焼き鳥や焼肉を注文する時に、カシラという部位が目に入ることがありませんか。あまり、聞き馴染みのないカシラという部位ですが、どこの部位に当てはまるのでしょうか。
カシラとは、どのような特徴をもった部位なのかを調べてみました!この記事では、
- カシラとは?
- カシラの味・食感
- カシラの美味しい食べ方
以上のテーマについて解説していきます。カシラとは、どこの部位に入るのかおすすめの食べ方なども合わせてご紹介するので、ぜひ最後まで読んでください。
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目次
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カシラとは?
では、焼肉のメニューでもある「カシラ」とは、どこの部位に入るのでしょうか。特徴やカロリーなどについて詳しくご紹介していくので、ぜひ知っておきましょう。
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カシラの部位は?
カシラの部位は、こめかみから頬にかけて当てはまります。コラーゲンやカルシウムが豊富に含まれており、低カロリーです。また、下処理を最低限行っておけば、色々な料理に使いやすいですよ。
ツラミとの違いは?
一方でツラミという部位は、頬の部分を指します。どちらも牛1頭から約1kg前後しかとれないため、希少なお肉です。筋肉質ですが、程よく脂がのっている赤身肉で女性にも嬉しいコラーゲンが含まれています。
また、歯応えも良く炒め物や煮込み料理にもぴったりの食材です。カシラとツラミは、同じ部位ですが頬部分のみの場合は「ツラミ」と呼びます。
カロリー(糖質・脂質)
カシラのカロリー・糖質・脂質は、こちらです。
- カロリー・・・140kca
- 糖質・・・0.2g
- 脂質・・・5.4g
以上のように、カロリーが低いだけでなく糖質や脂質も比較的少ないので、あっさりとした味わいを楽しみたい人におすすめです。
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カシラの味・食感
では、カシラはどのような味や食感でしょうか。
味の特徴
カシラの味は、淡白でサッパリした味が特徴です。そのため、クセがなく食べやすい部位です。旨みもしっかり感じられるため、どんな料理にも合わせやすいですよ。
食感の特徴
カシラは、こめかみから頬にかけての部位になるため、よく動かされます。そのため、筋肉があるため弾力感も強いです。一方で、動かされることが多い部位のため、筋肉量が多く固めの食感です。
カシラに似ている部位は?
カシラは、こめかみから頬にかけての部位ですが、細かく部位を分けられます。
部位 | 名称 |
舌 | タン |
耳 | ミミガー |
顔の皮 | チラガー |
こめかみ | コメカミ |
頬 | ツラミ |
部分ごとに分けていくと、味や食感も違いがあります。
どこで買える?
では、カシラはどこで購入できるのでしょうか。スーパーでは、見かけることが少ないカシラですが、実は精肉店などの専門店に行けば購入可能です。
また、どうしても自宅近くに精肉店がない時は、楽天やAmazonなどのネットショッピングで購入するのもおすすめです。
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カシラの美味しい食べ方
続いて、カシラの美味しい食べ方をご紹介します。淡白な味わいで、くせが少ないので基本的などんな料理なしでも美味しいです。
焼肉での美味しい焼き方
カシラの焼肉での美味しい焼き方は、温度などで変わってきます。焼肉で、カシラなどのお肉を柔らかい食感にするためには、中心温度が65℃を超えないようにしましょう。
65度以上は、肉汁が流出してしまい反対に固くなる可能性が高いです。肉汁が表面に薄く汁がでてきたくらいが、ひっくり返すベストタイミングと覚えておきましょう。
味付けは、濃厚さが欲しいときは甘口醤油などで、さっぱりさを楽しみたい時は塩につけるのがおすすめです。また、焼肉以外にも串焼きや炒め料理と相性が抜群です。お酒のおつまみにもなるため、是非購入した時は試してみてください。
煮込み料理に
カシラは、煮込み料理に使用するのもおすすめです。筋肉が集まっているため固さを感じやすいですが、煮込み料理の際に圧力鍋を使用するとカシラの食感が柔らかくなり、食べやすいです。
また、煮込み料理をする際は下処理を事前に行いましょう。
- かしら肉は塊のまま肉が浸るくらいの水を入れ火にかけます。
- 沸騰したら、茹で汁を捨てて肉を水でさっと流し食べやすい大きさに切りましょう。
- 圧力鍋に切ったカシラ肉・多めの水を入れて、沸騰したら8分ほどをかけましょう。
- そのまま常温になるまで冷まし、サランラップを乗せてさらに冷まします。
- 表面の脂はサランラップにくっつけて取れたら完成です。
ローストビーフに
また、カシラはローストビーフで食べると美味しいです。ローストビーフとは、牛肉を天火で焼いた料理です。蒸し焼きにして作られるため、柔らかい食感と旨みが凝縮された味わいが楽しめます。
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まとめ
今回の記事内容でご紹介したことをまとめますね。
この記事をまとめると
- 焼肉のカシラの部位は、こめかみから頬にかけて当てはまるお肉で、コラーゲンやカルシウムが豊富に入っている
- 一方で、似たような部位に「ツラミ」があるが、こちらは頬部分のみを指す部位である
- 焼肉のカシラは、カロリーが約140kcalと他の部位に比べて低い
- おすすめの食べ方は、焼肉だけでなく煮込み料理やローストビーフにするのもおすすめ
焼肉のカシラが、どのような部位であるのか詳しく知ることができましたか。ぜひ、カシラを食べるときは今回ご紹介したおすすめの食べ方も試してみてください。
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