酸っぱいキムチは下痢になる可能性が…?賞味期限切れには要注意!

キムチは白菜を発酵させて作る朝鮮の漬物です。市販のキムチも時間が経過すると酸味が増してきて酸っぱい味になりますよね。酸っぱいキムチも確かに美味しいですが、いったいいつまで食べることができるのでしょうか?

そこで今回は、キムチの発酵について詳しく紹介していきます。発酵と腐敗の見分け方は非常に難しく、食べても大丈夫なのか不安になりますよね。どうなったら食べることができないのか、詳しく知っておきましょう。

今回紹介していくテーマは、

  • キムチが酸っぱい原因は?
  • キムチが賞味期限切れになったらどうなる?
  • 腐ったキムチを食べるとどうなる?

これらのテーマで紹介していきます。是非最後までチェックしてくださいね。

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キムチが酸っぱい原因は?

先ほど、キムチは白菜を発酵させて作る漬物と紹介しましたが、そもそも酸味の原因はいったい何なのでしょうか?腐敗と発酵について詳しく知っておきましょう。

腐ったらどうなる?

そもそもキムチとは、白菜の表面やその他の使用される食材に付着している乳酸菌が発酵することによって作られる漬物です。発酵が進むことで調味料の成分などが乳酸菌により分解されていき、複雑な旨味を形成します。

発酵が進むことで、食べた際に酸味を感じるようになります。先ほど紹介した通り、発酵と腐敗を見分ける事はとても難しいです。

一般的には、臭いで酸味を感じる場合は腐っている可能性が高いと言われています。キムチというと唐辛子の風味が特徴ですよね。この香りが次第に強い酸味を感じる臭いに変化していきます。

もともと酸っぱいキムチも

実はキムチの味はメーカーや作り手によって様々で、含まれている乳酸菌量によっては初めから酸味を伴うキムチもあります。その場合は賞味期限が短めに設定されている場合もあり、食べる際は注意が必要です。

通常のキムチよりも発酵が速く、品質変化に注意が必要です。しかし開封した時から酸っぱいからといって、腐ってしまっているわけではないため安心して食べることができます。

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キムチが賞味期限切れになったらどうなる?

キムチには賞味期限が定められていますが、多くの場合は期限が切れても食べることができると言われています。次第に品質が変化してきますが、どのような変化が見られたら食べることを中止した方がよいのでしょうか?

見た目

キムチが腐ってしまうと、その他の食品同様表面にカビなどが見られるようになります。青や緑、黒などのカビが生えている場合は、毒性の強いカビですから食べないでください

その他に白いカビや、白い膜を張る場合もあります。これは乳酸菌が発酵していることにより発生するもので、取り除くことで食べることは可能と言われています。

ただし発酵が進んでいるため強い酸味を伴う場合があります。キムチ鍋や炒め物などの加熱調理で召し上がると美味しく食べられます。

キムチは発酵が進むことで酸味を伴う味わいに変化します。酸味を伴う程度でしたら食べることは可能ですが、その他の雑菌などが混じりこむことで腐敗した場合は食べられなくなります。

腐敗している場合、食べた時にアンモニアのような風味を感じるようになります。アルコールのような風味に感じる方もいるかもしれません。食べた際にこのような風味を感じた場合は腐敗している可能性が高いと言えます。

匂い

キムチが腐ると酸っぱさ以外にも異臭を感じるようになります。具体的にはアルコールのような風味、アンモニアのような風味を感じるようになります。これらの臭いを感じる場合は腐敗している可能性が高いため、廃棄しましょう。

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腐ったキムチを食べるとどうなる?

それではキムチが腐ってしまった場合はどのような症状がみられるのでしょうか?具体的な食中毒症状や、食中毒の原因などについて紹介していきます。

食中毒

腐敗した食品には、様々な食中毒菌が多く潜んでいます。間違って食べてしまえば、ご自身の体調によっては食中毒を引き起こす可能性が高いでしょう。

食中毒の症状は原因菌によって違いますが、腹痛や嘔吐、発熱や下痢といった様々な食中毒症状がみられるでしょう。多くの場合は7日以内に症状が見られますから、症状が見られた場合は速やかに医療機関に受診しましょう。

症状

食中毒の症状は付着した原因菌によって違います。

  • カンピロバクターによる食中毒:食肉から感染する場合が多く、下痢や腹痛、発熱などがみられる
  • サルモネラ属菌による食中毒:肉や卵に付着しており、発熱・頭痛・腹痛・下痢・嘔吐などの症状がみられる
  • ブドウ球菌による食中毒:ヒトの皮膚や手に付着している細菌で、吐き気・嘔吐・腹痛・下痢などの症状がみられる
  • 腸炎ビブリオによる食中毒:海水魚やイカやタコなどの甲殻類に付着しており、激しい腹痛・下痢・嘔吐・発熱などの症状がみられる。

このように、混入した細菌によって様々な症状が見られます。キムチの場合はブドウ球菌や腸炎ビブリオなどの細菌が混入する可能性が高いと言えます。上記のような症状が見られた場合は速やかに医療機関へ受診しましょう。

まとめ

今回は、酸っぱいキムチはどれくらいまで食べることが可能なのか詳しく紹介していきました。

この記事をまとめると

  • 発酵と腐敗を見分けることはとても難しい
  • 臭いにも酸っぱさを感じる場合は腐っている可能性もある
  • 食べた時にアンモニアのような風味がする場合は腐っている

いかがでしたか?キムチに酸味を感じ、食べるかどうか迷っている方は参考にしてみてください。

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