カスタードクリームの食中毒症状はどんなもの?腐るとどうなるの?

カスタードクリームといえば卵の深い味わいを持つとても甘くて美味しいクリームのことですよね。カスタードクリームといえばシュークリームの中に入っているイメージがありますが、実際のところもっと様々なスイーツに使われています。

カスタードクリームは非常にシンプルな材料で作ることができるので、家でも簡単に作ることができるのですが実はかなり傷みやすい食材なので保存する際には注意が必要になってきます。

今回の記事では、

  • カスタードクリームとはどのようなクリームなのか
  • カスタードクリームの材料
  • カスタードクリームの保存方法
  • カスタードクリームによる食中毒症状とは
  • 腐るとどうなってしまうのか 

これらについて解説していきたいと思います。

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カスタードクリームってどんなクリーム?

まずはカスタードクリームについて、基本の解説です。

カスタードクリームとは

カスタードクリームとは、おもに洋菓子に使われる、薄黄色でとろりとした甘いクリームのこと正式名称はフランス語で「クレームパティシエール」と言います。

これは「お菓子屋さんのクリーム」という意味の言葉で、カスタードクリームは洋菓子に一番多く使われるクリームなのです。

材料

実はカスタードクリームはとてもシンプルな材料で作ることができるクリームで、その材料はたったの4つ。ご家庭でも驚くほど簡単にできちゃうんです。

そのために用意するものは卵、牛乳、砂糖、小麦粉だけ一般的にカスタードクリームは、卵黄と砂糖を混ぜ、小麦粉を加え、温めた牛乳で伸ばしてとろみがつくまで加熱することでできあがります。

作り方は、混ぜる→とろみをつける→冷ますの簡単3ステップ。調理時間はおよそ15分、冷ますのにおよそ1時間かかります。これを聞くとなんとなくできそうな気がしてきませんか?

カスタードクリームを使う料理は?

主にシュークリームやクリームパン、ミルフィーユ、たい焼きにも使われていますね。その他にもタルト台に敷いたり、コロネなどに詰めることも。それでも作ったカスタードクリームが余ってしまったなら、他のものに活用してみましょう。

クリームにチョコレートを混ぜれば簡単にチョコレートカスタードになります。また紅茶やコーヒー、ストロベリーパウダーを混ぜてもおいしいです。これだけクリームの種類があれば、同じシュークリームを作ってもバリエーションに富んでいて、パーティー用のスイーツとしてもじゅうぶんです。

クリームの味が変わるだけで同じレシピでも違うものができあがって、何度でも楽むことができますよね。

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カスタードクリームは傷みやすい?

ここまでの説明で皆様もご理解いただけたと思いますが、カスタードクリームはかなり傷みやすい食材を多く使っていますので、あっという間に食べられなくなってしまいます。

次はカスタードクリームはどれくらい保存できるのかについて解説していきますね。

冷蔵保存した場合の保存期間

カスタードクリームを冷蔵で保存した場合は「1~2日」程度もつと言われています。ただしカスタードクリームを作る工程であったり卵などの材料の影響によっても若干前後しますので、基本的には保存せずに当日中に食べきる意識を持っておいた方が良いでしょう。

水滴が入ってしまうとそこから雑菌の繁殖が進んでしまうので、なるべくきれいな状態にして保存する意識を持っておきましょう。

冷凍保存した場合

カスタードクリームは冷凍保存することができます。冷凍保存をうまく使えば「3~4週間程度」保存することができるようになります。

冷凍保存するときも基本的には、先ほど紹介した冷蔵保存の方法と同じで大丈夫です。しっかりと空気を抜いた状態で冷凍保存ができる密閉容器に入れて保存するようにしましょう。

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傷んだカスタードクリームは危険?

カスタードクリームは冷蔵庫で保存したとしても1~2日程度しか持たない食材であることは分かって頂けたと思います。

傷んだカスタードクリームを食べてしまうと「食中毒の危険性」があります。カスタードクリームによって引き起こされる食中毒症状について見ていきましょう。

カスタードクリームで引き起こされる食中毒症状

もし傷んでしまったカスタードクリームを口にしてしまうと、以下のような症状が出る場合があります。

  • 腹痛
  • 下痢
  • 嘔吐
  • 発熱

基本的には胃の中の胃酸が、細菌を退治してくれるのですが、免疫力が下がっている時であったり、高齢者や小さな子供、妊娠中の方などの免疫力が低くなっている状態の方が食べてしまうと大きな食中毒症状を引き起こしてしまう可能性があります。

腐ったカスタードクリームはどうなるの?

次はカスタードクリームが腐るとどのような変化を引き起こすのかについて見ていきましょう。

  • カビが生える
  • 分離する
  • 鼻をつくような異臭がする
  • 食べた時に舌を刺すようなピリピリとした刺激を感じる
  • 黒や茶色に変色している

上記のような場合は細菌による腐敗がかなり進んでいる状態です。このような状態のカスタードクリームは絶対に食べないようにしましょう。

カスタードクリームは生地の中に使われていることが多いので、外側だけ見ても中身の状態を確認できません。もし期間がぎりぎりで食べられるかどうか確認したいのであれば、しっかりと中身のカスタードクリームを確認してから食べるようにしましょう。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、

この記事をまとめると

  • カスタードクリームはとても傷みやすい食材を多く使っている
  • 冷蔵庫に入れていたとしても1~2日で腐り始める
  • 腐ったカスタードクリームを食べてしまうと様々な食中毒症状が出てしまうリスクがある
  • カビが生えたり鼻につくような異臭がしていたら絶対に食べないようにしよう

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。 

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