コーヒーで脱水症状が引き起こされるって本当?嘘?対処法は?

コーヒーは私たちの毎日を豊かにしてくれる飲み物ですが、コーヒーを飲むと脱水症状になるといった情報を聞いた事はありませんか?

では本当にコーヒーのような水分が含まれている飲み物を飲みながら脱水症状になってしまうのでしょうか。

今回の記事では、

  • コーヒーで脱水になることはあるの?
  • 脱水症状が引き起こされるのはなぜ?
  • 脱水になることはないという情報もある?
  • どっちが正しいか判断するには?
  • 脱水にならないための対処法

これらについて解説していきたいと思います。

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コーヒーを飲んでいるのに脱水になることはあるの?

皆さんはコーヒーを飲む時に、同じ量の水を飲みなさいと言われた経験はありませんか?一度は聞いたことがあると思いますがコーヒーを飲むことで脱水症状を引き起こしてしまうことがあります。

ではどうしてコーヒーのような飲み物を飲んでいるのに脱水症状になってしまうのでしょうか。

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カフェインによる利尿作用

カフェインの作用で利尿作用というものがあります。コーヒーを飲むとトイレに行く回数が増えますよね。カフェインを摂取すると、腎臓の血管が拡張し、血液のろ過量が増えます。ろ過されたものが尿になるため、トイレの回数が増えるのです。

あまりコーヒーを飲みすぎてしまうと、飲んだ以上に排出される量が多いので、コーヒー以外の飲み物による水分補給を怠ると脱水症状がでてしまうことがあるということです。

脱水症状はどんな症状がでるの?
自覚症状としては口の渇きや体のだるさ、立ちくらみなどを訴えることが多いとされています。他には皮膚や口唇、舌の乾燥、皮膚の弾力性低下、微熱などが起こります。 そのほかに食欲低下、脱力、意識障害、血圧低下、頻脈なども出現しやすいです。

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コーヒーを飲んでも脱水症状にはならない、という情報もある

コーヒーに含まれるカフェインには利尿作用があるということを伝えしましたが、利尿作用によって水分が体外に排出されて脱水症状になると言うのは実はありえないという研究結果もあります。

このようにコーヒーにおけるカフェインの研究というのはたくさんの研究機関が科学的な実験を行っています。

コーヒーの脱水症状に関するカリフォルニア大学の実験結果では、コーヒーを2杯飲むくらいでは脱水症状にならないと発表しています。これはなぜかと言うとコーヒーの大部分が水でできているため、カフェインを摂取したところでその数十倍以上の水分が全て排出されるとは考えにくいためです。

コーヒーを飲めば飲むほどそれだけ水分の量が補給されていきますので、補給したぶんだけ体外に排出されて、またコーヒーを飲むたびに水分補給ができているので脱水症状にはならないということです。

これがカリフォルニア大学の見解です。

他の研究結果でも同じような事が出ている

先ほどはカリフォルニア大学の研究の見解ですが、別の大学の研究でコーヒーを飲んでも体内の水分量が減ったりはしないということが研究で明らかになったということが分かっています。

それどころか毎日定期的にコーヒーを飲むことで、体がそれに慣れて流動性を保つようになるため水分の調節がしっかりとできるようになる。そのため血液の循環が良くなり代謝が上がる、というようなメリットを発表する研究機関もあります。

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コーヒーによる脱水症状がきになる場合の対処法

ではここまででコーヒーにおける脱水症状の有無について紹介してきました。脱水症状が出るという意見と、脱水症状は出ないという意見があったと思いますがやはりそれでも脱水症状になるリスクがあるのは怖い!という人も多いですよね。

そのような方の場合はコーヒーの合間にしっかりと水分補給をするという対処方が良いでしょう。コーヒー一杯に対して、それと同量のお水を飲むというような習慣づけをすれば脱水症状が起きることはありません。

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食品の情報は表裏がある

どんなもの?

ここまでの説明でわかって頂けたと思いますが、コーヒーのカフェイン一つでも体に悪いという情報だけでなく身体に良いという情報があります。

脱水症状になるという情報だけでなく脱水症状にならないところがメリットするあるという情報があるということが分かって頂けたと思います。

このように食品の情報というのは良い情報かと思いきや全く逆の意見を発表している情報などもあります。どちらを信じれば良いか不安になる方も多いと思いますが、このようなたくさんの情報がある中でしっかりとした情報を手に入れていく必要があります。

しっかりとした正しい情報を手に入れていくためにはどちらの情報もしっかりとキャッチして、ご自身で判断することです。判断を他の人に委ねてしまうと誤った情報を手にしてしまいがちです。かならずご自身で最終的には判断するようにしましょう。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、

この記事をまとめると

  • コーヒーで脱水症状が起きる理由はカフェインによる利尿作用が働くから
  • ある情報ではカフェインによる利尿作用で脱水症状は起きないという情報もある
  • どちらの情報も研究機関が出している情報だが、最終的な判断は自身で行うこと
  • 脱水症状が怖いならコーヒーと同じ量の水を飲む習慣付けをすればOK

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。 

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