おでんは寒い時期に食べたくなるものですが、市販のおでんで有名なものに紀文があります。紀文のおでんは、どれくらい日持ちするのでしょうか?実は、鍋に入れたままのおでんは食中毒菌が発生しやすく、気づかずに食べると下痢や腹痛といった症状が出ることがあります。そこで今回は、
- 紀文のおでんの賞味期限
- 賞味期限切れはいつまで食べられる?
- 腐るとどうなる?保存方法
- 冷凍でき具材・できない具材
こちらのテーマについて紹介いたします。
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目次
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紀文のおでんの賞味期限はどのくらい?
おでんは作りすぎてしまったり、一度に食べきれないこともありますが、賞味期限はどのくらいなのでしょうか?紀文のおでんは、常温保存ができるもので、賞味期限は120日と非常に長いのが特徴です。開封して煮込んだおでんの日持ちは、冷蔵庫で2〜3日となります。
- 未開封‥120日(4ヶ月)
- 開封後‥2〜3日
煮たおでんの賞味期限は、2〜3日が目安となっています。冷蔵庫に入れて保存した際の日数ですが、冬場なら常温保存できることもありますが、夏場は腐りやすいので、常温保存は絶対にNGです。
賞味期限切れは食べられる?
おでんが賞味期限切れの場合、未開封であれば1週間ほど過ぎていても食べられることが多いです。開封後や手作りのおでんは傷みやすいので、期限切れは食べないようにしましょう。では、おでんは腐るとどんな状態になるのでしょうか?
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おでんは腐るとどうなる?
おでんには練り物・卵・さつま揚げなど様々な種類がありますが、腐るとこのような状態が見られます。
- 酸っぱい匂い・味がする
- 具材がどろどろ溶ける
- 汁に膜が張る
- 汁にとろみが出る
- 食べると舌がピリピリする
おでんは腐ると上記のような変化が見られます。特に卵が傷みやすく、変な匂いや酸っぱい味がすることも。できれば食べる前に気づきたいものですが、見た目の変化としては汁のとろみや具材が溶けるといったことがあります。
腐ったおでんで食中毒になる?
万が一腐ったおでんを食べてしまうと、腹痛・下痢・吐き気や嘔吐などの食中毒症状が出ることもあります。おでんによる食中毒の原因菌は『ウェルシュ菌』というもので、どこにでも発生します。
ウェルシュ菌は別名『給食菌』とも呼ばれており、空気がなく温かい場所を好みます。そのため、おでんの鍋をかきまぜることが対処法の一つでもあります。ウェルシュ菌は加熱で死滅しないので、調理中に繁殖させないことが大切です。
ウェルシュ菌の潜伏期間は6〜18時間ほどで、症状は2〜3日で治まることが多いです。
詳しくはこの記事をチェック!
おでんが腐る原因
おでんが腐る原因にはウェルシュ菌がありますが、菌がなくてもおでんは腐りやすい食べ物なんです!水分を多く含む大根やこんにゃく、細菌が入りやすいじゃが芋など、傷みやすい具材が多いのです。
また、ちくわぶやさつま揚げなどの練り物はタンパク質が多いので、細菌が繁殖しやすいです。冬場でも部屋が温かいと、どんどん菌が増殖して腐ってしまうので注意しましょう。
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おでんの正しい保存方法
おでんは腐りやすいものなので、余ったり作りすぎた分は冷蔵庫での保存が必須です。煮たおでんを常温で保存できる条件は、室内が10℃以下の場合に限ります。それほど涼しいことはなかなかないと思うので、食べない分は冷蔵庫に入れましょう。
- 粗熱を取る
- 清潔な密閉容器に入れる
また、菌が繁殖しやすい大根やこんにゃくは保存せず食べてしまうのもオススメです。水分量が多い具材は傷むのが早いので、数日保存する場合は要注意です。
おでんは冷凍保存できる?
おでんは具材によって冷凍できるものとできないものがあります。冷凍することで食感や味が変化してしまう具材はこちらです。
- 大根
- 卵
- こんにゃく
大根やこんにゃくは水分量が多いため、冷凍するとスカスカ食感になってしまいます。特にこんにゃくはスポンジのような変な食感になってしまいます。また、ゆで卵も冷凍に向いていません。これ以外の具材であれば冷凍保存が可能で、日持ちの目安は約1ヶ月となります。密閉容器に入れて冷凍しましょう。解凍方法には電子レンジや自然解凍があります。
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まとめ
この記事をまとめると
- 紀文のおでんの賞味期限は、未開封:120日
- 煮たもの:冷蔵庫で2〜3日!
- おでんは腐ると汁が濁ったり膜ができたり、とろみが出たりする
- 卵・大根・こんにゃくは冷凍保存に向かない!
おでんには細菌が繁殖しやすい具材が多く、冬場でも常温で放置していると腐ってしまうことがあります。必ず冷蔵庫に入れて美味しく保存しましょう。具材によっては冷凍の向き不向きがあるので注意してくださいね!
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