まれています。脂肪抑制効果のあるテオブロミンなどが主な栄養素として含まれており、脂肪分は少ないのが特徴です。

高カカオチョコレートを食べる効果には、便秘解消、高血圧予防、アンチエイジング、ダイエット効果などがあります。

便秘解消

消化しにくいカカオ由来のたんぱく質「カカオプロテイン」が腸内まで届くため、整腸作用が期待できます。善玉菌を増やす働きもあるため、大腸がん予防にも効果的です。

高血圧予防

ポリフェノールには血圧の上昇を抑える働きがあるため、高血圧に効果的です。

アンチエイジング

ポリフェノールには強い抗酸化作用があり、体の老化の原因となる活性酸素を取り除く働きがあります。そのため、美肌効果などアンチエイジングに効果的です。

ダイエット

テオブロミンによる脂肪分解効果、そしてポリフェノールによる脂肪蓄積抑制効果により、ダイエット効果が期待できます。

高カカオチョコレートは毎日食べると太る?

高カカオチョコレートには体に良い様々な効果があることがわかりましたが、毎日食べ続けると太る原因となるのでしょうか?高カカオチョコレートの定義である、カカオ含有量70%以上のチョコレートのカロリーと糖質量について確認してみましょう。

高カカオチョコのカロリー&糖質
  • カカオ72%…226kcal / 糖質12.8g (40g)
  • カカオ86%…232kcal / 糖質8.0g (40g)
  • カカオ95%…248kcal / 糖質4.8g (40g)

今回は、meijiから販売されている「チョコレート効果」という商品のカロリーを比較してみました。40gで比べてみると、カロリーはカカオ含有量が高い方が高い数値、糖質に関しては高い方が低い数値となっています。

1日あたりの間食の摂取目安量は200kcalと言われているので、食べ過ぎなければ太る原因とはなりにくいです。

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1日何個までが目安?

meijiのチョコレート効果は個包装1袋あたり5.0gなので、5袋程度であれば全く問題ありません。チョコレートを毎日食べる場合、カカオ75%以上のものを1日に25g程度摂ると良いと言われています。

いつ食べるのが効果的?朝?夜?

チョコレートを食べるタイミングですが、体の代謝が良いのは日中なので 夜よりも朝や日中のおやつに食べると太りにくく 、効果的に栄養を摂ることができます。

高カカオチョコレートを食べ過ぎるとどうなる?

高カカオチョコレートは、食べ過ぎるといくつかデメリットもあります。食べ過ぎた時の副作用や影響について、確認してみましょう。

下痢・腹痛

カカオ豆には食物繊維が豊富に含まれているため、食べ過ぎると下痢や腹痛になることがあります。普段からお腹が弱い方は要注意です。

太る・肥満

高カカオチョコレートは適量であれば、ポリフェノールやカカオによる動脈硬化予防やアンチエイジング硬化などが効果が期待できますが、それなりに脂質を含んでいるため食べ過ぎると太る原因となります。

アレルギー

チョコの脂質で胃もたれや吐き気、体や口内の痒みといった症状が出ることがありますが、『カカオアレルギー』の可能性もあります。

カカオアレルギーの場合は、蕁麻疹や喉・口の痒みなどもあわせて発症することもあるので注意しましょう。詳しくは、下記記事で紹介しています。

糖尿病は?

高カカオチョコレートはカカオ含有量が多いほど苦味が強いので、“糖尿病にも効果的?”と言われることがあります。

ミルクチョコレートやホワイトチョコレートなど、カカオ含有量がそこまで高くないチョコレートよりは血糖値が上昇しにくいので、糖尿病リスクは低くなります。

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ポリフェノールは摂りすぎると危険?

高カカオチョコレートにはポリフェノールが豊富に含まれていますが、“ポリフェノールの摂りすぎは体に悪い?”と疑問に思う方もいるかもしれません。

ある研究結果によると、 食事から摂取するポリフェノール量が多い人ほど脂肪リスクが低くなる ことがわかっています。ポリフェノールはチョコレート以外にも、ワインや緑茶、ブルーベリーなどにも含まれています。積極的に摂取して良い成分なのです◎

妊娠中(妊婦)でもチョコは食べられる?

妊娠中の食事には食べても良いもの・控えた方が良いものがありますが、チョコは食べても良い食べ物です◎ しかし、食べる際は注意したいポイントがいくつかあります。

注意
  • 糖分の摂りすぎによる妊娠糖尿病に注意
  • 妊娠中にできやすい虫歯に注意

妊娠中への詳しい効果や注意点について、下記記事で紹介しています。あわせてチェックしてみてください。

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まとめ

この記事をまとめると

  • 高カカオチョコレートは食べ過ぎなければ太らないが、脂質は多く含まれる
  • 食べ過ぎると下痢や腹痛、吐き気、アレルギーの原因となることも
  • カカオが原因による『カカオアレルギー』が存在する
  • 1日あたりの摂取目安量は、カカオ75%以上を25gが効果的!

高カカオチョコレートにはポリフェノールやテオブロミンが多く含まれているため、毎日食べ続けることで様々な健康効果を期待することができます。ぜひお試しください♩

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