ポン菓子をにんじんに?なぜその形に?ポン菓子ってなに?どこ発祥?

突然ですが、みなさんは幼少のころに“ポン菓子”を食べたことはありますか?

年代によっては知らない方もいる“昔懐かしのポン菓子”は、年代や地域によって呼ばれ方も異なり「爆弾あられ」「ポップライス」「パン豆」などと呼ばれているんですよ。

今回は懐かしさを感じる方も多い“ぽん菓子”について注目していきます。

  • ポン菓子って一体なに??種類などもご紹介!
  • ポン菓子の代表的存在「にんじん」とは?にんじんにまつわる色んな説もお伝え!
  • ポン菓子にんじんは、何でできている?販売されている?
ポン菓子を知らない方でも、テレビなどで衝撃的な「ポン菓子機」を見たことがある方も多いのではないでしょうか?懐かしい気持ちになれること、間違いなしの内容です!

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ポン菓子とは?  

ポン菓子は“日本の昭和時代の象徴的なお菓子”といったイメージも強いお菓子ですが

発祥地はアメリカ
で、もともとはお菓子としてではなく穀物の研究中に偶然できたものと言われています。

穀類全般を膨張させたお菓子のこと

ポン菓子とは

米などの穀物を膨張させたお菓子
のことで、筒状の圧力釜に入れた米粒などを焦げないよう回しながら加熱し、一気に減圧することで米粒に含まれる水分が膨張・はじけ飛ばしたものです。

日本では、大正時代~昭和中期頃までは
定番の子供のお菓子
という存在で、ポン菓子の巡回業者もいました。

駄菓子屋に良く売っている

現在ではポン菓子の巡回業者を見る機会はほぼなく、袋に入ったポン菓子が一般的です。

現在でも

  • 駄菓子屋(昔のお菓子・駄菓子を販売しているお店)
  • スーパー
  • コンビ二

などで見かけることができます。

味付きのものと味がついていないものがある

一般的なポン菓子

粒が分離した状態の、ぱらぱらしたもの
を指しますが

  • 粒に水飴などをからめ、ステッィクバー状に固めたもの(おこし菓子)
  • チョコレートをコーティングしたもの(ライスチョコ、麦チョコ)
  • チョコレートの中に、細かく砕いたものを混ぜたもの(ライスクリスピー、ライスクリスプ)

なども

ポン菓子の1種
ということができます。

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ポン菓子でにんじん?  

“ポン菓子とにんじん?”と思われる方、“ポン菓子と言ったらにんじん!”と思われる方に分かれる「ポン菓子にんじん」問題にここからは迫っていきます。

昔からある「にんじん」はなぜできた?

よく知られる

にんじんのデザインパッケージに入ったポン菓子
は、にんじん菓子・ポン菓子にんじんなどと呼ばれ、昭和時代の子供に人気のお菓子でした。

製造会社によってパッケージデザインが異なるようで、

  • オレンジと緑を使用した、カラースケルトン袋に入ったもの
  • 人参との記載があり、円錐のような形状で赤・黄・緑のカラースケルトン袋に入ったもの
  • にんじんとの記載とうさぎのキャラクターがあり、オレンジと緑の袋に入ったもの

などが現在でも見かけることができるようです。

パッケージの形をそのまま名前にした説

「ポン菓子=にんじん」といった商品が誕生した理由には、有力な説が2つあるとされています。

その1つが

パッケージの形が、にんじんに似ていた
ためという説です。

どうして“にんじんのような形”をしていたかは、わかりません

  • ポン菓子の容量が少なく見えるのを防ぐため
  • 子供にとっては、長い形状なためたくさん入っているように見える
  • 個性的な形で目をひきやすい
  • 先端部分を食べる時に少し切って開封することで、散らばりにくく食べやすい

などが理由と多く言われているようです。

嫌いな野菜のにんじんを克服できるようにした説

もう一つの有力な説

子供が嫌いな野菜に挙げられる「にんじん」を好きになってもらう・克服できる
ようにするためという説があります。

にんじんは非常に栄養価が高く彩りの良さなどから食卓には欠かせない野菜の1つですが
品種改良前のにんじんは、青臭く苦手
といったお子さんが多かったそうです。

現在のにんじんは以前に比べると品種改良が重ねられ生でも美味しく食べられるようになりましたが、昔の子供たちの「にんじん嫌い」を克服してもらうためのアイディアでは?といった理由も多く言われているようです。

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ポン菓子にんじんは何でできている?  

ここからは「ポン菓子にんじん」は何でできているのか詳しくお伝えしていきましょう。

原材料は?

ポン菓子にんじんを製造するタカミ製菓の情報によると、主な原材料

  • 米(国産)
  • 砂糖
  • 水飴
  • 食塩 

との記載があります。

おいしいの?

ポン菓子にんじんを食べたことのある方のネット上での意見では、

  • 懐かしく、素朴な味わい
  • ほんのり甘味を感じられ、食べだすと止まらない
  • 上から開封すると、必ずこぼしてしまう
  • 現代っ子には、物足りない味わい?でも、下手なお菓子より良いのかも
  • おやつだけでなく、お茶受けにもぴったり

などの意見が見られました。

今はどこに売ってるの?

昔に比べるとポン菓子巡回業者なども無く、身近に販売されていないポン菓子ですが

  • 駄菓子屋
  • 昔のお菓子も取り扱う、お菓子総合販売店
  • スーパーの駄菓子コーナー
  • コンビニの駄菓子コーナー
  • ポン菓子にんじんを製造している会社のネット通販、駄菓子を取り扱うネット通販

などで購入することが可能です。是非、懐かしいと思われた方は探してみてくださいね。

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まとめ

この記事をまとめると

  • ポン菓子発祥地はアメリカで、もともとはお菓子としてではなく穀物の研究中に偶然できたもの
  • ポン菓子とは米などの穀物を膨張させたお菓子のことで、筒状の圧力釜に入れた米粒などを焦げないよう回しながら加熱し、一気に減圧することで米粒に含まれる水分が膨張・はじけ飛ばしたもの
  • 「ポン菓子=にんじん」といった商品が誕生した理由には、有力な説が2つあり、①パッケージがにんじんのような形だったため②にんじん嫌いの子供に、にんじんを克服してもらいたいためが有力

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